上手く纏められたかな・・・。
では、どうぞ。
玉座の間
この日、玉座では今後の予定などについて話し合った。そして、一通りの連絡が終わった後、話題に上がったのは、不穏な報告だった。
純「・・・盗賊?」
風「はいー。今あの手この手で勢力を拡大させており、魏と呉の国境近くにある廃棄された砦を拠点にして近隣の村々を襲っているとー。」
稟「このまま放置しておくと、更に被害が拡大します。今すぐ討伐した方が良いかと。」
桂花「私も二人の意見に賛成です。すぐに討伐しましょう。」
純「そうだな、すぐに討伐部隊を派遣しよう。」
純「姉上、相手は賊とはいえ、我が曹魏の領土を踏み荒らしている不届き者です。ここはどんな賊相手でも容赦しないという姿勢を改めて見せるべきかと。」
華琳「分かったわ。それに曹魏の大都督はあなたよ、全てあなたに任せるわ。」
純「御意。では、誰か行きたい者はいるか?」
すると、
春蘭「はっ!では、私が行きます!」
季衣「春蘭様が行くなら、僕も・・・!」
華侖「あたしも行くっすー!」
春蘭と季衣、そして華侖がまず手を上げた。
しかし、
流琉「ちょっと、季衣は書類が溜まってるでしょ!」
季衣「あぅぅ・・・。」
柳琳「姉さん、姉さんも仕事が溜まってるでしょ!」
華侖「うぅ・・・。」
流琉と柳琳に止められてしまったのだった。
純「ならしょーがねーな、二人は駄目だ。」
季衣「うぅ・・・。」
華侖「じ、純兄・・・。」
純「お前らはいつかな。補佐には秋蘭と焔耶を付ける、秋蘭、焔耶、良いな?」
焔耶「はっ!」
しかし、
秋蘭「・・・。」
秋蘭はどこかぼうっとしていた。
純「秋蘭?」
焔耶「秋蘭様?」
秋蘭「!いえ・・・何でもありません。姉者の補佐ですね、了解しました。」
しかし、純がもう一声かけると、秋蘭は反応し、補佐の件を了承したのだった。
純「お前、大丈夫か?」
秋蘭「大丈夫です。少しぼうっとしていただけです、ご安心を。」
純「・・・そうか。」
純「それで良いか、春蘭?」
春蘭「はっ!お任せ下さい!秋蘭と焔耶も頼むぞ!」
秋蘭「うむ。」
焔耶「お任せ下さい!」
純「宜しいですね、姉上?」
すると、
華琳「ええ。けど、その出撃する将に関して、私からも提案しても良いかしら?」
純「何でしょう?」
華琳「純、あなたも出陣しなさい。」
と言った。これには、
純「え、俺ですか!?」
純は驚いた。
華琳「ええ、あなたも久し振りに戦場に出たいでしょ。最近書類仕事ばかりだったから、たまには息抜きしなさい。」
華琳「それに、野に離した春蘭の手綱を確実に取れるのはあなただけだし、何より、秋蘭が従うのはあなただけだもの。」
と華琳は言った。
純(はぁ・・・この人には敵わねーな・・・。)
これには、純も心の中でそう呟きつつも少し頬を緩めたが
純「分かりました。賊討伐、俺も出陣致します。」
すぐに顔を引き締め拱手し言ったのだった。
華琳「春蘭と秋蘭も、まあ秋蘭はいつもの事だけど、全て純の命令に従いなさい。」
春蘭「御意!」
秋蘭「御意。」
華琳「純も、頼むわね。」
純「分かりました。凪、街の治安は真桜達と共に任せたぞ。」
凪「はっ!お任せ下さい!」
華琳「栄華、桂花。純率いる討伐部隊の兵糧の準備をしなさい。」
栄・桂「「はっ。」」
純「では、解散!」
そして、朝議は解散となった。その数日後、純達は兵を率いて賊討伐に出陣したのであった。