恋姫無双〜覇王の弟〜   作:ホークス馬鹿

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60話です。

前から思っていましたが、この小説がここまで続くとは・・・。

僕自身驚いています・・・。

その割には、今回のお話は、かなりグダってる・・・。

で、では、どうぞ。


60話

純「ふっ!!」

 

劉備軍兵士A「ぐはっ!!」

 

焔耶「はあっ!!」

 

劉備軍兵士B「ぐふっ!!」

 

純「焔耶、まだまだ行けるな!!」

 

焔耶「当然です!!」

 

純「よし!!お前ら!!お前らの怒りはこの程度か!!まだまだ力はあるはずだ!!今までの分全てを、奴らにぶつけろ!!容赦はするな!!」

 

純の発破に

 

曹和軍兵士「「「おおーっ!!」」」

 

曹和隊は更に勢いを増し、劉備軍を屠っていった。

 

関羽「く・・・っ。これが曹和殿の子飼いの兵の実力か!守りも強かったが、攻めに転じたら更に強い!奇襲が成功したのも納得だ!これに主力が加わったため、面倒になった!」

 

その様子を見た関羽は、悔しさに顔を歪ませた。

 

霞「関羽ぅぅぅっ!見つけたでぇっ!」

 

その時、関羽の目の前に霞が現れた。

 

関羽「貴様・・・張遼っ!」

 

霞「応!戦場で会うんは久し振りやし、忙しいとこスマンけど、一戦お相手願おうかっ!」

 

そう言って、霞は関羽に攻撃した。

 

関羽「くぅっ!」

 

霞「どや・・・っ!飛龍圓月刀の一撃・・・っ!」

 

関羽「相変わらずやるな・・・!だが、今はお前を相手にしている暇は無いのだ!」

 

霞「そう言わんと、もっとちゃんと相手してぇな!せやないと、ウチかて本気出せへんやろ!」

 

そう言って、霞は関羽に更に猛攻を仕掛けた。

 

関羽「・・・ぐっ!この一撃の重さ・・・武器を変えたか。」

 

これには、関羽も以前戦った時との違いに気付いた。

 

霞「おお、分かるか!流石やなあ・・・。ま、ちっと前と変わってもうたんやけどな。ほら、ここのトゲトゲんとこ・・・。」

 

関羽「・・・そ、そうなのか。」

 

関羽(よく分からん・・・。)

 

霞「けど感じた通り、切れ味も強度も、前とは比べものにならへんで・・・!いざ、尋常に・・・」

 

と構えたのだが、

 

霞「・・・と言いたいトコなんやけど、やっぱ止めるわ。」

 

関羽「・・・はっ?」

 

霞「そないな迷いのある武と戦うても、なーんもおもろくないねん。ほら、撤退せえ。」

 

そう言い、霞は得物を下ろした。

 

関羽「・・・全軍、撤退せよっ!!」

 

そして、関羽は撤退を始めたのだった。

 

香風「はああああっ!!」

 

星「せやあーっ!!」

 

香風と星も、大暴れしていた。

 

香風「・・・星、やっぱり凄い。」

 

星「香風も相変わらずだな。また腕を上げたな?」

 

香風「うん、頑張ってる。褒めて。」

 

秋蘭「香風と星が敵を抑えている間に、何としてもここを抜くぞ!槍隊、弓隊の斉射が終わり次第、前進!弓隊、撃てーっ!」

 

劉備軍武将A「うわーっ、何て強さだ!!退け!!退けーっ!!」

 

華琳達の援軍で形勢が逆転し、劉備軍は大敗を喫したのだった。

 

 

 

 

 

劉備軍本陣

 

 

 

 

張飛「雛里!右翼と左翼はもう退がったのだ!殿は、愛紗が任せろって!」

 

鳳統「分かりました。鈴々ちゃんはこのまま、本陣の援護をお願いします!」

 

張飛「うぅ・・・春巻頭と怖いお姉ちゃんとの決着が付けられなかったのは残念だけど、しょうが無いのだ・・・。分かったのだ。」

 

そう言って、張飛はその場を後にした。

 

劉備「どうして!?どうしてこうなるの!?何で、私達は勝てないの!?私達が正しいのに!!」

 

北郷「何でなんだ!?正義は俺達の筈なのに・・・!?何で!?俺は何も悪くない!!悪いのは全て曹和なのに!!」

 

この時劉備と北郷は、揃って現実から目を背け、自身の過ちに目を向けなかったのだった。

 

 

 

 

出城

 

 

 

 

華琳「純!良くやってくれたわ!」

 

純「ありがたきお言葉。しかし、それらは全て俺の部下の働きのおかげです。あいつらを労って下さい。」

 

華琳「分かったわ。後で彼らにも労っておくわね。」

 

純「はっ!感謝します!」

 

華琳「やれやれ・・・ようやく一息ね。」

 

純「そうですね・・・。姉上、とりあえず城内は、凪と喜雨達に任せ、追撃はやりたい者が自分から言ってくると思うのでそれらに任せようと思います。」

 

華琳「ふふっ、良いわよそれで。」

 

純「ありがとうございます。しかし、稟のおかげにしては予想以上に早かったですね。」

 

華琳「それには訳があるわ。けどそれは、皆が集まってから話すわ。」

 

純「承知しました。」

 

華琳「特に秋蘭は、あなたのことを一番心配していたから、可愛がってあげなさい。」

 

純「分かりました。・・・ふぅ。」

 

華琳「久し振りに疲れた顔してるわね。」

 

純「まあ、さすがに今回は疲れましたね。」

 

そう言って、純はその場に座り、城壁に背を預けた。

 

華琳「・・・そう。」

 

すると、

 

華琳「・・・。」

 

純「姉上・・・?」

 

華琳は純の頭を優しく撫でたのだった。

 

華琳「本当にありがとう。おかげで、私はまたあなたに救われたわ。」

 

純「いえ、俺は大したことは・・・。」

 

華琳「それでもよ。本当にありがとう。」

 

純「・・・。」

 

そのまま、純は暫く華琳に頭を撫でられていた。

そして、主だった者が皆やって来た。まず、

 

秋蘭「純様ーっ!!」

 

純「うおっ!?秋蘭!?」

 

秋蘭が、純に飛び付いた。

 

秋蘭「本当に、本当にご無事で何よりです!!」

 

そう言って、秋蘭は純をきつく抱き締めた。

 

純「心配掛けたな・・・。」

 

そう言って、純は秋蘭の頭を優しく撫でた。

 

春蘭「じゅんざまー!!よぐぞごぶじでー!!」

 

純「はは!!泣くなよ、春蘭。」

 

桂花「純様、ご無事で何よりです。」

 

純「桂花も、よく姉上を支えたな。春蘭も。」

 

桂花「はっ!」

 

春蘭「ずずっ、はいっ!!」

 

純「それで姉上、皆とどうやって合流したのですか?霞と稟に至っては、幽州まで行っていた筈では?」

 

華琳「それはね、燈が事前に手紙を出してたのよ。ごく近いうちに州境は間違いなく破られるとね。」

 

純「へえ、燈が。」

 

燈「はい、私がやりました。」

 

純「つまり、この場にいる全員・・・」

 

華琳「ふふっ、そういうことよ。」

 

純「そうですか・・・。それより秋蘭、一旦離れな。」

 

純がそう言うと、秋蘭は一層強く抱き付き、胸に顔を押しつけて首を横に振った。

 

純「お、おい、秋蘭。」

 

華琳「もう少しそのままでいさせておきなさい。あなたのこと、本当に心配してたんだから。」

 

純「・・・はっ。」

 

純「しかし、結論から言わせていただくと、皆命令違反と言うことですね。」

 

華琳「ええ、そういうことよ。けど、皆をどうするかは、あなたに任せるわ。」

 

純「俺がですか?」

 

華琳「ええ。軍の全権はあなたが握ってるもの。私が口を出す事では無いわ。」

 

純「分かりました。ならこの件は、今まで以上に働いて貰う事で償って貰うぞ。もちろん燈、お前も含めてな。」

 

燈「寛大なるご処置、感謝致しますわ。」

 

春蘭「ありがとうございます!ですが私にとって、純様のご無事が何にも勝る恩賞です!」

 

星「それで主、追撃部隊はどうしましょう。何名か、名乗り出ている者がいるのですが・・・。」

 

純「それは誰だ?」

 

星「季衣、流琉、霞の三名です。」

 

純「そうか・・・。」

 

春蘭「純様!私も是非追撃隊にお加え下さい!」

 

純「春蘭を入れるにしても・・・随分不安な面々だな。栄華か柳琳を入れ・・・いや、栄華も似たようなものだし、柳琳は他のことで任せたいからな・・・。」

 

すると、

 

華侖「だったらあたしが行くっすーっ!」

 

と華侖も名乗り出た。

 

純「・・・ああ。悪いが、星、お前が率いろ。」

 

純「前線は春蘭や華侖が十倍働くだろうから、後曲で押さえに回るだけで構わねーぞ。」

 

星「私で宜しいのですか?」

 

純「ああ。お前にはそれが出来ると思って任せたのだ、お前の好きにやれ。春蘭も華侖も、星の指示にはしっかり従えよ。」

 

星「御意!」

 

春蘭「はっ!!我らに戦を挑んだ者がどうなるか、しっかりと叩き込んで参ります!!」

 

華侖「はいっす!!なら、行って来るっす!!」

 

純「・・・押さえは任せたぞ、星。」

 

星「はっ。」

 

そう言って、星と華侖、そして春蘭は追撃の準備に掛かった。

 

純「宜しいですね、姉上。」

 

華琳「ええ、構わないわ。では、私は先に帰る準備してくるわね。それと純、あなたは陳留に戻ったら、暫く休暇を取りなさい。異論は認めないわよ。」

 

純「・・・御意。」

 

そう言って、華琳らもその場を後にし、残ったのは純と純に抱き付いたままの秋蘭の二人だけとなった。

 

純「おい、秋蘭・・・。」

 

秋蘭「怖かったです・・・。純様が死んでしまったら、どうしようかと思いまして。」

 

純「何言ってんだよ、俺は簡単に死なねーよ。」

 

すると、

 

秋蘭「私、陳留に戻ったら暫く休暇を取ります。」

 

と言った。

 

純「え!?お前、休んでどうすんだよ!?」

 

秋蘭「暫く純様と一緒にいます。既に華琳様から許可を貰っております。」

 

それを聞いた純は少し目を見開いたが、秋蘭の姿を見て、

 

純「・・・分かった。」

 

そう言って、秋蘭の背中に腕を回した。

 

秋蘭「・・・はい。」

 

そして、暫く二人はそのまま抱き合ったまま過ごしたのだった。

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