やり過ぎたかな・・・。
では、どうぞ。
純率いる本隊は、張飛軍と激しい戦いを繰り広げていた。
純「全軍進めーっ!!目指すは成都だ!!その障害は全て排除しろーっ!!」
魏軍兵士「「「おおーっ!!」」」
純が自ら前線に立ち太刀を振るった。その姿に、
秋蘭「純様に続けーっ!!」
星「主に遅れを取るなーっ!!」
霞「ウチらも負けてはアカンでーっ!!」
凪「行くぞ!!真桜、沙和!!」
真桜「当然やっ!!」
沙和「沙和も頑張るのーっ!!」
桔梗「ワシも遅れは取らぬっ!!」
魏軍の士気は一気に上がり、張飛軍はどんどん押されていった。
張飛軍
蜀軍兵士A「張飛様!!第二陣が破られました!!これ以上は持ち堪える事が出来ません!!」
張飛「分かったのだ!!」
そして、
副官A「もうこれ以上は持ちません!!退却を!!」
張飛「悔しいけど、分かったのだ!!皆、退却するのだ!!」
そして、張飛軍は持ち堪えることが出来ず、成都に向かって退却したのだった。
一方、焔耶と翠率いる十万の兵も、剣閣にいる関羽軍と激戦を繰り広げていた。
焔耶「流石関羽だ、兵の統率もしっかりしているし、この剣閣の地を上手く活かしてる。」
翠「ああ。だからといって、こちらが負けるわけにはいかねーよ。」
焔耶「ああ。ここを突破し、お館の軍と合流する!!」
そう言い、自ら前線に立ち攻勢を強めていった。そして、関羽軍は次第に不利になっていった。
関羽軍
関羽「くっ、流石に持たないか・・・!」
副官B「関羽様、これ以上は持ちません!退却を!!」
関羽「分かった!!皆、退却だ!!」
そして、関羽軍も成都に向かって退却した。そして、純率いる本隊と、焔耶と翠が率いる別働隊は、破竹の快進撃で成都まで進んでいった。
ここまで楽に進めた理由は、主だった陣や城、そして砦は、北郷の四度にわたる北伐が原因で莫大な金と人を失い、修復が出来なかったからだ。
本隊と別働隊はそこを悠々と進んでいき、そして、遂に成都まで辿り着いた。
成都・魏軍
純「成都は完全に包囲した。攻撃は明日行う!」
秋蘭「とうとうここまで来ましたね。」
星「これで終わりますな。」
霞「ああ、せやな。」
焔耶「お館と華琳殿の理想が叶う・・・。」
翠「ああ、純殿のために・・・。」
凪「ようやく終わるんだ。」
真桜「ああ、やっとや。」
沙和「沙和ももう一踏ん張りなのー。」
桔梗「劉璋様、もうすぐですよ・・・。」
稟「はい、後もう少しで、蜀は滅びます。」
純「そうだな。だが、最後まで油断をするな。皆、気を引き締めてかかれ!」
と純は皆を引き締めたのだった。
成都・蜀軍
関羽「お呼びでしょうか?」
北郷「よくものこのこと帰ってきたな、愛紗!鈴々!」
北郷「魏軍を防げず、尻尾を巻いて逃げ帰ってきたそうじゃないか!!」
張飛「お兄ちゃ・・・!!」
それを聞いた張飛は反論しようとしたが、関羽に抑えられた。
関羽「力及ばず、大変申し訳ございません。」
と関羽は頭を下げ謝罪した。
北郷「お前には失望したぞ!!ったく、折角兵を与え、大任を任せたのに!!」
北郷「蜀の民も兵もだ!!全く使えない!!」
この発言に、
関羽「ご主人様、理解しておいでですか?」
と言った。
北郷「何?」
関羽「ご自分の発言を、理解しておいでか!!」
とまた関羽は北郷にそう言った。
北郷「な・・・!?な・・・!?俺は天の御遣いなんだぞ!!俺は何をしたって良いんだぞ!!」
関羽「否!!国の基盤は民、民無くして国はない!!大義のない戦を起こし、私利私欲で動き、民を蔑ろにするなど愚の骨頂!!それで、どうやって国にいや、大陸に明日がありましょう!!」
張飛「愛紗・・・。」
諸葛亮「愛紗さん・・・。」
鳳統「・・・。」
北郷「あ、愛紗・・・つけ上がるな!!い、今まで、お前の手柄に免じて我慢していたんだが、もう我慢出来ない!!」
その時、
劉備「そうだよ、ご主人様!」
北郷「!?」
劉備が入ってきた。これには、
関羽「桃香様!?」
張飛「桃香お姉ちゃん!?」
関羽と張飛は驚きのあまり、目を見開いたのだった。
諸葛亮「桃香様は、二、三日前に復帰致しました。」
それを見た諸葛亮は、二人にそう説明した。
劉備「聞いたよ愛紗ちゃん!!酷いよ!!恩知らず!!」
劉備「ご主人様、愛紗ちゃんに何を言っても無駄だよ!!私達のこと分かってくれないんだもの!!」
北郷「おお、桃香!!」
劉備「愛紗ちゃんを牢に閉じ込めちゃえば良いんだよ!!そうすれば、もう誰にも私とご主人様に逆らわないよ!!」
北郷「おお、そうだな!!」
それを聞いた諸葛亮達は、
諸葛亮「お待ち下さい!!愛紗さんは我が軍の要!!今愛紗さんを牢に入れますと、兵が動揺します!!それでは、今成都を囲んでいる魏軍に勝つことは出来ません!!」
鳳統「そうです!!愛紗さんの発言は口が過ぎましたが、忠心で言ったのです!!どうか牢に入れるのを撤回して下さい!!」
張飛「お兄ちゃん!!桃香お姉ちゃん!!」
と必死に諫めた。
北郷「うるさい!!俺に逆らうな!!さもないと、お前達も牢に入れるぞ!!」
劉備「そうだよ!!何で皆分かってくれないの!?皆酷いよ!!」
と北郷と劉備は耳を貸さなかった。そして、
劉備「愛紗ちゃん、最低だよ。」
劉備はそう言い残した。そして、関羽は牢に閉じ込められたのだった。