津島善子・泣きぬれてひとり旅   作:新庄雄太郎

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最終章完成しました。


第8章 善子狙われる

「美味しいずら。」

 

と、花丸は毛ガニを食べていた。

 

「北海道へ行ったら毛ガニだよね。」

 

「結構、グルメなんだよな。」

 

「うん。」

 

「善子も食べようよ。」

 

「うん、とても美味しいわ。」

 

「この毛ガニは、焼いて食べたらおいしいのよ。」

 

と、聖良は言った。

 

「本当だ。」

 

そして、カニを食べた後は善子と理亜はオホーツク海へ向かった。

 

「ひゃー、凄いなぁ。」

 

「でしょ、冬になると流氷になるの。」

 

「私、北の海を見ると堕天使たくなりそうだわ。」

 

「さずか、善子ちゃんね。」

 

「理亜、善子じゃないヨハネ―。」

 

「そっか、ヨハネだったね。」

 

「やっと、見つけたな。」

 

と、謎の男がやってきた。

 

「だ、誰なのあんた。」

 

「えっ、あんたは金沢の時の。」

 

「そうさ、やっと覚えていてくれたな。」

 

「善子、怖いよ。」

 

「な、何なの、あなたは。」

 

「じゃあ、金沢の事件の犯人は。」

 

「そうさ、これ俺様だ。」

 

その頃、達仁と聖良と梨子と花丸は善子がいなくなった事に気付いた。

 

「あれ、善子ちゃんは。」

 

「そう言えば。」

 

「善子なら、理亜と一緒にオホーツクの海に行ったけど。」

 

「オホーツクか。」

 

「そう言えば、善子ちゃんは誰かに後を付けられていたって聞いたけど。」

 

と、聖良は言った。

 

「ああ、最近狙われているらしいんだ。」

 

「本当なの。」

 

「ああ。」

 

「恐らく善子と理亜が行った場所は。」

 

「そうか。」

 

「何か、分かったの?。」

 

「ああ。」

 

「善子がいる場所がな。」

 

「きっと、あそこだ。」

 

「言ってみようか。」

 

「ええ。」

 

達仁と梨子と聖良と花丸は、早速オホーツク海岸へ向かった。

 

善子が待ち受けていたのは、事件の口封じだった。

 

「やめてー、ヨハネを殺したら地獄へ突き落すわよ。」

 

「それは、こっちのセリフだ。」

 

男は、善子と理亜を殺すためにロープを持っていた。

 

「善子を狙っているのは君か。」

 

「誰だお前は、南 達仁探偵だ。」

 

「何、探偵。」

 

「そうか、やはり善子の後を付けてきたのか。」

 

「その通りさ。」

 

「アンタは、京都から寝台特急「日本海1号」に乗って連絡船に乗って函館へ行き、函館から特急「おおとり」に乗って網走へ向かった。」

 

「くそー、よくぞ見破ったな、お前も死んでやるぜ。」

 

「きゃあーっ!。」

 

と、聖良と梨子は悲鳴を上げた。

 

「これでもくらえずら!。」

 

と、花丸は雪を投げだ。

 

「キャッ、つめてぇー。」

 

「よーし、やっつけろ。」

 

と、達仁と梨子と聖良と理亜は男を捕まえ、縄を縛り上げた。

 

「く、くそー。」

 

「よっしゃー!、これで事件は解決だ。」

 

その後、警察が到着し、犯人の男・世良 雅俊51歳を逮捕した。

 

こうして、善子のひとり旅の事件はこうして解決した。




劇中の列車時刻は、昭和55年10月のダイヤを使用しています

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