恋姫無双〜覇王の弟〜   作:ホークス馬鹿

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30話です。

連続で投稿しました。

では、どうぞ。


30話

何進が暗殺され、董卓が実権を握っても、仕事がある事には変わらない。

 

純「んじゃあ、コイツから片付けるか。」

 

稟「純様。私も手伝います。」

 

純「助かる。」

 

そう言って、書類を開くと、

 

焔耶「お館、失礼します!」

 

と焔耶が純の部屋に入ってきたのであった。

 

純「どうした、焔耶。」

 

焔耶「あの3姉妹の事で相談があるのですが。」

 

純「分かった。後でこの部屋に連れて来い。」

 

焔耶「了解しました!」

 

そう言って、焔耶は部屋を後にしたのであった。

 

純「さてと、仕事と・・・」

 

その時、

 

風「失礼します~。」

 

今度は風が入ってきた。

 

純「風か。何の用だ?」

 

すると、

 

風「はい~。先程風が街で見つけた優秀な子を武官として推薦したいのですが~。」

 

純「ほお・・・。」

 

風「稟ちゃんも知ってる子ですよ~。なんたって、一緒に旅をしてたのですから~。」

 

稟「風、それってまさか・・・。」

 

風「はい~。稟ちゃんのお察しの通りですよ~。」

 

純「分かった。じゃあ、仕事が終わり次第、連れて来てくれ。」

 

風「了解です~。」

 

そう言って、風は部屋を後にした。

 

純「稟。風が推薦したい者は、それほど優秀なのか?」

 

稟「はい。私と風は、その者と共に旅をしていたのですが、普段は飄々としてて掴み所はないのですが、武芸は確かで、頭の回転も鋭かったです。私も是非純様に薦めたいです。」

 

純「そっか。お前と風がそう言うなら。」

 

稟「はい。」

 

そして、純は稟と一緒に書類を裁いたのであった。それからしばらくして、焔耶が3姉妹を連れて部屋に入ってきた。その内容は、舞台の説明と、彼女の事務所についての話しだったため、それに必要な費用について話し合い、3人に納得させて、3人はその場を後にした。そして、

 

純「焔耶。」

 

焔耶「はっ。」

 

純「近いうちに、大きな戦が起こるかもしれない。その日に備えて、訓練を徹底させろ。」

 

焔耶「はっ。承知致しました!」

 

そう言って、焔耶は部屋を後にしたのであった。そして、その入れ違いに風が入ってきた。その横には、蝶の羽の模様を浮かべた袖に白い服を着た少女がいた。

 

風「純様~。こちらが風が推薦したい子なのですよ~。」

 

純「うむ。初めまして、俺がこの苑州州牧の曹孟徳の弟である、曹子元だ。」

 

星「私は、姓は趙、名は雲、字を子龍と申す。此度は我が友である程昱殿の推挙と私自身の目を持って貴方を我が主として仕えたい。」

 

純「趙雲とやら、お前の気持ちは分かった。しかし、何故俺なのだ。他にも有力な勢力は多々ある。それに、もし我が軍に加わるなら、姉上に仕えるという選択もあるんだが。」

 

その問いに趙雲は、

 

星「・・・私は各地を旅し、我が槍を振るうに相応しい主を探していた。袁紹、袁術、孫策、公孫賛など・・・。だが、どの諸侯も私が槍を存分に振るえぬと思った。その時、ここにいる稟と風が仕官している曹操殿の弟である曹子元の噂を聞いて、旧友を深めようと思い、この陳留に訪ねてきた。そして、こうやって貴方の顔を見て思ったのです。我が槍を振るうに相応しいと。」

 

と答えたのであった。

 

純「・・・稟。」

 

稟「はっ。」

 

純「お前の言う通りだったな。」

 

稟「恐縮です。」

 

純「分かった。お前の任官を許そう。俺の真名は純だ。以後よろしく頼む。」

 

星「ありがとうございます。私の真名は星です。よろしく頼む、主。」

 

純「それで早速だが、姉上達にも紹介をしてもらうのだが、良いか?」

 

星「はっ。構いませぬ。」

 

純「うむ。ではついて来い。稟、風、少し外す。」

 

稟「はっ。」

 

風「はい~。」

 

そして、華琳達に星を紹介したのであった。その実力は確かであり、他の武官達はより一層鍛錬に気合を入れたのであった。

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