錬金術師の始祖として転生した者のシンフォギア 転生 作:のうち
どうも、立花響です。聖域に所属するアテナの聖闘士として、私に辞令がおりました。現在の段階に於いては、高校卒業までは主に日本にて活動し、ノイズなどの駆除や災害を食い止めるなどが主で、あとはトレーニング主体になってくるらしい。
その中で、私は中国の五老峰にてセレナさんを鍛えたリン・マオ老師の弟子の一人である朱雀雛子さんという方がいるんですが、その方から小宇宙を使った大技以外でも対人で使える技を伝授してもらったけど、ノイズと戦うのに対人の技なんか習っても、なんて思っていると雛子さんからキャメルクラッチをかけられた、マジで体裂けるかと思った。
それから毎日のように学校で勉強、放課後は時間の許す限り、聖域日本支部での鍛錬、
学校、鍛錬、学校、鍛錬、本当にこのサイクルしかない毎日、同室の未来からも心配される始末、本当、私、隠し事に向いてないな。
それから何日かした日、ノイズが現れた、警報はなっておらず、数もそんなに多くはない。妙な視線が私を見ていたからそれを撒くために路地に入っていたんだけど、どうも誘き出されたみたいだ。
「はぁーっ、天馬聖衣!」聖衣石を握りしめて、そう唱えると私の体にあの時と同じようにプロテクター、いや星座の鎧である聖衣が装着される。
「ペガサス流星拳!」私の放つ、一発、一発が音速に近い威力を持つ小宇宙を纏った拳は周囲のノイズを全て消滅させる。
「なんだ、もうおしまいか、随分と呆気なく倒しちまうんだな」
「誰!」
響の拳を放った場所が崩れる。
そこには白い鎧をつけ、顔がバイザーで隠れている体のつくりや先ほどの声色からしておそらくは女性だ。
だけど、その女性の来ている鎧が問題だった。それは、最近の聖域での勉強会での資料にあった、第二次大戦時にナチスドイツによってデスクイン島から運び出され、その後、日本に渡ったとされている不死鳥の聖衣と思われているものだった、だけど聖域の長年の調査では日本に運び込まれる前にナチスドイツに散々弄り回されて、そのあり方は変質してしまい、聖衣そのものが変質してしまった可能性がある為、本当に不死鳥の聖衣かどうかはわかっていないのだ。
「ねえ、その鎧」
「へえ、こいつのことを知ってるのか」
「まあ、少しはね」
「まあ、あたしもお前とその鎧に用があるんだ。悪いが少し付き合ってくれねえか」
「断るって言ったら?」
「そりゃ、少し手荒になるがっ!」と言い切る前に私はその子を殴り飛ばしてた。
「敵の前でベラベラと喋るなんて余裕だね。でもそんなんじゃ、わたしには勝てない、っよ!」と私はたちあがってきた子に再び、拳を放つ。だけどやっぱり人を殴るのは気持ち悪いとさえ思う。あの感触はなんど味わっても慣れない、というか慣れたくはないかな。
「この野郎、ぐっ!」何度立ち上がっても私は攻撃をする手をやめなかった。
許さなかったと言った方がいいかもしれない。人と人とが争う事、人を殴ることがたまらなく不快に感じる、だからこそ私はその子の意識を刈り取る為、私は雛子さんから教わった究極の峰打ちと言われるフィニッシュホールドを決めることにした。
私はその子の体を上空にあげると私はその子の両腕を取り両足で首と左足をロックする。
「マッスルスパーク!」
そして、背中合わせに足をロックして両腕を持って地面に叩きつける。
その衝撃に耐えきれず、白い鎧を着ていた女の子は気絶してしまったのだった。
「ふうー、さて申し訳ないけど話を聞かせてもらうために少し強引だけど連れて行かせてもら「話を聞かせるのは貴女の方よ」、貴女は」
「風鳴翼さん」
「さあ、今度こそ……、な、何この光は炎?」白い子の鎧から炎が噴き出した、その炎は一つの形、鳳凰の形をとり周囲を巻き込む火炎を撒き散らしてその子を連れ去るのだった。
そしてその炎の鳥はしばらく飛び、人気のない森の中にいた人物の前に足に抱えていた女の子を下ろす。
「クリス、よく無事に帰ってきた。不死鳥よ。ありがとう我が姪を助けてくれたことを心から感謝する」
とクリスと呼ばれた女の子を抱き抱えて、森の中を進んでいくのだった。