黒龍として討伐された転生者が目覚めると白兎になっているのは間違っている。 作:馬です
ここはシュレイド城跡地、そこでは一人の
「はぁああああああああああああああああああああああっ!!」
「グルゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
互いに咆哮を上げ、己の全てを賭けて目の前にいる敵を屠ろうとする両者の戦いはついに終わりを迎える。
「これで終わりだぁああああああああああああああああああああああっ!!」
「グギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
幾万年と生きた黒龍の最後を看取った
「万が一、人間として生まれ変わったのなら酒でも酌み交わそう」
世迷言のようにも聞こえるその発言に対し、事切れたはずの黒龍の口角が僅かながらに動いたような気がした。
その地に伏した黒龍の名は黒龍ミラボレアス、禁忌と呼ばれるモンスターである。
しかし、これには続きがあったのは誰も知らない。
何故なら、
その肉体の持ち主の名はベル・クラネル。
英雄と謳われる筈だった少年が神の娯楽として運命を歪められ、黒龍の魂と共に生きる物語である。
ようやくだ、これでやっと解放される…。
俺は
なぜ、ミラボレアスに転生したのかと言うと神の部下の天使がミスって俺の命の書類をシュレッダーで細切れにしたのが原因だ。
そのせいで、俺はモンハンの世界で黒龍ミラボレアスにへと転生させられた上に数多の
まぁ、その結果その世界で必要な強さが手に入ったことは嬉しい誤算ではあったけど…。
とにかくこれでやっと楽になれる、そう思っていた。
しかし、それは叶わなかった。
「どういう事だ…、これは…」
今、俺の目の前に広がっている光景は様々な種族が街の中を歩いているのだった。
しかも、この街の風景に俺は見覚えがあった。
それは生前読んでいた「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の舞台である迷宮都市オラリオそのものだった。
「まさか、今度はダンまちの世界で何をさせようというのやら…」
そう言いながら俺は硝子の貼られている店まで行き、今の自分の姿を確認するのだった。
ガラスに写った姿は処女雪のように白い髪に血のような
「{
その事実に対して俺は心の中で叫ぶしかなかった。
モンスターを登場させますか?
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はい
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いいえ
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どちらでもいい