『神様』を語るにはまったく足りないだろうが、『神様』ってのは本当に凄い存在だ。
なにせたった一週間で世界を創ったんだ。みんなから崇められて、頼られて、愛されている『神様』は、とても幸せななことだろう。
ならばそんな『神様』になることができるのならば、オレたち『人間』はなってもいいのだろうか。
イスラム教徒はまずそれを全否定するだろう。そしてイスラム教徒ではないが、オレも『神様』になろうとは思わない。
いや……違うな。オレには、『神様』になろうという考えや、『神様』を名乗ることさえもおこがましい。
だから、オレは『神様』じゃない。
精々、自分勝手な『人間』がお似合いなんだ。
*
『───え。次は、東京武偵高前』
少しノイズ混じりの運転手の声で意識を取り戻した。
寝起きにあくびはつきもののため、場所も選ばず両腕を上げながら出た間抜け声は、車内全域に響いてしまった。
寝ぼけ眼でぼんやりではあるが、周りの視線がイタイということはなんとなくわかった。
だからオレは、床に置いた荷物をさっさと手に取ると、逃げるようにしてバスから降りた。
「……ぁああ」
まだ寝足りなかったのか、またもや間抜け声を出してしまった。行き違う通行人がクスクスと笑い声を立てているが、今のオレにとってそんなことはどうでもよかった。
今考えていることは、少しでもいいから眠りたい。仮に金と昼寝が天秤にかけられたとしたら、間違いなく昼寝を選んでいるはずだ。
さて、ということで早く眠りに付くために今のオレは何をすべきか。
とりあえずはそう、武偵高へと向かおう。
歩き出して五分といったところか、ようやく校舎らしきものが見えた。これで少しは眠りに近づいたと思っていたが、どうやらオレの理想郷はまだ遠いらしい。
「どーなってんの?」
今オレには、二つの疑問が同時に振りかかっていた。
一つは、バラバラに砕け散った機材の残骸がいくつも転がっていること。原型を留めていないが、これは恐らくセグウェイと銃。サブマシンガンというやつだろう。朝から物騒なことだ。
それと二つ目だが、これに至ってはまったく意味がわからん。
「絶対絶対っ! 絶対風穴開けてやるんだからァァァ───!!」
一体全体、どうすればロリっ子がへたり込んで叫んでる状況が出来上がるんだ。
「ナニコレ?」
思わず、某テレビ番組のセリフを漏らしてしまった。
いやだって、事件現場付近にロリっ娘がへたり込んで叫んでるんだ。そりゃあ然とする。
というか、なに? ロリっ子一人とこの光景は異質過ぎるだろ。 アレか、あのロリっ娘は実は某戦闘民族だとか言うオチじゃないだろうな。いや、最近の女は色々と隠してるから、その可能性も無きにしにあらずかもしれない。
と、一人この状況を推理(脱線しているとは思うが)していると、先ほどまで獅子の咆哮の如く叫び続けていたロリっ子が、オレの存在に気づいたらしい。
ロリっ子はすぐに立ち上がると、
「ちょ、ちょっとそこの銀髪! あんた、今すぐこっちに来なさい!」
推理していたら、厄介ごとの塊のような存在に捕まってしまった。
逃げようかと思ったのだが、逃げると危険だと、そう身体から発せられる教えに従ったオレは、渋々ロリっ子の下へ行ってみた。
遠目からだったせいでどんな奴かわからなかったが、間近で見ると相当レベルの高い奴だった。
髪は淡いピンクをツインテールに結んでおり、赤と紫が混じりあったカメリアの瞳は、まるで宝石のような輝きを放っている。それに外国製の人形のような整った顔立ちとは、まさに美少女と呼ぶべきものだろう。
いつの間にか、眠気は消えていた。
「……へー」
「なによ、あたしのような美少女を見てその態度は」
いや、別に不満があるわけではない。オレはただ、生まれて初めて間近で見る美少女というものに少し感動を覚えていただけだ。
それよか、自分でいいますか。美少女って。
「で、オレをここに呼んだ理由はなにさ? 生憎とオレは、お前が思ってるようなおもしろい奴じゃないぞ」
「別におもしろさなんて追求してないわ。ただ、なんでここに“ローマ武偵高”の人間がいるのかって思っただけよ」
言いながら、オレの制服に目を向けるロリっ子。
オレの制服は、左胸に小さく白い六芒星が描かれている青いブレザーといった、日本ではまず馴染みのない珍しいものだ。
傍から見れば危ない宗教団体の人だと勘違いされても仕方がないのだが、なるほどさすが武偵高の生徒だ。よく知ってるな。
「元、だけどね。今日からはここの東京武偵高に転入することになったんだよ」
「ふーん、あたしと一緒ってわけ」
「なんだ、あんたも転入生だったのか」
「ええ、神崎・H・アリアよ。アリアでいいわ」
神崎・H・アリア……ああ、そうだ。たしか『
てか、もうちょっと筋骨隆々でワイルドな男子かと思ってたんだが、こんなチンチクリンな女子だったのね。正直驚いたわ。
「あんたは?」
「ん? ああ、オレは魅上シンジだ。魅上でもシンジでも君付けでも好きなように───」
「そう。じゃあシンジ」
いきなり呼び捨てですか。しかも他人が話してる最中にってどゆこと。
「あんた、なんでこの東京武偵高に転入してきたの?」
「……ローマ武偵高に嫌気がさしたから、かな」
「なに、イジメでも受けてたの?」
「まあ、そんなとこだ」
ふーん、と興味なさそうに鼻を鳴らすアリア。
そんなアリアに、今度はオレが問いかけた。
「じゃあ、アリアなんでここに転入してきたんだ?」
「そうねえ……ていうか、あんた仮にも武偵でしょ? 武偵なら……どうするかはわかるわよね?」
まるで好きな子をいじめるように、小悪魔的な笑みを浮かべながらアリアは詰め寄ってきた。
しかし推理、推理ねえ。それは無理ゲーってもんだぞアリア。オレはお前とついさっき出会ったばっかなんだ。むしろ何も知らないノーヒント状態で、お前が東京武偵高に来た理由が完答だった場合気味が悪いだろ。
……まあ、そうだな。
「やむを得ず仕方なく来た、て感じか?」
大体転入する理由なんてものは、両親の転勤くらいなものだろう。恐らくアリアの両親も、仕事の都合で東京まで来ないといけなくなって、アリアも当然それに付いていくわけだ。そして生まれ育った故郷と今まで仲の良かった友達ともさよならバイバイして、なれない東京生活に苦労している。こんなところじゃないかな。
と、オレの推理が的を射たのだろうか。アリアの口角が少し上がった。
「なかなかやるじゃない、シンジ。でも抽象的よ。もっと明確にしてみなさい」
「無茶言うなよ、ノーヒントでここまでやったんだから。それにいい線いってんだろ?」
「四割ほどは、ね。でも自信を持ちなさい。小さな成功は、やがて積重って大きな実力になるのよ」
自分と同い年の見た目は小学生にこうして評価されるのは、なんだかシュールな感じだ。だがこれでも二つな持ちというのだから驚きだ。
世界は不思議に満ちているとは、よく言ったものだな。
そんなことを思いながら不意に腕時計に目をやると、予定の時間が近づいていた。
「アリア、そろそろ職員室行かねーとまずくないか?」
「あんたは先に行ってて。あたしはちょっと、この残骸を調べてから行くから」
「そうか、じゃあまたあとで」
オレは右手を上げ、先に職員室へと向かおうとした。が、何かを思い出したのか。アリアが「待って」とオレを引き止めた。
「一つ訊き忘れてたわ。あんた、ローマ武偵高にいたのよね?」
その時だ。少し、嫌な予感がしていた。
それはこのロリっ子があの『双剣双銃』だということを知った時、薄々感じていたものだ。
同じヨーロッパにいたオレが『双剣双銃』を知っている。ということは、アリアもあの名を知っている可能性が……ある。
「……そうだけど?」
少し間を置いて返した。アリアはそんなオレの心情を知る由もなく、ただ探究心に従って、その名を口にした。
「ならあんた──『魔神』って知ってる?」
その言葉によって、オレは顔をしかめた。
恐らくさっきまでのおちゃらけたような雰囲気は一気に崩れ去り、鋭い目つきとなっているだろう。そんな目で、オレはアリアを黙視する。
先ほどまで獅子だったアリアが、今じゃその獅子に狙われる草食動物に変わっていた。
そんな草食動物に、オレは静かに口を開いた。
「……それは『神』か?」
「えっ?」
「それとも……『人か』?」
間髪入れずに二つの問いを、一方的に投げた。トーンが一つ、いや二つほど下がった声だった。オレの問いに、アリアが困惑した表情になる。
無理もない。なにせいきなり、『神』か『人』かと問われたのだ。困惑しない奴などいないだろう。
やがてアリアは冷静に、しかし震えた声で返した。
「た、多分……『神』の方、だと思うわ」
『神』。
信仰の対象にして、最も残酷なる存在。
この世の理を創造し、罪深き人間を創造した創造主。
絶対的であり、天上に君臨する支配者。
それが『神』であり、『人』がなるべきものではない。
また、顔がしかめるのがわかった。
そしてそんな顔のまま、オレは口を開いた。
「『神』なら知らない。……けど、『人』なら知ってる」
それだけだ。それだけを置いて行くと、オレは校舎へと歩いて行った。
*
よくよく考えてみれば、アリアもここに転入してきたのだ。だから当然、あんな別れ方をした後にこうして
そして本来ならば既に転入先の教室へ向かっているはずなのだが、どういうわけかオレの担任になる先生が来ない。
だからこうして、まるで別れた恋人同士が婚活パーティーで一緒になっているような、そんな気まずい空気になっている。
だが天はオレに味方をしているようだ。気まずい沈黙に耐え切れなかったのか、アリアが率先して話しかけてきた。
「……ねえ」
「なに?」
と、先ほどのことをなかったようにして振る舞う。が、この会話も多分の先ほどの続きだろう。
一つ、アリアは呼吸を置いた。そして意を決したように、口を開いた。
「さっきの……神は知らないけど人は知ってるって……どう言う意味よ?」
予想は当たっていた。オレはそれに、不本意だが普通に答える。
「そのまんまの意味だ。オレは知っている。けどそれは『人』のことだ。『神』は知らない」
「なるほど」と言って、アゴに手を当てて何かを考え出すアリア。
なんだ、ただの戦闘要員かと思ったが、そういう探偵な姿も様になるな。
「つまりあんたは、魔の神『魔神』じゃなくて、魔の人『魔人』の異名を持つ奴を知ってるってわけね」
「……まぁ、そういうことになる」
正確に言えば、オレは“魔神も知っている”。
だがそいつは、オレがこの世で最も憎んでいる奴のことだ。
だから、『魔神』という字を見るのも聞くのも、ましてや自分から口にするのにも虫酸が走る。
意地が悪いが、個人的な理由で嘘をつかせてもらったのだ。
「───で」
「あ?」
「誰なのよ。魔の人、『魔人』の異名を持つ奴ってのは」
「それを訊いてどうする?」
「別にどうもしないわ。ただ国を超えて名を馳せる武偵ってのは、どんな姿をしているのかなって思っただけ。単なる好奇心よ」
好奇心旺盛なのはいいことだと思う。さまざまな物事に目を光らせて、知識を豊かにしていくからだ。だが好奇心は猫をも殺すというのだから、知りすぎるというのは短所と言えるだろう。
アリアの場合は、どちらなんだろうか。武偵としての誇りにかけて好奇心に制御をかけるのか、一人の人間として好奇心に赴くままに墓を荒らすのか。
と、神崎・H・アリアという人間を考察している時だった。ドアがガラッ、と音を立てて開き、中からカーキ色の髪をした先生が現れた。
「ご、ごめんなさい二人とも。なかなか名簿が見当たらなくて、探してたら遅れちゃって……」
そう言ってペコペコ頭を下げる先生。
けど、こうも優しい先生がここにはいるのか。
実を言うと、武偵高の教師陣はまともな奴がいないのが基本とされているらしい。
元特殊部隊や元マフィアなどが混ざったものが教務科とされており、どこの武偵高にもそういった輩がいるとか。
実際ローマ武偵高でも、元アサシンや現役の狂科学者の先生がいた。
だからここは他校と比べるとかなり珍しい。だがこの先生に対しては、オレの一生の研究テーマとなりうる疑問が浮上した。
なんで武偵高にいるよ?
「去年の三学期に転入してきた神崎さんは一度あったことあると思うけど、改めて自己紹介するわね。あなたたち二人が今日から所属する二年A組の担任、高天原ゆとりです」
そう言って笑顔を向ける高天原先生。
てか、アリアと一緒か。知り合いが最初からいるとなると心強いのは心強いが、仲がついさっきひび割れた形になったばかりだからな。少なくとも今日は、あまり期待しないほうがよさそうだ。
しかし、やはりなんでこんな異常学校の教師になったのかわからん。
わかったら逆に怖い気もするが。
「これからA組に向かうけど、トイレとか大丈夫? あと最初に適当に自己紹介してもらうことになってるけど、気楽にやってくれていいからね」
えらく気を使ってくれる先生だった。いや、これが多分一般的な大人の対応なんだろう。オレの感覚が麻痺しているだけか。
高天原先生の申し出にオレは「大丈夫」と答える。アリアも同じだった。
「じゃあ、先生について来てくださいね」
*
数分後。オレたちは二年A組の教室、その入口に立っていた。
外からでも耳に入るほど賑やかな教室。よほど活発的な生徒たちが寄せ集められたのだろうか。
「じゃあ、ちょっと待っててね」
そう言って先生は中に入り、またオレとアリア二人だけになってしまった。
特に話すこともないので待っていたら、やはり沈黙に耐え切れなかったのか。アリアが口を開いた。
「……ねえ」
「ん?」
「なんで『まじん』の話をした時……あんな顔したの?」
「……それは、いつか話すよ」
どうやら、『双剣双銃』も人間みたいだ。好奇心の深煎りは抑えられなかったか。
ただまだ墓は荒らそうとはしないようだ。
そんな会話をしていると、ドア越しに先生の声が聞こえた。
「入ってくださーい」
いよいよか。まずはつかみどころの自己紹介でばっちりと決めないとな。
そんなことを考えながら、ドアを開いた。
一斉に降り注ぐ奇異なものを見る視線。だがそれも最初だけだ。これが終われば、オレも東京武偵高の生徒だ。少しくらいの我慢はしよう。
教壇に上ると、先生が「魅上シンジ君と神崎・H・アリアさんです」と軽めの紹介をした。
さて、どういう風に自己紹介をしようか。やはり好きなものを言うのが妥当か。それとも武偵高らしく、向こうで所属していた学科を言うのもありだろう。いや、ここはあえてフザケてとっつきやすくするのもいいかもしれない。
「先生、あたしアイツの隣に座りたい」
唐突なことだった。アリアは自己紹介を吹き飛ばしたのだ。ルールなど不要、私がルールだとも言わんばかりに。
教室の視線は一気に、最後列の右から四番目に座る黒髪の男子を指した、アリアに注がれる。
なるほどコイツは……色々とヤバイ奴らしい。
『えええええええええええ!?』
アリアの搭載した爆弾は教室に投下され、大爆発を起こした。賑やかな教室が、一気にうるさい教室へと早変わりした瞬間だった。
そんな中、ガタッと席を立って驚愕の声を張り上げる男子がいた。先ほどアリアに指された、不幸なる黒髪の男子だった。
「な、なんでだよ!?」
普通にしていたらイケメンな部類に入るのだろうが、今は訳がわからないといった顔をしている。
と、そんな黒髪に、今度は別の男子が立ち上がり声を上げた。どうやら黒髪の知り合いのようだ。
「よ、よかったなぁキンジィ! なんか知らんが、お前にも春が来たみたいだぞ! せんせえー! 俺転入生さんと席代わりますよ!」
某SF小説に出てくる主人公のような、ツンツン頭をした大柄な男子。こちらもそこそこカッコイイ部類に入るだろうか。
少なくとも、オレはいいと思う。
「あらあら、最近の子は積極的ね。じゃあ武藤君、お願いできるかしら」
武藤と呼ばれた大柄な男子は「ハイ」と言うと、空いている別席へと移った。さり際にキンジというアリアの的となった男子にすごい形相で睨まれていたが、まあ当然だろう。
それより、
「先生、なんで止めないんですか?」
「えっ? なんで止めちゃうの?」
前言撤回だ。この先生もまともじゃない。
まったく、オレの予定していた自己紹介プランがぶち壊しだ。この後の自己紹介とか、ハードル高すぎだろ。
と一人苦悩していると、アリアは教壇から降りた。そして自分が指したあのキンジという男子に近づくと、
「キンジ、これさっきのベルト」
今の状況を知って知らずか、アリアはキンジという男子にベルトを投げ渡した。
そのせいで、ガソリンを注がれた火はさらに燃え盛った。
なんで今渡したし。
あまりにも無知過ぎるアリアに、オレは呆れていた。
その時だった。
教室の中でも飛び抜けて目立つであろう金色の髪を、左右に結んだ童顔の女子が席を立ってはしゃいでいた。
「キー君がベルトをしていいのに、そのベルトをなんで転入生さんが持ってきたのか。コレ謎でしょ謎でしょ? でも理子にはわかっちゃった、推理できちゃった!!」
早いな。もうわかったのか? たったあれだけの情報と時間で。
なら、その推理とやらをじっくりと聞かせてもらおうじゃない。
オレは金髪の女子に期待を膨らませると、金髪の推理が始まった。
「キー君はベルトを取るナニかを転入生さんの部屋でしたの! そしてそれを転入生さんの部屋に忘れた! つまりそこから導き出される真実とは──二人は今、アッツーい恋愛の真っ只中なんだよおー!!」
アリアに続く第二の爆弾が落とされた瞬間であった。
その爆発はあっという間に全員を包み込むと、そこから新たなに罵声という名の焼夷弾を積んだ爆弾が投下され、二年A組は火の海となった。
しかしなるほど、確かにその推理には信憑性があるな。実際ベルトを取る行動にはトイレ、着替え、男児の営みのどれかに限る。
そしてなぜかしらベルトを、しかも異性が持ってきた。
つまりこれらの情報を整理すると、第三の回答が一番可能性があるということか。
凄い、こんな短時間でここまで推理できるなんて。あの女子は何者だ?
と、一人先ほどの見事な推理に心動かされていた時だ。
一発の銃声が響いた。
一瞬にして、騒がしかった教室は静まり返った。
銃声のした方を見てみると、白銀のベレッタを天井に向けたアリアが、顔を深紅にさせていた。
……ちょっと、おふざけが過ぎたみたいね。
銃まで取り出したアリアを見てさすがにヤバイと感じたのか、金髪の女子が苦笑いしながら静かに着席していった。
「れ、恋愛なんて……くっだらっない!」
全世界の恋する乙女を敵に回したアリア。だがそんなこと気にせず、彼女は言うのだった。
「覚えておきなさい! もし次そんなことを言う奴がいたら!」
後に神崎・H・アリアといえば、これが付きものだと思わせるセリフを。
「風穴開けるわよ!!」
タグにもあった通りヒロインはジャンヌを予定していますが、もしかすると変わるかもしれません。
ただそれが一途なものなのかハーレムものなのかも、まだ未定です。
毎週土曜日には更新を予定しておりますので、よろしくお願いします。