ホロライブラバーズRTA(初投稿) 作:Shohei Hayase
「不知火フレア」さん>
「白銀ノエル」さん>
「宝鐘マリン」さん>
えー、こんにちは。
ショウヘイと申します。
では、前回の続きからやっていきたいと思います。
>ノエルを叩き起こしてから椅子に座らせ、正気に戻ったノエルと俺達は椅子を近づけて密談を始める。
>「さて、今回の派遣だが……ノエル、仕切ってくれ」
>「……正直、将平に全部任せたいんですけど」
>「現地裁量権を持ってるのはノエルだろ……国王への意見上申もお前がやるんだぞ?」
>「でも私、こういう少人数隠密作戦の指揮経験がなくて……学校でも軍略は赤ギリギリだったし……」
>ノエルの言うとおり、彼女の指揮能力は壊滅的……とまでは行かないが不得意で、むしろそういった事はマリンが最も得意としている。
>「船長が選ばれなかったのは、一応軍属から抜けたのが影響してると思いますし、将平で良いんじゃないですかねぇ?」
>「フレアは……」
>「いやー、私そういうの全然わかんないからパスで」
>せめてもの抵抗としてフレアに話を振るも素気なく流される。 ……確かに、個人が強すぎる為に連携をあまり取らないエルフに集団作戦を立案させるのは難しいだろう。
>「わかったよ。ただ、報告するのはノエルだし、最終決定は国王がやるんだからな……人数はどうする?」
>観念した俺は、渋々作戦の立案に取り掛かる。
>「先遣隊からは私が。問題なければあと数人は出すよ」
>「
>「騎士団からは4人、腕利きを連れていきます」
>「ってことは俺、マリン、ノエルと4人、フレアと……今8人か……チーム分けはどうする?」
>「捜索班に死刑囚が捕まっていないなら、お相手は結構向こうの風俗*1に詳しそうですね」
>「木の葉を隠すなら森の中、か……ノエル、死刑囚相手に遅れを取ると思うか?」
>「思わないけど……余裕は欲しいかな」
>「なら
>「相互連絡は先遣隊に任せて」
>「一人でどれくらいの面倒を見れる?」
>「広範囲に散らばることを考えると、2チームかな」
>「
>「11人だね、なら先遣隊から3人出すよ。人選に希望は?」
>「無い。だけど腕利きで頼むよ……ざっとこんな所か」
>「おお、一瞬で終わりましたね」
>「顔突き合わせれば終わるだろ、こんなの」
>「それじゃ終わらないから、世の中は面倒臭いんですよ……っと」
>マリンは勢いをつけて椅子から立ち上がり、ひらひらと手を振る。
>「大体決まったみたいですし、船長はちょっと『遠声』*2の所まで行ってきます。何かあったら王宮の三等宿舎まで来てください」
>「じゃあ私は先遣隊とこれからの予定を詰めるよ。私達は二等貴賓室*3に居るから、用事があったら侍従さんに取り次いで貰ってね」
>「了解した」
>フレアもそれに習って立ち上がり、二人は一緒に退出して行く。
>「ここはこう表現して……よし書けた」
>俺は紙にペンを滑らせ、国王への上申書を作り上げていく。筆記が終わったらノエルとその内容を再度確認し、書棚から封筒と蝋を引っ張り出す。
>「ノエル、印章は持ってるよな?」
>「えっと……はい!」
>腰のポーチから印璽を取り出したノエルを横目で見ながら、上申書を丁寧に封筒に包み、蝋を蝋燭で炙っていく。
>「封蝋の経験は?」
>「あー……無いです」
>「……貸せ」
>バツが悪そうに頰を掻くノエルから印璽を受け取り、蝋を封筒に垂らすと同時に素早く印璽を蝋に押しつける。
>「久し振りにやったが、まぁこんなもんか」
>「おぉ、上手ですね……久し振り?」
>「宮廷魔術師団は王宮直属の組織だ。俺の上にいるのは首席と宰相、それと国王。このクラスになると口頭で命が下るし、俺たちは一応貴族じゃないから、他の貴族に手紙も書かない」
>「文書主義が無いなんて、恐ろしいですねぇ……そこまで地位が高いのに、どうして現地裁量が私なんですか?」
>「……
>「あ……」
>自嘲気味に言うと、ノエルはそっと目をそらす。
>
>「しょうがないしょうがない……ほら、行ってきな、ノエル」
>「う、うん……ごめん!」
>ノエルは勢いよく謝ってから扉を開けて出ていった。
それを確認して、俺は椅子の背もたれに深く寄りかかる。
>(『ここから出ていけ、宮廷魔術師の面汚しが!』『卑しい男め、白銀に取り入ったか!』『お前のせいで、お前のせいで……! お前なんか、』)
>「……消えてしまえ、か」
>脳裏に響く罵詈雑言を振り払い、背もたれから体を起こす。
……ふと、手のひらに目を落とす。
この体を流れる赤い血が、ひどく鬱陶しく思えて、それでもその思考を振り切って、俺は扉の前に立つ。
>「……さて、何をしようか」
→ >食事を摂る
>遠征の準備をする
>鍛錬する
>フレアの所に行く
>マリンの所に行く
>ノエルを追いかける
漸く操作できるようになりました!
正直一生イベント進行かと思いました…… けど、このシナリオは一部除いて殆どが飛ばせないので……うん。仕方無いですね。
では、「鍛錬する」を選択して、簡単に能力の確認と洒落込みましょう。
>(武器を持たない人間が大多数とはいえ、向かうのは未知の領域だ。何が起きるかわからない)
>「王宮の3番訓練場が空いてたはずだ。そこに行こう」
>思考を纏め、俺は部屋を出て鍵を掛ける。しばらく歩くと、訓練場の前に辿り着いた。目の前に鎮座する鋼鉄の扉を、静かに押し開ける。
>「……よし、誰もいないな」
>これなら好きに暴れられそうだ、と俺は扉をくぐり、重装騎士達に踏み固められた土の床を爪先で軽くつつく。
さて、ステータスを確認してみましょう。
……ふむふむ。
レベルは開始時にしては少々高めですが、乱数の範疇ですね。流石は宮廷魔術師次席。
スキルはこんな感じです。
初期スキル
『魔道熟練』
『武道熟練』
『魔力放出』
獲得済スキル
『魔道練達/Ⅱ』
『雷魔術/Ⅴ』
『無魔術/Ⅴ』
『
『周囲の不理解』
『説明不足』
『才器錬達』
スキル内スキル
魔道練達
『魔力量増大Ⅱ』『
雷魔法
『サンダ・シュート』『エレキボール』『ニューロ・ブースト』『アーク・バースト』『ケラウノス・ボルテージ』
無魔法
『シュート』『ランス』『シールド』『ソナー』『テレパシー』
スキルの後ろのローマ字は熟練度です。
Ⅰが素人、Ⅱがまぁまぁ、Ⅲが普通、Ⅳが達人、Ⅴが天才、といった感じです。
……あれ?
なんか魔法の熟練度アホ高いんですけど。
(しばし画面を凝視する)
……あー、『才器練達』っていうスキルの効果ですね、コレ。凄いな魔術の天才じゃないですか主人公くん。
でも、その上にある2つのスキルの効果がヤバいですね。
何ですか「会話イベントを自発させる確率が減少」と「会話をする際、成功判定に著しいマイナス補正」って。
それぞれ『周囲の不理解』と『説明不足』の効果ですが、好感度管理が重要な今回のレギュレーションでこれは……なんで人脈系スキル持ってないんですかね主人公くん。
『人脈』、『誠実』といった基礎スキル系はともかく、『心配性』等の汎用スキルはかなり習得しやすい部類に入るのですが……まさかマイナス補正入ってる?
……これ難易度爆上がりでは?
今回のレギュレーションでは、ホロライブラバーズver.5の全キャラ32人の
病み状態では大体暴力を振るわれることになるので、病み状態で会話に失敗すると高確率で後ろから刺されます。
ダメ押しに主人公くんは会話の成功判定にマイナス補正がかかっています。
嗚呼電源ボタンに手が吸い寄せられる……
……
それでは今回はここまでとさせて頂きます。
また次回、お会いしましょう。