黒龍として討伐された転生者が目覚めると白兎になっているのは間違っている。 作:馬です
三派閥の重要人物が揃ったところで会談が始まる。
最初に口を開いたのは神ロキ。
「まずは礼をせなあかんな、ベル・クラネル。うちのフィン達を助けてくれてありがとう」
「私からも言わせて頂戴、オッタル達を助けてくれてありがとう」
最大派閥の主神からの感謝の言葉に俺はこう言った。
「運が良かった、それだけですよ」
俺がそう言うと神ロキがこう言ってくる。
「謙虚なやっちゃな~、そんなら礼も言うたし本題にはいろか。自分、何モンや?」
先ほどの穏やかな雰囲気とは打って変わって剣呑な雰囲気を纏うロキにヘスティアがこう言った。
「ロキ、それはどういう意味だい?」
ヘスティアも普段のぐーたらな雰囲気とは一変して圧が強い。
「決まっとるやろ、フィンら第一級冒険者がズタボロにする相手を自分とこの
「確かにね、だとしても神威を放ってまで聞くことなのかい?」
「自分かて出しとる癖に何言うとんねん」
喧嘩腰で会話する
「ちょっと二人ともここでは争い事は無しよ」
「そんなん解っとるわい!!」
「ボクだって解ってるさ!!」
「話がそれてしもうたな」
「ロキのせいでしょ」
「ロキのせいだね」
「どの口が言うとんねん、このドチビ」
「それには神ロキに同意」
「ベル君!?」
まさかの味方無しに驚きを隠せないヘスティアを
「俺が何者かねぇ・・・、簡単に言えば・・・化け物」
「{ベル君!?}」
俺の言葉に内心動揺を隠せないヘスティア。
「それはどういう意味や?」
「言葉通りの意味ってことにしておいてくれ」
神ロキの問いかけを飄々と躱す。
「てめぇ、フザケてんのか?」
俺の態度に口を開いたのは【
「巫山戯るつもりはないさ、この場ではな」
「だったらもっとはっきり喋りやがれ」
「これでも真面目に答えてるんだがなぁ・・・」
うん、こうしてる今も苛立ちが伝わってくる。
「俺がウダイオス強化種を倒したのは主にスキルのおかげだ、格上喰らいのな」
「そんな簡単に自分のスキルの事をしゃべっても良かったのかい?」
俺の言葉に反応するのはフィンだ。
「あぁ、別に構わねぇよ。
フィンの質問に俺はあっけらかんに返す。
「まぁ、いいさ。今君に幾ら質問を重ねようとものらりくらりと躱されそうだ。会談はここまでにしておこう」
やれやれといった感じでフィンがそう言うと布に包まれたものを取り出した。
「ベル・クラネル、これは僕達【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】で話し合った結果、この
布に包まれていたのは今回の騒動で
「お前らはそれで良いのかよ」
「僕達にも冒険者としての面子があるからね、倒してもないモンスターの
「ふーん、じゃあ有り難く貰っとくわ」
そうして、俺はウダイオスの黒大剣を手に入れた。
会談の後、俺は手に入れた黒大剣を眺めていた。
「さて、こいつをどうするかな」
俺はそう言いながら黒大剣を眺めるのだった。
黒大剣の使い道は?
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大剣
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太刀
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双剣
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斧槍
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戦斧