恋姫無双〜覇王の弟〜   作:ホークス馬鹿

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67話です。

連続してグダグダですが、お許しください。

では、どうぞ。


67話

蜀は、四度の北伐の失敗から国境の防備を固めたが、主力の兵を一気に失ったため、再軍備を整えるまで時間と莫大な金が必要となった。

その為、民衆から更に税を取らなければならず、民衆の不満は上がりに上がっていった。その事を諸葛亮は北郷に言ったのだが、

 

北郷「そんなことはありえない!!蜀の民衆全て、俺と桃香の事を慕っている!!デタラメを言うな!!」

 

と耳を貸さなかった。加えて当の本人は、四度の北伐失敗以来桃香の部屋に籠もり、彼女と共に過ごしながら自分達の理想を語り、政務を諸葛亮に、軍務を関羽に押しつけたのだった。

 

北郷「俺は桃香と酒、そして素晴らしい理想があればそれで良い。それだけで、世の中は救われるんだ・・・。」

 

 

 

 

魏・稟の部屋

 

 

 

 

稟「そうですか、蜀はもうそんな状態ですか。」

 

美花「はい、蜀国内の不平不満は日々高まっております。」

 

稟「分かりました。しかし、あなたに隠密を任せて正解でした。」

 

美花「いえ、私はただ稟さんのために働いてるまでです。」

 

稟「それでもです。では、この情報を純様に伝えますね。」

 

美花「はっ。」

 

そして、稟は純の部屋に向かった。

 

 

 

 

 

純の部屋

 

 

 

 

 

純「ほう、もう蜀はそんな状態にまでなったのか。」

 

稟「はい、蜀を滅ぼすなら絶好の機会かと。」

 

純「うむ、この機を逃してはいかんな。すぐ姉上に言おう。」

 

稟「はっ!」

 

純「それと稟・・・」

 

そして、純は稟にある事を伝え、自身は蜀の状況を華琳に伝えるため、玉座に向かったのだった。

 

 

 

 

玉座の間

 

 

 

 

 

華琳「そう、蜀はそんな状態なのね。」

 

純「はっ、今こそ蜀を攻め滅ぼす絶好の機会かと。それに、対蜀方面を任せている焔耶と翠を含め、ここにいる秋蘭と星、そして霞に凪、真桜に沙和らに軍勢を整えて三ヶ月経ちました。皆士気が高まっており、これまで攻められた分の借りを返そうと気勢を上げております。」

 

純「実を申しますと、俺は既に蜀方面の焔耶と翠に命を下しました。『先に蜀の国境に進軍せよ』と。騎馬隊や歩兵など合わせて十万の兵を率いさせ進ませています。」

 

と純はそう言った。この発言に、

 

桂花「純様、何故その様な真似を!?」

 

栄華「そうですお兄様、それは越権行為ですよ!!」

 

華琳の横にいた桂花と栄華はそう純に言った。

 

純「桂花、栄華、忘れるなよ?俺は曹魏全軍の大都督だ。」

 

桂花「しかし、そのような大事を勝手に決めてはいけません!!」

 

栄華「そうですお兄様、そういったのはお姉様の判断を仰ぐべきですわ!!」

 

純「忘れるな?大都督の権限は絶大だ。時には独断も許される。」

 

桂花「しかし・・・!!稟、あなたも何か言いなさいよ!!」

 

しかし、

 

稟「私の主は純様であって、曹操殿ではありません。私は、純様の意見に従います。」

 

と稟はそう言った。

 

桂花「・・・風は!?」

 

風「風も稟ちゃん同様、純様に従いますー。」

 

桂花「あなた・・・!」

 

栄華「秋蘭さん達も何か言って下さい!!」

 

秋蘭「私の主は今でも純様だ、純様に従う。」

 

星「済まぬが、私もだ。」

 

霞「ウチは純を信じるだけや。」

 

凪「栄華様、桂花様。申し訳ありませんが、自分は純様の臣下であります。なので、純様に従います。」

 

真桜「ウチもや。」

 

沙和「沙和もなの。」

 

秋蘭達も、稟と同じ事を言ったのだった。

 

栄華「秋蘭さん・・・!」

 

すると、

 

華琳「それで構わないわ。純、あなたに全てを任せるわ。曹魏の全兵馬を率いて蜀を討ちなさい!!」

 

と華琳は純に言った。

 

純「はっ!!」

 

その時、

 

桔梗「お館様、ワシも加えて下さい!!亡き劉璋様の仇を討ちたいのです!!」

 

桔梗も仇討ちのため戦線に加わりたいと言った。これを聞いた純は

 

純「・・・分かった、共に行こう。皆、行くぞ!!」

 

秋・星・霞・凪・真・沙・桔「「「「「「はっ!!!!!」」」」」」

 

そう言って、純は秋蘭達と一緒に玉座を後にした。

 

桂花「華琳様、宜しいのですか!」

 

栄華「いくらお兄様とはいえ、流石に・・・!」

 

華琳「良いのよ、私は軍の事は全て純に任せているもの。純がそうすべきと判断したのなら、それを聞き入れるまでよ。」

 

桂花「華琳様・・・。」

 

華琳「それに、私は信じているの。純は期待を裏切らない、今までだってそうだったもの。必ず蜀を平定できるわ。」

 

栄華「お姉様・・・。」

 

華琳「あなた達は、純を信じないのかしら?」

 

桂花「いえ、その様なことは!!」

 

栄華「ただお兄様の独断に驚いてしまい・・・!!」

 

華琳「構わないわ、春蘭達は驚かなかったようね。」

 

春蘭「はっ、私は純様を信じたまでです。」

 

華侖「あたしもっす!!」

 

柳琳「私もです。」

 

季衣「僕も!」

 

流琉「私もです!」

 

香風「シャンも!」

 

楼杏「私も同じくです!純殿を信じます!」

 

恋「コクコク!!」

 

音々音「ねねもですぞ!」

 

華琳「そう・・・。なら、私達は信じて朗報を待ちましょう。」

 

と華琳は言った。

そして、純は二十万の兵を率いて出陣し、焔耶と翠の蜀方面軍と併せて三十万の兵となって蜀に攻め入ったのであった。

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