恋姫無双〜覇王の弟〜   作:ホークス馬鹿

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40話です。

投稿できました。

今回は稟がメインです。

では、どうぞ。


40話

稟は、資料を持って歩いていた。その時ふと中庭に目をやると、

 

純「・・・すぅ。」

 

純が、中庭の木の下で横になって眠っていた。稟が純を目で追ってしまったのは、ただ偶然そこにいたからではない。

 

稟(純様・・・。)

 

彼女は、彼の覇王の器を愛していたが、彼と接する時間が多くなるほど、彼の人柄を知りそして、愛したのであった。

 

 

 

 

 

純の部屋

 

 

 

 

純「さて、今日はどうすっかな・・・。」

 

この日の純は休暇を取っており、一日部屋で過ごすか、どこかに出かけるか、迷っていた。すると、

 

稟「純様。稟です。入っても宜しいですか?」

 

純「ちょっと待って。・・・良いぞ、入れ。」

 

扉が開き、稟が部屋に入った。

 

稟「失礼します。」

 

純「どうした稟?」

 

すると、

 

稟「えっと、純様。もし宜しければ今日、一緒に出かけませんか?」

 

稟は顔を赤らめながらそう言った。

 

純「え?俺と?」

 

稟「そうですが。」

 

純の一言に、稟はそう言って眼鏡のフレームを軽く上げ掛け直した。

 

純(稟って、あまり買い物とかしないからちょっとびっくりだな・・・。)

 

と思っていると、

 

稟「あの・・・、純、様?私とでは困るでしょうか?」

 

稟が俯きがちにしながら寂しそうな表情をした。

 

純「ううん、そんなわけないよ。行こう行こう。」

 

それを見た純は愛おしく思い稟の髪を撫で、頬に手を添えながらこっちに顔を向かせた。

 

稟「・・・はい。」

 

それに対し、稟は頬の手の上に掌を重ねて相好を崩して柔らかい笑みを浮かべたのであった。

 

純「それじゃあ、行こうか。」

 

稟「はい。」

 

そう言って、2人は互いに手を取り、腕を組みながら街に行ったのであった。そして、2人で買い物したり、商品を見たりなどして、充実した時間を過ごした。そして、2人は純の部屋にいた。

 

純「今日は楽しかったな。」

 

稟「はい。そうですね。」

 

純「明日もどっか行こうよ。」

 

すると、

 

稟「純様・・・、明日は仕事ですよ。」

 

稟は眼鏡のフレームを上げ、ジトッとした目で純を見た。

 

純「はは、冗談だよ。」

 

稟「全く・・・。」

 

そして、稟は純の前に座り、身を預けた。すると、『稟は自分のだ』と言うかのように腰に腕を回して強く抱き締め、稟の肩に顔を置いた。稟もそんな純を受け入れて、頭を撫で、耳に触れたりした。

 

純「そうだ。稟、お前に渡したい物があるんだ。」

 

そう言って、純は懐から髪飾りを1つ取り出した。その髪飾りには、椿の花に鈴がついていた。

 

稟「これは・・・。」

 

純「お前には、何度か助けて貰ってるからな。そのお礼。」

 

純は、少し恥ずかしそうに言った。

 

稟「はい。ありがとうございます。」

 

そう言って、稟は髪飾りを大事そうに胸に抱き締めたのだ。そして、髪飾りを付けて、

 

稟「どう・・・でしょうか?」

 

と純に尋ねた。

 

純「うん。とても似合ってる。買って良かった。」

 

と言った。それを聞いた稟は、純に抱き付き、胸に顔を埋めたのであった。

 

純「稟・・・。」

 

純は、稟の顔を上げ、口付けをした。稟は口付けを受け入れ、蕩けるような目をした。

 

稟「純様・・・んっ。」

 

すると、今度は稟が積極的に舌を入れたのだった。それを純は応じ、長い口付けをした。

しかし、長く口付けをかわしていたからか、流石の稟も苦しくなってきたのが分かった純は一旦離れようとするが、稟は離れないように更に密着し、背中に回してる腕を強く抱き締めたであった。まるで、離してしまったら終わると思っているかのように。そして、もっともっとと催促するかのように、稟は更に大胆な動きをした。

そして、2人は口付けを終えてからもしばらくの間、お互いを見つめ合った。

 

純「・・・稟。」

 

稟「はい・・・。」

 

そして、2人は1つになり、そのまま夜を過ごしたのであった。

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