恋姫無双〜覇王の弟〜   作:ホークス馬鹿

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53話です。

焔耶メインのお話です。

短くて、結構ぐちゃぐちゃな内容になっていますが、お許し下さい(土下座)

では、どうぞ。


53話

純「さてと、警邏に行くか・・・。」

 

純は今、警邏に出ようとしていた。その理由は、午前の仕事を一通り終え、たまにはと思い、街に出て警邏しようと思ったのだ。すると、

 

焔耶「お館、焔耶です。入っても宜しいですか?」

 

純「焔耶か。良いぞ、入れ。」

 

焔耶「失礼します!」

 

と言い、焔耶が部屋に入った。

 

純「悪いな、無理して警邏に付き合ってくれって言っちゃって。それにお前、午前は兵の調練だったろ?」

 

焔耶「いえ、とんでもありません。お館のご命令であれば、何なりと。」

 

純「ははっ、そうか。では、今日はよろしくな。」

 

焔耶「はっ!!」

 

そう言って、純と焔耶は共に警邏に出たのだった。

 

 

 

 

 

陳留・城下

 

 

 

 

 

町民A「あ、曹和様だー!!」

 

町民B「曹和様ー!!」

 

純と焔耶が一緒に街を出て暫くすると、町民達が皆純を見て、声をかけた。

 

町民C「曹和様、こんにちは。」

 

純「ああ、調子はどうだ?」

 

町民C「はい、今日も元気です!!」

 

純「そうか。でも、休むときはしっかり休めよ。」

 

町民C「はい!!お気遣い、ありがとうございます!!」

 

純がそう言うと、町民は嬉しそうな顔をし、去って行った。

 

焔耶「相変わらず慕われていますね。」

 

純「まあ、彼らとは長い付き合いだしな。彼ら無くして国は成り立たねーし、互いに助け合い、互いを信頼し合う。それが国なんじゃねーかな。」

 

焔耶「そのお心、敬服致します。」

 

純「はは。でも、お前も良くやっている。警備でも、よく警備兵を纏め、何かあった時はすぐに現場に駆けつけ、解決し、民を助けている。戦でも、臨機応変の策に通じて、よく兵を統率している。それにその場の状況や地形を見て考え、計略通りにやっている。この前の河北四州平定の時、壷関での戦でお前の助言がなければ平定に時間がかかった。感謝している。」

 

そう言って、純は焔耶の頭を撫でながら褒めた。

 

焔耶「い、いえ、私は大したことをしておりません。私の兵が頑張ったおかげです。」

 

と、焔耶は顔を真っ赤にしながらそう言った。その姿は、いつも凜々しく兵を纏め、その武勇を大いに振るう魏延将軍ではなく、魏延と言う一人の少女の姿であった。

 

純「そうか。では、これからも頼りにしているぞ。」

 

焔耶「はっ!!」

 

純「さて、もう良い時間だし、詰所に戻ろうか。」

 

焔耶「そうですね。では戻って報告を・・・」

 

すると、

 

??「純様ーっ!!」

 

後ろから、聞き慣れた声が聞こえて、純と焔耶は振り返った。

 

純「凪達か、お疲れ。」

 

凪「お疲れ様です、純様、焔耶。」

 

真桜「おつー、大将、焔耶。」

 

沙和「純様ー、焔耶ちゃーん、お疲れなのー!」

 

焔耶「凪はともかく、真桜と沙和はちゃんと警邏しただろうな?」

 

真桜「ちちちっ。分かっとらんなぁ、焔耶。凪がおるのに怠けるわけにはいかんやろ。」

 

沙和「なのー!」

 

焔耶「・・・はぁ。」

 

純「まぁ、真面目にやってるようだな。よし、これから詰所に戻って報告だろ。その後、一緒に飯食おうぜ。良いか、焔耶?」

 

焔耶「あ・・・、もちろんです。」

 

すると、焔耶の雰囲気が変わった。しかし、変わったのは焔耶だけではない。

 

凪「焔耶。今日は、純様と一緒に警邏を?」

 

焔耶「そうだ。お館からの頼みでな。」

 

凪も雰囲気が変わった。これには、

 

真桜「ああ、やっぱりこうなってもうたか・・・。」

 

沙和「なのー。凪ちゃんと焔耶ちゃん、基本は仲良いけど、どうしても譲れない物があるから仕方ないのー。」

 

真桜と沙和は苦笑しながら2人の様子を見ていた。純も、

 

純「・・・そうか。全く・・・。」

 

察したのか、その様子を真桜と沙和同様、苦笑しながら見ていた。

真桜と沙和の言う通り、生真面目で義理堅い所など、似通っている部分のあるこの2人の仲は決して悪くない。それどころか、むしろ良好と言っても良いくらいであった。・・・ただ、とある理由により、そこに純がいなければの場合に限るが。

 

焔耶「・・・凪。例えどんなことがあっても、お館の右に控えるのは私だぞ。」

 

凪「それは勝手にしてくれ。純様は左目を失っているため、私が控えるのは左で構わない。」

 

焔耶「っ!揚げ足を取ったな!」

 

凪「私は事実を述べたまでだっ!」

 

と、人の行き交う道のど真ん中で、焔耶と凪は互いに火花を散らしていたのだった。

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