恋姫無双〜覇王の弟〜   作:ホークス馬鹿

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61話です。

結構無理のある内容かもしれませんが、ご都合主義という事でお許し下さい。

最後の方なんか、かなりグダってます・・・。

で、では、どうぞ。


61話

北郷と劉備らは、先の戦での敗北後、益州の諷陵に撤退した。その後、劉璋に戦の報告をしたのだが、

 

劉璋「こちらの力を示すどころか、大敗を喫したと聞いたぞ!劉備達は何をしておったのじゃ!」

 

と責められてしまったのだった。これを聞いた北郷は、

 

北郷「もう劉璋には我慢出来ない。奴を殺して、益州を俺達の手に治めてやる!」

 

と劉備に言った。

 

劉備「けどご主人様、そんなことして上手くいくかなあ?」

 

北郷「桃香、俺達が生き残るにはこれしか無いんだ。これも全て皆のためだよ。」

 

そう北郷は劉備に言った。

 

劉備「そうか・・・そうだよね・・・。うん、やろう。」

 

そう劉備は言った。そして、北郷と劉備は益州でクーデターを起こし、益州全てを手に入れ、劉璋を殺してしまったのだった。

そして北郷と劉備は、次は呂布を従わせようとしたが、何と、呂布らはクーデターの混乱を利用して逃げてしまったのだった。厳顔もいつの間にかいなくなってしまい北郷は驚いてしまったが、まあ大したことでは無いと思い、そのままにしたのだった。

一方の呂布と厳顔の行方だが、二人はそのまま益州を脱出し向かった先は、華琳と純のいる陳留へ向かったのだった。

 

 

 

 

 

陳留・玉座の間

 

 

 

 

華琳「何、呂布と厳顔がこちらに?」

 

桂花「はっ、呂布には傍に陳宮がおります。如何致しましょう?」

 

純「姉上、まずは会ってみては如何でしょうか?」

 

春蘭「しかし、危険ではないでしょうか?」

 

純「それはないだろう。もしそうだったら、こうやって姉上に会おうとは思わないだろう。仮にそうだとしても、俺が返り討ちにするよ。」

 

と純はそう言った。

 

華琳「そうね。桂花、二人を通しなさい。」

 

桂花「御意。」

 

そして、華琳と純は呂布と厳顔に会った。

 

音々音「こちらは呂布殿、私は軍師の陳宮と言うのです。」

 

恋「コクッ」

 

桔梗「ワシは厳顔と申す。」

 

純「つかぬ事を聞くが、何故俺達の下に参った?」

 

すると、

 

恋「・・・劉備達、約束守らなかった。それにこのままだと兵士達が餓えちゃう。」

 

桔梗「劉備と天の御遣いは、我が主である劉璋様を何の理由も無く殺し益州を奪った。彼奴らは人道を外れた行為を行った。確かに我が主劉璋様は無能であった。しかし、善良なお方でもあった。益州を取るだけならまだしも殺すといった行為に我慢が出来ず、あの二人から離れたのです。」

 

と言った。

 

華琳「成程・・・。それで、あなた達はこれからどうするの?」

 

恋「恋は、兵士や恋の動物達がお腹いっぱい食べれたらいい。」

 

桔梗「ワシは劉璋様の仇と、その後の泰平の世を作るための手助けをしたい。」

 

それを聞いた純は、華琳と顔を合わせ頷いた。

 

華琳「分かったわ。あなた達の言葉、受け取ったわ。これからは、私と純の覇道の為、力を貸して頂戴。私の真名は華琳よ。」

 

純「俺の真名は純だ。」

 

恋「恋の真名は恋。」

 

音々音「ねねはねねですぞ。」

 

厳顔「ワシの真名は桔梗と申す。」

 

そして、曹魏に新たな戦力が加わった。

 

恋「純、今度恋と手合わせしよう。恋、強くなった。」

 

純「はは、そうだな、今度な。」

 

音々音「純殿、その左目なのですが・・・」

 

純「気にするな。お前のせいではない。」

 

音々音「しかし・・・!」

 

純「もう良い。」

 

と純はそう言った。すると、

 

音々音「分かったのです。けど、強いのは恋殿なのですよ!」

 

そう音々音は言ったのだった。

 

 

 

一方の北郷と劉備は、曹魏を倒すため、北伐を考えたのだった。

しかし、諸葛亮と鳳統、そして関羽が待ったを掛けた。益州を手に入れてからまだ日が浅く、先の戦で大敗をしているため、兵も民衆も心服していないので、今は内政に力を注ぐべきと言ってきた。

しかし、その意見に北郷と劉備は耳を貸さず、『全ては大陸の民の笑顔のため』と言い、強引に進めたのだった。

 

北郷(そうだ、俺は天の御遣いなんだ・・・。俺が全て正しいんだ・・・。曹和め・・・覚悟しろ、この俺が正義なんだ・・・。)

 

劉備(この戦に勝てば、皆が笑顔になるのに、何でご主人様以外は分かってくれないの・・・!?皆酷いよ・・・。)

 

とこの時北郷と劉備は心の中でそう呟いたのだった。そして、蜀軍は六万の兵を率いて侵攻を開始した。

 

 

 

 

 

陳留

 

 

 

 

 

劉備らが侵攻したとの知らせは、すぐに陳留にも届いた。

 

華琳「そう、劉備達が・・・。」

 

純「はい。その数およそ六万、おそらく奴らは祁山に来ると思います。」

 

この知らせに、

 

文官A「六万か・・・。」

 

文官B「結構な数だ・・・前の戦では勝ったとはいえ危なかった・・・。」

 

文官C「向こうには天の御遣いがいるしな・・・。」

 

一部は敵兵の数に驚き、不安になっていた。しかし、

 

純「皆、恐れることは無い。」

 

純がそう言い立ち上がった。

 

純「劉備は大徳を唱えているが、それは口先だけのもので私欲で益州を乗っ取り、大義の無い戦を引き起こし、大地を民を苦しめる暴君である!その者の側にいる天の御遣い北郷一刀は、劉備同様私利私欲でこの国を制圧しようとし、民を苦しめようとする不逞の輩!その様な者は天を自称するただの奸賊である!」

 

純「奴らは欲まみれだ。全てはこの大陸の平和のために邁進してきた姉上に、一体何の罪があるというのだ!奴らは、俺達を殺すことでその我欲に塗れた全く民達の大陸の事を考えない非情な政を行って、その私腹を肥やす為にこの国を制圧する事を目的としている、正に屑共だ!」

 

純「劉備と北郷一刀は、兵法より見て此度、四つの過ちを犯している!敗北を招く失態だ!一つは、内と外に不安を抱えたままでいる事!内とは、謀反を起こして手に入れた国はまだ地盤が固まっておらず、文武百官の心が纏まっていない事。そして外は、南方未だ治まらず、南蛮といった後顧の憂いが残っているという事。戦が硬直すれば、奴らは成都を攻める!」

 

純「その二、奴らが進軍する北部は、険しい山々が連なっている。ここは大軍が通るには非常に難しい天然の要害、長所を捨てたも同然だ!その三、その道は物資兵糧の供給も難しいため、戦線を維持するのも難しい!その四、先の戦の敗北で士気が落ちているにもかかわらず強引な出兵をしている事!これら四つの失態により、敗戦は明らかだ!」

 

そして、純は華琳の方に振り返り、

 

純「姉上、俺が十万の兵を率い祁山へ赴き、一ヶ月で蜀を返り討ちにして見せます!!」

 

と拱手して言った。すると、

 

春蘭「流石純様、よくぞ仰いました!!」

 

秋蘭「純様と共に敵を討ちます!!」

 

華侖「あたしも純兄と共に討つっす!!」

 

柳琳「私もお兄様と共に!!」

 

栄華「私もですわ!!」

 

季衣「僕も!!」

 

流琉「私も!!」

 

香風「シャンも!!」

 

焔耶「私もお館と共に!!」

 

星「私も主と共に!!」

 

霞「ウチも純と共に‼︎」

 

凪「私もです‼︎」

 

真桜「ウチもや‼︎」

 

沙和「沙和もなのー‼︎」

 

翠「あたしもだぜ!!」

 

楼杏「私も同じくです!!」

 

桔梗「ワシもですぞ!!」

 

恋「コクコク!!」

 

桂花「私もです、華琳様!!」

 

稟「私もです!!」

 

風「風もですー!!」

 

音々音「ねねもですぞー!!」

 

全員揃って拱手して言った。すると

 

華琳「よく言ったわ、純。」

 

と言い、絶を取って、自身が座る玉座の手すりの一部を切り捨て、

 

華琳「今日より、私の前で弱音を吐いた者は皆、こうなると思いなさい!!」

 

そう言った。それに曹魏の文武官は、

 

「「「御意!!」」」

 

と拱手して言った。

 

華琳「純、あなたに曹魏の全軍の統括を任せるわ。十万の兵馬を率いて、蜀を迎え討ちなさい!」

 

純「御意!!」

 

華琳「また、皆も知っての通り、軍の全権は純に任せてあるわ。皆、私ではなく純に従いなさい!!」

 

「「「御意!!」」」

 

その言葉に、純を含め皆拱手したのだった。そして、純は十万の兵馬を率いて祁山へ劉備軍を迎えるのであった。

 

 

 

 

 

一方、江東の孫策達は、

 

 

 

 

 

孫策「ねえ、冥琳。今回の曹操と劉備、正確には曹和と劉備の戦、どっちが勝つと思う?」

 

周瑜「私に聞いてどうする、雪蓮。決まっている、勝つのは曹和だ。」

 

孫策「やっぱり冥琳もそう思う。」

 

周瑜「ああ。まずこの戦、劉備達には大義が無い。ただ私欲に塗れている。それに、まだ足下が固まっておらず、先の戦の敗北の傷が治っていないのにもかかわらず、劉備達は出兵しようとしている。これでは確実に負ける。」

 

孫策「そうねー。なら、私達は曹操と共に大陸の平和を願うというのはどうかしら?」

 

周瑜「そうだな。それが、我が江東が発展できる唯一の策だ。劉備と組んだら、我らは共倒れだ。」

 

孫策「そうね。それに、蓮華もきっと曹和を気に入るわ。後思春も。」

 

周瑜「そうかもしれんな。蓮華様と思春は、曹和の活躍を耳にするのが好きだからな。」

 

孫策「シャオもきっとね。あ、後梨晏も祭も粋怜や他の子達もね。」

 

周瑜「そうだな。」

 

孫策「そうよー。これは私の勘がそう言ってるもの!!」

 

そう言って、その後孫策は皆に今後の江東の発展のため曹魏と手を取る事を伝えたのだった。

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