鋼鉄のおじさん 作:木星おじさん
どうも、木星おじさんです。
リライズ放映から一年と良い頃合いなのと実は身内にしか裏話をしていないので備忘録の意味も含めてこの場を借りて纏めたいと思います。
まずはこの作品を書こうとしたきっかけはというと、そもそも大元の「00Pをご存知でない」を天澄氏が執筆するにあたり、木星おじさんがアイデアを提供をしたので、設定作ったし本人の許可もあったのでプロットだけでも書くか~っとなったのが主な理由です。
してててて、執筆するにあたって決めていた事がいくつかあります。
・GBNでの戦闘は極力しないこと
・リアルでの描写を入れること
以上二つが最初に決めていたことになります。その上で後々のキャラの話にも繋がるのですが、作品のテーマは「奇跡でも再起でもない話」。
原作のダイバーズ、リライズに加えてご存知でないの作品を見て、それらをミキシングしていったのがこの作品になります。
予定通りに行った部分もあれば初期のプロットには存在していない物がありますがキャラクターの話から。
・主人公
おじさん。昔からガンダムが好きなだけの人。
仲間と頂点を目指して奇跡を起こせる少年でもなければ、その裏で傷を負い仲間と再起する少年でもない。
しかし、これはチャンプに憧れた少年の裏の物語。
だから主人公はヒロトのでイフでオルタナティブであり、ヒロトではない少年。
そういう感じのコンセプトのキャラ。
最終的な到達点はご存知でないに記されているためゴールも分かりやすく決まっていたキャラ。
物語内でカラーバリエーションや細かい武装変更含めてGPDで四機、GBNも四機。合わせて八機も乗り回しているプレイヤーになっているのでジェリドよりも取っ替え引っ替えします。ほとんどクロスボーンな上に強化ばかりですが。
・ムラマサ
のだロリおじさん。初期のプロットには居なかったイレギュラー
このおじさんの出番は元は全てモヴの台詞だったりしたけど、これなら一人キャラ生成した方がやりやすな。で生まれたキャラ。
ELダイバーであるけどクロスボーンガンダムもネトゲも「向こうも人間、こっちも人間」なので、そういう雰囲気だけ出すのに留められる結果に。
主人公のGPD時代を知っているような事を言っていたのはGPDからGBNに移行する際にGPD内のミクスゴーストの戦闘データの絞りカスが形を成したELダイバーであり、ミクスゴーストのことも知っているから。
一応クロスボーンガンダムの要素があるキャラではあり、トビアにおけるテテニスでフォントにおけるベルみたいな存在。主人公に出会い物語の火付け役になる少女という配役だったりします。
当初は再会せずに消える展開もありかと思いましたがそれでは「悲劇」の側面が出てくるのでボツ。最終的にヒュッケバイン乗りになりました。
次に登場したガンプラの話。
・X2
主人公にとっては真の意味でファーストで二号機。
負けや失敗を繰り返し、チマチマ改造されて行きほぼ別機体にまで変化していきました。
ミクスゴーストという名はファントムから逆算した名。
定義としてはゴーストはとっくに死んだもの、身体が無い魂。
初戦で破壊され「X2」という体はとっくに死んでいて、いつかファントムに組み込まれ体すら無くなるが、残った魂はムラマサに引き継がれる。
故に
・ファントム
GBNにおけるファーストで二号機。
ファントムという英語は目に見えるが実体の無いモノ。先代のミクスゴーストから体を貰い、パッチワークとして新生しフルクロスに至り完成する機体。
フルクロスはGPD時代から使用したABCマントの切れ端を使用、機体各部もファントムというよりはクロスボーンガンダムに近い構造になっている。
新生されたこの機体にまだ物語はない。
・GPDで戦ったガンプラ達
F91はクロスボーンの前身として、ヴィダールとフラッグは仮面の男。姿を偽装した男達のMSとして、ヴァサーゴはゲテモノでカテゴリーFという心の歪んだ人間のMSとして。
あとは単純に機体特性がばらついてたからですね。はい。
・バニシングガンダム
ちゃんとしたMS的な何か。
ベースは黒の二号であり、カミーユのファーストであるMK-2をベースにした機体。
武装はシンプルな物に加えてT-LINKセイバーもといムラマサブラスターをシールドに格納している位でちょっとしたおまけでしかない。
リハビリで書いたら意外とすんなりといったので書きやすかったですね。
まぁ、しばらくスパロボ30やってるのでまた執筆は滞るでしょう。