恋姫無双〜覇王の弟〜   作:ホークス馬鹿

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69話です。

やり過ぎたかな・・・。

では、どうぞ。


69話

純率いる本隊は、張飛軍と激しい戦いを繰り広げていた。

 

純「全軍進めーっ!!目指すは成都だ!!その障害は全て排除しろーっ!!」

 

魏軍兵士「「「おおーっ!!」」」

 

純が自ら前線に立ち太刀を振るった。その姿に、

 

秋蘭「純様に続けーっ!!」

 

星「主に遅れを取るなーっ!!」

 

霞「ウチらも負けてはアカンでーっ!!」

 

凪「行くぞ!!真桜、沙和!!」

 

真桜「当然やっ!!」

 

沙和「沙和も頑張るのーっ!!」

 

桔梗「ワシも遅れは取らぬっ!!」

 

魏軍の士気は一気に上がり、張飛軍はどんどん押されていった。

 

 

 

張飛軍

 

 

 

 

蜀軍兵士A「張飛様!!第二陣が破られました!!これ以上は持ち堪える事が出来ません!!」

 

張飛「分かったのだ!!」

 

そして、

 

副官A「もうこれ以上は持ちません!!退却を!!」

 

張飛「悔しいけど、分かったのだ!!皆、退却するのだ!!」

 

そして、張飛軍は持ち堪えることが出来ず、成都に向かって退却したのだった。

 

 

 

 

一方、焔耶と翠率いる十万の兵も、剣閣にいる関羽軍と激戦を繰り広げていた。

 

焔耶「流石関羽だ、兵の統率もしっかりしているし、この剣閣の地を上手く活かしてる。」

 

翠「ああ。だからといって、こちらが負けるわけにはいかねーよ。」

 

焔耶「ああ。ここを突破し、お館の軍と合流する!!」

 

そう言い、自ら前線に立ち攻勢を強めていった。そして、関羽軍は次第に不利になっていった。

 

 

 

 

 

関羽軍

 

 

 

 

 

関羽「くっ、流石に持たないか・・・!」

 

副官B「関羽様、これ以上は持ちません!退却を!!」

 

関羽「分かった!!皆、退却だ!!」

 

そして、関羽軍も成都に向かって退却した。そして、純率いる本隊と、焔耶と翠が率いる別働隊は、破竹の快進撃で成都まで進んでいった。

ここまで楽に進めた理由は、主だった陣や城、そして砦は、北郷の四度にわたる北伐が原因で莫大な金と人を失い、修復が出来なかったからだ。

本隊と別働隊はそこを悠々と進んでいき、そして、遂に成都まで辿り着いた。

 

 

 

 

 

成都・魏軍

 

 

 

 

 

純「成都は完全に包囲した。攻撃は明日行う!」

 

秋蘭「とうとうここまで来ましたね。」

 

星「これで終わりますな。」

 

霞「ああ、せやな。」

 

焔耶「お館と華琳殿の理想が叶う・・・。」

 

翠「ああ、純殿のために・・・。」

 

凪「ようやく終わるんだ。」

 

真桜「ああ、やっとや。」

 

沙和「沙和ももう一踏ん張りなのー。」

 

桔梗「劉璋様、もうすぐですよ・・・。」

 

稟「はい、後もう少しで、蜀は滅びます。」

 

純「そうだな。だが、最後まで油断をするな。皆、気を引き締めてかかれ!」

 

と純は皆を引き締めたのだった。

 

 

 

 

 

 

成都・蜀軍

 

 

 

 

 

 

関羽「お呼びでしょうか?」

 

北郷「よくものこのこと帰ってきたな、愛紗!鈴々!」

 

北郷「魏軍を防げず、尻尾を巻いて逃げ帰ってきたそうじゃないか!!」

 

張飛「お兄ちゃ・・・!!」

 

それを聞いた張飛は反論しようとしたが、関羽に抑えられた。

 

関羽「力及ばず、大変申し訳ございません。」

 

と関羽は頭を下げ謝罪した。

 

北郷「お前には失望したぞ!!ったく、折角兵を与え、大任を任せたのに!!」

 

北郷「蜀の民も兵もだ!!全く使えない!!」

 

この発言に、

 

関羽「ご主人様、理解しておいでですか?」

 

と言った。

 

北郷「何?」

 

関羽「ご自分の発言を、理解しておいでか!!」

 

とまた関羽は北郷にそう言った。

 

北郷「な・・・!?な・・・!?俺は天の御遣いなんだぞ!!俺は何をしたって良いんだぞ!!」

 

関羽「否!!国の基盤は民、民無くして国はない!!大義のない戦を起こし、私利私欲で動き、民を蔑ろにするなど愚の骨頂!!それで、どうやって国にいや、大陸に明日がありましょう!!」

 

張飛「愛紗・・・。」

 

諸葛亮「愛紗さん・・・。」

 

鳳統「・・・。」

 

北郷「あ、愛紗・・・つけ上がるな!!い、今まで、お前の手柄に免じて我慢していたんだが、もう我慢出来ない!!」

 

その時、

 

劉備「そうだよ、ご主人様!」

 

北郷「!?」

 

劉備が入ってきた。これには、

 

関羽「桃香様!?」

 

張飛「桃香お姉ちゃん!?」

 

関羽と張飛は驚きのあまり、目を見開いたのだった。

 

諸葛亮「桃香様は、二、三日前に復帰致しました。」

 

それを見た諸葛亮は、二人にそう説明した。

 

劉備「聞いたよ愛紗ちゃん!!酷いよ!!恩知らず!!」

 

劉備「ご主人様、愛紗ちゃんに何を言っても無駄だよ!!私達のこと分かってくれないんだもの!!」

 

北郷「おお、桃香!!」

 

劉備「愛紗ちゃんを牢に閉じ込めちゃえば良いんだよ!!そうすれば、もう誰にも私とご主人様に逆らわないよ!!」

 

北郷「おお、そうだな!!」

 

それを聞いた諸葛亮達は、

 

諸葛亮「お待ち下さい!!愛紗さんは我が軍の要!!今愛紗さんを牢に入れますと、兵が動揺します!!それでは、今成都を囲んでいる魏軍に勝つことは出来ません!!」

 

鳳統「そうです!!愛紗さんの発言は口が過ぎましたが、忠心で言ったのです!!どうか牢に入れるのを撤回して下さい!!」

 

張飛「お兄ちゃん!!桃香お姉ちゃん!!」

 

と必死に諫めた。

 

北郷「うるさい!!俺に逆らうな!!さもないと、お前達も牢に入れるぞ!!」

 

劉備「そうだよ!!何で皆分かってくれないの!?皆酷いよ!!」

 

と北郷と劉備は耳を貸さなかった。そして、

 

劉備「愛紗ちゃん、最低だよ。」

 

劉備はそう言い残した。そして、関羽は牢に閉じ込められたのだった。

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