恋姫無双〜覇王の弟〜   作:ホークス馬鹿

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56話です。

何か内容がぐちゃぐちゃですし、やり過ぎな気がしたな・・・。

読んでて不快に感じたら、ブラウザバックして下さい。

それでは、どうぞ。


56話

純の部屋

 

 

 

純「悪いな、手伝わせちゃって。」

 

栄華「良いんですの、お兄様。お兄様は、私達が遠征に出ている間に仕事全てを引き受けたのですから。」

 

柳琳「はい。これくらいは当然です。」

 

秋蘭「凪達は一部焔耶がやってるとは言え、栄華、私に柳琳・・・こちらは季衣と姉者の分か。軍師達の分を除けば、ほぼ全てではありませんか。」

 

栄華「流石に引き受けすぎではありませんの?」

 

純「しょーがねーだろ。俺も本当は遠征に出たかったが、姉上にこのような雑務をさせる訳にはいかねーしな。」

 

秋蘭「・・・そうですか。」

 

純「それに、この手の書類はまあ分かるしな。」

 

と純は述べた。純がやっている雑務を、ちょうど遠征から帰ってきた秋蘭と柳琳、そして栄華が純の部屋にやって来て、仕事を手伝っていた。

 

栄華「人不足の影響、ここに極まれりですわね・・・。遠征部隊は、翠さんと楼杏さんが加わったから何とかなりますけど・・・。」

 

純「本当だったら楼杏を残そうか迷ったんだけど、翠の事を考えたらな・・・。」

 

栄華「そうですわね・・・。」

 

柳琳「稟さんが、出自を問わない各地の人材の発掘に力を入れていると言っていましたから・・・、それが軌道に乗るまでの辛抱ですね。」

 

純「まあ、確かにあいつは各地を旅してたし、その辺のツテはあるだろうな。」

 

と純もそう言った。すると、

 

流琉「皆さん、お茶の用意が出来ましたよ。お仕事、少しお休みになっては如何ですか?」

 

栄華「あら流琉さん、気が利きますのね。」

 

流琉がお茶を持ってやって来た。

 

純「栄華、そっちの都市計画と予算案、おかしな所はあったか?後、張三姉妹の陳留と司隷での公演の件も。」

 

栄華「司隷の公演って・・・三人の都合、付きましたのね?」

 

純「まあ焔耶がやってくれたんだけどな。豫州公演が終わったから、次は河北四州か徐州だ・・・って所を無理矢理にな。姉上も司隷を優先するようにと言ってたしな。」

 

秋蘭「はい。終わりが見えたとは言え、河北四州は落ち着いていません。・・・民の燻りは都の方が大きいでしょうし、張三姉妹で発散させた方が良いでしょう。」

 

純「そうだな。」

 

秋蘭「しかし、まさか司隷まで加わるとは思いませんでした。今、司隷は誰が回っているのですか?」

 

純「香風が行っている。元々都の回りの賊退治もしてたし、土地勘があるからと。」

 

栄華「嬉しい悲鳴・・・と言いたい所ですけれど、それが本当の悲鳴になりそうで心配ですわ。」

 

その時、

 

流琉「・・・やっぱり凄いです、純様。」

 

と唐突に流琉が純を褒めたのだった。

 

柳琳「・・・どうしたの、流琉さん。」

 

流琉「いえ・・・純様は武人としての印象が強かったので、文官のやるお仕事もいとも簡単に裁いているのに驚いてしまいまして。なんだか、華琳様みたいです。」

 

純「・・・そんなことねーよ。」

 

流琉「いえ、そんなことあります。」

 

純「政で姉上と比べたら、俺なぞ足元にも及ばねーよ。」

 

栄華「けれど、そう思うのも仕方ありませんわ。お兄様は、お父上である曹嵩様ご存命の時から戦の事は全て任されておりましたから。」

 

秋蘭「ああ。それに純様は、文官にも丁寧に接しますからな。」

 

純「お前らな・・・。」

 

桂花「そうです。私は、華琳様と純様に仕える事が出来て、幸せです。」

 

純「桂花、やめろ。入ってきたからには、益州の件だろ?」

 

桂花「はい、そうです。」

 

秋蘭「益州か・・・。この所、向こうの偵察も増えているのだろう?」

 

桂花「ええ。間者からも、向こうも戦の準備をしてるって話が多いわね。」

 

桂花「益州全体でも、あの天の御遣いを筆頭に好戦派の意見が強いそうだし、あまり気乗りしていないのは関羽くらいではないかしら?彼女、話の分かる人だし。」

 

純「今日明日攻めてきてもおかしくねーな。ったく、姉上も大胆なことをするな。」

 

純「まあ、お前と風は、皆の遠征の予定を色々調整してくれてるけどな。」

 

桂花「はい。劉備や孫策に国境を越えられても、陳留に着くまでにこちらの戦力を集結できるようにしております。」

 

秋蘭「さて。では純様、私は柳琳とそろそろ出立の準備をしてきます。申し訳ありませんが・・・」

 

純「構わねーよ。十分助かった。すまんな、忙しい中。」

 

栄華「私はもう少し余裕がありますから、最後までお手伝いさせていただきますわ。・・・次は何をすれば宜しいのですか?」

 

流琉「でしたら、私もお手伝いします!」

 

純「ああ、だったら・・・」

 

そして、純達は残った仕事を片付けたのであった。

 

 

 

 

 

 

益州・諷陵

 

 

 

 

 

 

劉備「・・・はぁ。」

 

北郷「こんな所にいたか、桃香。」

 

劉備「ご主人様・・・!愛紗ちゃんと桔梗さん、どうだった?」

 

北郷「ああ。曹操と曹和からの返事、受け取ってきた。」

 

劉備「そっか・・・。愛紗ちゃんは?」

 

北郷「城内を探してる。後で来ると思うよ。」

 

諸葛亮「それと、桔梗さんをお送りした時に、劉璋様から改めて曹操さんと曹和さんの攻略の相談をされたのですが・・・。」

 

劉備「え、それはこの郡の太守を任された時、お断りするって言ったよ?もちろん、曹操さんと曹和さんが攻めてきたら防衛は引き受ける約束だけど・・・。」

 

諸葛亮「益州を守る為に必要な事だそうです。曹操と曹和相手にこちらの力を示すことが出来たなら、益州州牧の座は譲っても構わないと。」

 

劉備「それは・・・。」

 

北郷「俺は劉璋の意見に賛成だ。力を示すより、いっそのこと・・・」

 

桃香「ご、ご主人様・・・?」

 

北郷「俺の見る限り、今の曹操と曹和は周囲を守る兵は少ない。殺すには絶好の機会だ!」

 

劉備「ご、ご主人様!私が愛紗ちゃんを送ったとき、聞いてたよね?曹操さんと曹和さんの治めてる街がどれだけ平和か見てきて欲しいって。」

 

北郷「どうせあの2人が治めてる街は、圧政で怨嗟の声で満ち溢れてるに決まってる!!あの2人を殺せば、全ての人が救われるんだ!!」

 

諸葛亮「ご主人様!それでは、桃香様の理想とはかけ離れております!それに、曹操さんと曹和さんの治めてる街には善政を布いているとの情報はご主人様の耳に入っている筈!」

 

北郷「そんなの嘘っぱちだ!!」

 

諸葛亮「桃香様!私が思いますに、ご主人様の曹和さんへの恨みは明らかに度が過ぎています!私的な憎しみや妬みは、筋違いという物です!恨みを募らせ、抑えが効かなくなれば自らを傷つけることに!ご主人様が恨みや憎しみに駆られ天下の民を顧みないのを私は臨みません!これは愛紗さんも同じ事を思っているはずです!」

 

北郷「うるさい!!朱里、お前も愛紗と同じ事を思っていたのか!!お前や愛紗の言葉なんか信用できるか!!」

 

諸葛亮「ご主人様!!」

 

その時、

 

白蓮「やめろ、北郷!!」

 

北郷「白蓮・・・!!」

 

白蓮がやって来て、北郷を止めた。

 

白蓮「朱里の訴えは口が過ぎたが、お前の事を思って言ったんだぞ!!桃香もどうして北郷を止めなかったのだ!!」

 

劉備「そ、それは・・・!」

 

北郷「黙れ白蓮!!朱里は、俺に意見したんだぞ!!」

 

白蓮「北郷!!」

 

諸葛亮「良いんです、白蓮さん。」

 

白蓮「朱里・・・!」

 

劉備「・・・。」

 

北郷「桃香!!」

 

劉備「私は・・・」

 

そして、劉備はある命令を下したのであった。

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