シュークルス・フィリィ・ワールド   作:RE×

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「えっ・・・?」

 守くんが驚いて声の聞こえた方を向いてみると、
そこには試験が始まる前に部屋でいやがらせをしてきた3人組の男たちがいました

 全員揃って武器を構えており、威圧しながら言いがかりをつけてきます


「俺らが狙ってた獲物を横からかっさらうとは大したもんだなぁ?
そんなことが許されると思ってんのかぁ?」

「とりあえずそこに落ちてる魔石は俺らが全部頂くぜぇ」

「ついでにてめぇの持ってる魔石も出してもらおうか?」

「えっ・・・、で、でも・・・」

「まさかてめぇ、この試験のルールも知らないって言うんじゃねぇだろうな?」

「他人の獲物を横取りなんざ一番やっちゃいけないことだぜぇ?」

「だから俺らの言うとおりにしな? おら、さっさとしろ!」

「そ、そんな・・・」


 彼らの主張は本来なら到底受け入れられるものではありませんが、
試験に初めて参加する守くんはルールを破った自分が悪いのかと思ってしまいます

 それに、背が高い複数の男性に恫喝され、
すっかり怯えていました


「ど、どうしても試験に合格しないといけないんです、だから・・・」

「あぁ!? んなもん俺らも一緒なんだよ!」

「いいからとっととよこせっ!」

「それとも痛い目に会わせて欲しいのかぁ!?」

「ひっ!」


 いよいよ武器を振るいそうなほど熱気が高まって来た男たちですが、
守くんは恐怖が高まってしまったせいで余計なことを考える余裕がなくなります

 魔石を拾わなければいけないことも忘れ、
踵を返して一目散に逃げ出しました


「ご、ごめんなさいっ!」

「あっ! 逃げやがった! おい待てっ!」


 彼らも魔石のことを忘れてしまっているのか、
全員揃って守くんのことを追いかけ始めます

 守くんは後ろを振り向きながら必死に足を動かしますが、
歩幅が違うためかじわじわと追い付かれそうになっていました


「どっ、どうしよう、逃げなきゃいけないのに、追い付かれちゃう・・・、
だ、誰か助けてっ」


 人が相手では交戦した経験もないためか、撃退するなどという考えはまったく浮かばず
守くんは咄嗟に逃げることしかできません

 しかし・・・、少しずつ距離が縮められ、相手の武器が届く範囲まで迫りかけていたその時、
いきなり地面が盛り上がりました


「うわわっ!?」

「なっ、なんだ!?」

「うわぁっ!!」

「あぁっ! こいつはっ!?」


 土煙と共に現れたのは、青い色をした頭にトサカを持つ
聳え立つ大木のようなヘビ

 忘れもしない巨大なモンスター、ザン・ヴィーボラでした





第二十三話 強敵登場

「えっ・・・?」

 

 守くんが驚いて声の聞こえた方を向いてみると、

そこには試験が始まる前に部屋でいやがらせをしてきた3人組の男たちがいました

 

 全員揃って武器を構えており、怖い顔で威圧しながら言いがかりをつけてきます

 

 

「俺らが狙ってた獲物を横からかっさらうとは大したもんだなぁ?

そんなことが許されると思ってんのかぁ?」

 

「とりあえずそこに落ちてる魔石は俺らが全部頂くぜぇ」

 

「ついでにてめぇの持ってる魔石も出してもらおうか?」

 

「えっ・・・、で、でも・・・」

 

「まさかてめぇ、この試験のルールも知らないって言うんじゃねぇだろうな?」

 

「他人の獲物を横取りなんざ一番やっちゃいけないことだぜぇ?」

 

「だから俺らの言うとおりにしな? おら、さっさとしろ!」

 

「そ、そんな・・・」

 

 

 彼らの主張は本来なら到底受け入れられるものではありませんが、

試験に初めて参加する守くんはルールを破った自分が悪いのかと思ってしまいます

 

 それに、背が高い複数の男性に恫喝され、

すっかり怯えていました

 

 

「ど、どうしても試験に合格しないといけないんです、だから・・・」

 

「あぁ!? んなもん俺らも一緒なんだよ!」

 

「いいからとっととよこせっ!」

 

「それとも痛い目に会わせて欲しいのかぁ!?」

 

「ひっ!」

 

 

 いよいよ武器を振るいそうなほど熱気が高まって来た男たちですが、

守くんは恐怖が高まってしまったせいで余計なことを考える余裕がなくなります

 

 魔石を拾わなければいけないことも忘れ、

踵を返して一目散に逃げ出しました

 

 

「ご、ごめんなさいっ!」

 

「あっ! 逃げやがった! おい待てっ!」

 

 

 彼らも魔石のことを忘れてしまっているのか、

全員揃って守くんのことを追いかけ始めます

 

 守くんは後ろを振り向きながら必死に足を動かしますが、

歩幅が違うためかじわじわと追い付かれそうになっていました

 

 

「どっ、どうしよう、逃げなきゃいけないのに、追い付かれちゃう・・・、

だ、誰か助けてっ」

 

 

 人が相手では交戦した経験もないためか、撃退するなどという考えはまったく浮かばず

守くんは咄嗟に逃げることしかできません

 

 しかし・・・、少しずつ距離が縮められ、相手の武器が届く範囲まで迫りかけていたその時、

いきなり地面が盛り上がりました

 

 

「うわわっ!?」

 

「なっ、なんだ!?」

 

「うわぁっ!!」

 

「あぁっ! こいつはっ!?」

 

 

 土煙と共に現れたのは、青い色をした頭にトサカを持つ

聳え立つ大木のようなヘビ

 

 忘れもしない巨大なモンスター、ザン・ヴィーボラでした

 

 

 

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