落ちこぼれ転生~2度目の人生頑張ります~ 作:白犬改めて白戌
前は白犬0525という名で活動していたのですがそちらのデータが全ぶっ飛んだのでならいっそ全てを新しくしました。前回の作品を未完成のままで終わらせてしまって申し訳ありません。ですが今回の作品は精一杯頑張っていきますので何卒よろしくお願いします。
「おめでとうございます。貴方は転生者に選ばれました」
目の前の女性は微笑みながら言った。
「あのもしかして僕…」
あまり聞きたくなかったが聞かざる得ないだろう。
「はい…残念ながら」
「あのもうひとつ質問なんですけど」
「はいなんでしょうか?」
「なぜ僕が選ばれたのですか?」
「それは…」
とても困った表情をしていた。それもそのはず、僕はなんの取り柄もないただの高校生。学業も普通、運動も普通なのだから。
だがそれでも、父と母と双子の妹の5人家族でなに不自由無く過ごしてきたのだ。
「無理に答えなくて大丈夫ですよ。なんとなく分かったんで」
「ご理解ありがとうございます。ですが選ばれた貴方にしか頼めないことがあります」
「頼みごと?」
「はい…この世界の魔王を倒して欲しいのです」
王道だー!!!え?こんな王道なことある!?
「ま、魔王を倒すなんて、僕には…」
「いいえ、貴方にしか出来ないことです」
圧をかけるかのように顔をぐっと近づける。
「い、いや…」
「………」
無言の厚が…
「は、はい…分かりました」
「貴方ならそう言ってくれると信じてました!」
「でも、本当に僕で大丈夫ですか?」
心配になって聞いてみるが
「大丈夫ですよ貴方は選ばれたのですから」
全然大丈夫な気がしない。
「分かりました、頑張ってみます。あっ」
「?」
そういえば気になることがあったから聞いてみよう。
「貴女は何者なんですか?」
「今それ気になりますか。…まあ答えますけどね。女神ですよ女神」
「ですよね。あ、あと」
「ま、まだなにか?」
「なんで顔を隠しているのかなって?」
「それはですね…」
「それは?」
「それは……見たら死ぬからです」
いきなりこわっ!見たら死ぬとかどういうこと!?
「まあ嘘ですけど。本当は恥ずかしいだけです」
「ビックリしましたよ!?なんでそんな冗談を!?」
「そんなことより行ってらっしゃい」
「え?行ってらっしゃいってどういうこと…」
「もう時間がないのです。なので行ってらっしゃい」
その瞬間、自分の足元がなくなりそのまま落下していった。
「あぁぁぁぁぁぁぁっ!……あ」
そのまま気を失ってしまった。
※
あれ生きてる?あんな高いところこら落ちたのに。
2度目の人生即終了かと思ってたけど、流石にそんなことはないようだ。
その前にさっきから動けないのだ。何か暖かいものに包まれている感じもする。目を開けようにも眩しくて開けられない。
それに周りから声が聞こえる。すごく気になるから早く目を開けないとっ!
やっとの思いで目を開けたがその光景は驚くべき光景だった。
周りの人が大きかったのだ。いや、自分が小さかったのだ。小さくなったというより赤ちゃんになっていた。
「会いたかったわ。''カナタ''」
「このローベルト家に相応しい男に育つのだぞ」
僕の2度目の人生は初めからのスタートとなった。
「おぎぁぁぁぁぁぁぁぁっ!《嘘ーーーー!!!!》」
「おぎぁおぎぁ?」
「なにをいってるのかわからないですね」
「おぎぁおぎぎぁ?」
「さあなんのことでしょう?」
「おぎぁおぎぁ!」
「そんなことより次回予告ですよ」
「次回、落ちこぼれ」
「おぎぁおぎぁ…」
「早く喋れるようになりたいですね」