とにかくミホノブルボンとライスシャワーをイチャイチャさせたい 作:ナナなな
ライスシャワーはぶかぶかの制服を着ている幼女に出会った。
「ブルボン…さん?」
その幼女は見覚えのある髪留めをしていた。
そう、ミホノブルボンが常につけている髪留めだった。
幼女は何も言わずに、ただこちらを見ているだけだった。
「やぁ、ライス君。いきなりで悪いが、この子の面倒を見ては貰えないだろうか?」
そこに現れたのはアグネスタキオンだった。
「……タキオンさん?ブルボンさんに何かしたんですか?」
ライスがそう言うとタキオンは何も書かれていない空き瓶を取りだした。
「この筋肉増強ドリンクを是非ブルボン君に、飲んで欲しくてね。まあ、失敗してしまったが。」
「治るんですか?」
「ああ、もちろんだとも。1日もすれば元に戻るだろう。
けれど、過度な運動は控えるように、頼めるかい?」
アグネスタキオンは申し訳なさそうな顔をしていた。
「わかりました、ライス、今日1日、この子の面倒を見ます。」
そうして、1日、ブルボンの世話をすることになった。
世話をすると言っても、何をしたら良いかわからなかった。
「ブルボン…ちゃん、何かしたいこと、あるかな?」
そう聞くと、幼ブルボンは首を傾げた。
「お姉ちゃん、だぁれ?」
どうやら記憶は引き継がれていないようだった。
「私はね…ライス、ライスシャワーっていうの。」
「らいしゅ、しゃわー?」
「うん、そうだよ。ブルボン…ちゃんは何かしたいことあるかな?」
ブルボンさんをちゃん付けで呼ぶのは、少し抵抗があった。
「あれ」
幼ブルボンはトレセン学園のトレーニングコースを指さした。
「え?ブルボンちゃん、走りたいの?」
幼ブルボンはコクっと首を縦に振った。
「で、でもさっき、タキオンさんが過度な運動はダメって言ってたから……他にやりたいことあるかな?」
ライスは優しい口調で言った。
幼ブルボンは、頬をプクッと膨らませ食堂の方へ指さした。どうやら、走れないことが不満なようだ。
「あ、お腹すいたの?じゃあ食堂に行こうか。」
そうして、幼ブルボンを連れて、食堂に向かった。
食堂はいつもと変わった所はなく、いつものメンツで食べているものや、よく食べる芦毛の人などがいた。
「ブルボンちゃんは、何か食べたいものある?」
そう言うと、幼ブルボンはライスの方に指さした。
「らいしゅ、とおなじやつ。」
「え!?こ、これ?」
こくりと頷く幼ブルボン。
ライスは既にカツ丼山盛り、野菜炒め山盛り、大きめの味噌汁をとっていた。
ライスは見た目によらず沢山食べるのであったが、この量は幼ブルボンには食べれないと思ったけど、既に幼ブルボンは注文をし、ライスと同じメニューを受け取っていた。
「…ブルボンちゃん、大丈夫?食べきれる?」
「だいじょうぶ」
そう言うと、スタスタとカウンター席の方に行ってしまった。
けれど心配は必要なかったようだ。幼ブルボンはそそくさと料理を口に運んでいた。
「ブルボンちゃん、ちょっとまってね。はい、もういいよ。」
ライスは幼ブルボンの口についた米粒を取ってあげた。
「ありがと、らいしゅ。」
「えへへ、どういたしまして。」
そんなこんなで、完食し、食堂を後にした。
幼ブルボンの服装は、元のブルボンのサイズと同じだったので、ライスの昔着ていた服を着せた。
学園内ではすることがないので、街に出てみることにした。
「あそこ、いきたい。」
幼ブルボンが指さした先には、ゲームセンターがあった。
「いいよ、じゃあ行こうか。」
ライスは優しく応え、足をゲームセンターに向けた。
何か、やりたいものある?と聞くと、クレーンゲームが、やりたいようだった。
「あれ、ほしい。」
幼ブルボンが指さしたのはライス人形だった。
「ほ、ほんとにいいの?」
「らいしゅ、ほしい。」
「わ、わかった。やってみるね。」
ライス自身は、あまりクレーンゲームをやった事がなかった。
けれど、幼ブルボンの期待の目を裏切ることは出来ないので、とりあえず頑張ってみることにした。
「よし!きた。」
上手くひっかけることができた。
しかも、もう一つ下に人形がくっついていた。
それは、ブルボン人形であった。
そして、2つの人形がとれた。
「えへへ、ふたつ取れたね。」
「こっち、らいしゅにあげる。」
そう言うと、幼ブルボンはブルボン人形を差し出した。
「え、いいの?」
こくりと頷く、幼ブルボン。
「えへへ、ありがとね、ブルボンちゃん。」
ライスはブルボン人形を受けとった。
帰る時にはもう既に夕方になっていた。
「そろそろ、帰ろうね。」
幼ブルボンが、「うん」と応え、寮に帰ることにした。
ブルボンの部屋に入り、ベッドに寝かせた。
疲れた様子で、ウトウトしていた。
「ブルボンちゃん。今日は楽しかった?」
「うん。らいしゅといっしょ、楽しかった。」
しばらくすると、幼ブルボンを寝かしつけた。
それにつられ、ライスも共に眠りについてしまった。
ライスが起きると、時間は既に0時0分をまわっていた。
そこには、ライスの古着が綺麗に畳まれていた。
「ライス、目を覚ましましたか。」
「ブ、ブルボンさん?」
「今日は、1日中、幼児化した私の世話をしてくれてありがとうございました。」
ブルボンの顔は赤面していた。
「そ、その、ライス?えーと、その、もう一度だけでいいですから、ブルボン…ちゃんと、呼んで貰えますか?」
そう言うと、ライスはこの世で1番、優しい顔をして、
「ブルボンちゃん」と呼んだ。
ブルボンはそのまま動かなくなってしまった。
完全に、欲望のままに書きました。
許してください。