上手く纏められず、大変申し訳ございません。
では、どうぞ。
劉備と北郷のいた蜀を滅ぼした後、純は暫く成都に残り、戦や重税などで荒れ果てた蜀の復興に努めた。
まず純は、こういった高札を成都の街に出した。
一・みだりに人を殺す者
二・みだりに物を盗む者
三・みだりに流言を放つ者
以上。その一つを犯す者は斬罪に処す。
魏軍大都督曹和
これにより、魏軍はこの軍令をしっかり守った。また、北郷と劉備が生きていたときに無理な遠征や再軍備などで莫大な税を取られていた民だったが、純は彼らにかけられていた税を緩くしたりした。それに加え、治安も悪化していたので、犯罪を犯す者には容赦なく厳罰に加えたりした。
それだけでなく、純は共を連れて自ら成都の民の様子を見て、時には声をかけたりした。これにより、成都の民は、皆心服したのであった。
そして、成都の治安と民心が治まったと感じた純は、
純「成都もある程度落ち着いてきたし、陳留に戻るか。」
稟「そうですね、成都の民も治安も、大分落ち着いてきましたし。」
秋蘭「そろそろ帰らないと、皆が寂しがりますからね。」
純「ああ、皆に陳留に引き揚げる準備をしろと伝えてくれ。また、引き揚げの件を姉上にも遣いを送っておいてくれ。」
秋・稟「「御意。」」
純達は、大軍を率いて陳留に戻った。そして、一同は無事陳留に到着すると、
「「「曹和様、万歳!!」」」
「「「曹魏、万歳!!」」」
先頭を進む純の耳に、そんな声が無数に届いた。そう、陳留の民が、皆総出で純達魏軍の凱旋を見に来たのだ。それは奥に進めば進むほど益々大きくなっていき
純「こりゃスゲーな・・・。」
それを見た純は苦笑しながらそう言った。
秋蘭「はい、恐らく華琳様がやったのでは?」
すると、純の横にいる秋蘭は、華琳がやったことではと言った。それに
純「ああ、実に姉上らしい。」
と純はそう言った。そして、純は馬上で右拳を掲げ挙げた。その姿は正に、魏の軍神に相応しい姿だった。それを見た民は一斉に沸き、純を激賞するため、声を枯らして叫んだのだ。純は掲げた右拳を、今度は振り返りざまに後方へ向け、将兵達を示した。すると、民達の賞賛の声が、一斉に彼らに向いたのだった。
「「「魏軍、万歳!!」」」
「「「讃えんかな、真の兵士達を!!」」」
「「「讃えんかな、勇敢なる兵士達を!!」」」
それらの声を聞いて、自然と純の頬が緩んだ。
純(こいつらの働きが無ければ、勝てなかったんだ。真の英雄はこいつらだ・・・。)
すると、
秋蘭「ふふっ。」
秋蘭が横で声を上げて笑ったので振り返ると、
秋蘭「本当に純様は変わらず私達の事を考えてくれますね。」
と秋蘭は言った。
純「当然だ、お前らの働き無くして此度の勝利は無かったからな。お前らが真の英雄だよ。」
秋蘭「ありがたきお言葉。」
そう言うと、秋蘭は純と轡を並べて、寄り添ったのだった。
そして、純達は玉座の間に入った。
純「姉上、この純、蜀を平定し、只今帰還致しました。」
純は、玉座の間に入って、すぐに跪き拱手しながら言い、純と一緒に遠征に行った他のメンバーも一緒に跪いて拱手した。
華琳「よくやったわ、純!!」
純「はっ!全ては皆の働きのお陰です!その槍働きに相応しい恩賞を皆に賜って下さい!」
華琳「分かったわ。将兵には、それ相応の恩賞を与えるわ。」
純「はっ!!」
華琳「皆、蜀は滅び、泰平を脅かす者はいなくなった!!これから先、孫呉と共に民が安らかに暮らせる泰平の世を築こうではないか!!」
華琳の言葉に、
「「「はっ!!!」」」
純を含め、皆拱手して言ったのだった。それから暫くして、孫策が魏に参るとの知らせが入ってきたのだった。