とにかくミホノブルボンとライスシャワーをイチャイチャさせたい 作:ナナなな
私は菊花賞で彼女、ライスシャワーに負けた。
世間では、無敗の三冠を阻止したとされ、彼女に対して批判的な意見が多かった。
私はもちろん悔しかった。
けれども、彼女は周りのブーイングに怯え、ビクビクと震えながら涙を流していた。
その後のウィニングライブでも客席からは悪口などがとびまわった。
そんな彼女を見て私はどう声をかけて良いのか分からなかった。
結局、その日はそのまま何も言えずに終わってしまった。
その後、私は足を負傷してしまい、しばらく走ることはできなくなった。
そんな中、ライスシャワーが春の天皇賞への出場を、拒否している事を、トウカイテイオーから聞き、説得に協力して欲しいと頼まれた。
私はもちろん、協力した。
この前に彼女に言えなかった気持ちを、伝えるために。
ライスシャワーはすぐに見つかった。
トウカイテイオーは彼女を何とか説得しようと、試みているが、彼女は自虐的になってしまい、なかなか説得は難しそうであった。
こんな時にマスターはこんなことを、言っていた気がする。
「四の五の言わずに走りなさい!」
いきなり、大声を出したので、ビクッと驚かせてしまった。
これは違う。
走ってもらいたいのは本心であるが、私の伝えたい事ではなかった。
「どうして!ブルボンさんは、ライスにそんなこと言うんですか!」
そう聞き返す、ライスシャワー。
(どうしよう…)
私は困惑した。
彼女になんと言ったら良いのか。
私は彼女のことをどう思っているのか。
答えは出ずに、私は混乱した。
静まり返ったこの空気を、どうにかしなくては…
そう焦った私は、とんでもない事を口走ってしまった。
「それは……私があなたのことが大好きだからです。」
言ってしまった。
「うんうん……え!?」
トウカイテイオーの驚いた声だけが響いていた。
「ブ、ブルボンさんは私のせいで、三冠を逃してしまって、悔しいんじゃないんですか!?」
オドオドしながらも、つよい口調でライスは言った。
「もちろん、私は三冠を逃してしまったことは、当然悔しかった。
けど、私に負ける悔しさを教えてくれたのは、ライス、あなたでしょう」
あの時に伝えられなかったことを、今度こそは、伝えることができた。
「そんなあなたは、私にとってヒーローではあり、私はそんなヒーローである、あなたが大好きです!」
思い切って、宣言した。
私はとても、清々しい思いをしていた。
「……ブルボンさんが、私のことが…す…き?」
ライスが赤面し動揺した表情で言った。かわいい。
「はい。私はあなたの事が、この世の誰よりも、愛しています。
本当に大好きです。ブツブツ………」
ただひたすら、ライスに愛を伝えた。
「ちょ、ちょっとストーープ!!ブ、ブルボンの気持ちはわかったから!ね? 今は春天の説得しなきゃ、ね?」
トウカイテイオーが止めに入り、春の天皇賞の話に戻した。
「とにかく、ライス、あなたは春の天皇賞に出なさい。私もできる限り、あなたのトレーニングを手伝いますから。
あなたに何か言う人がいるなら、私がそいつを潰します。」
「わ、分かりました。春の天皇賞、出てみます。あ、でも人は潰しちゃダメだよ」
ライスはそう言うと、スタスタと遠くへ行ってしまった。
その時のライスの顔は、夕陽のせいか、赤く見えた。
それから数日がたち、私はライスのトレーニングに付き添っていました。
ライスは休む間もなく、ひたすらに練習を重ねていきました。
そして、天皇賞当日。
私は観客席から、ライスの走りを見ていました。
結果は、マックィーンを抑えてのレコード勝ちを決めた。
私はすぐさまライスのもとへ、向かった。
「お疲れさまです。ライス」
「ブルボンさん、なんとか、勝ちました…うあぁ!?」
私はライスに抱きついた。
「ちょ、ちょっと!汗…かいてますから」
「気にしません」
しばらくし腕を解きライスと対面した。
「おめでとう、ライス」
「えへへ、ありがとうございます、ブルボンさん」
そう言うと、ライスは微笑んだ。かわいい。
「今回、勝てたのはブルボンさんのおかげです。
あの時、ブルボンさんがライスのこと好きって言ってくれたから、ここまで頑張れました。
ライスに走る意味を教えてくれて、本当にありがとうございました。
で、その…ね?」
ライスはモジモジしながら言った。
「ラ、ライス?」
「……あ、あのね、ライスもブルボンさんのこと…その、す、好き、大好きです!!」
赤面しながら、ライスは大声で言った。
私は倒れた。
アニメのこの辺の話、こうならないかなーとか、妄想して書いたので、ただただ、ミホノブルボンがぶっ飛んでる話になってしまいました。
ごめんなさい