黒龍として討伐された転生者が目覚めると白兎になっているのは間違っている。 作:馬です
オッタルとの手合わせの後、俺達は
「団長凄かったにゃ、あの猛者と互角に渡り合ってたにゃ」
「うん、猛者の剣を受け流してた」
「俺もあんな風になりてぇなぁ」
「自分も攻撃を流すことが出来たら傷が減るっすね」
俺とオッタルの手合わせを見たことで何らかの目標が各自で出来たようだ。
「ベル君、お疲れ様だったね」
「まぁ、これでロイマンの動きが抑制されるのなら受けてよかったよ」
そう言って水を一杯飲み、一息入れるのだった。
少し
「おにいさん、おにいさん、白い髪のお兄さん」
その声に反応して振り向くと、そこにはサポーターのリリルカ・アーデがいた。
「腕の良いサポーターはいりませんか?」
「じゃあ、お願いするかな」
時期が早いが・・・やるか。
そうして、俺はリリルカと共にダンジョンへと向かうのだった。
「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
「リリルカ、落ち着け。余計にモンスターを呼び込んでいるぞ」
「叫ばずには居られませんよ!!だって、ここは深層なんですよ!!」
そう、今俺とリリルカが居るのは深層四十九階層別名『
現在、俺は
「それに、リリルカだって簡単に大金が手に入るって聞いて食いついてきたじゃん」
「それはその内容を知らなかったからです、知ってたら来ませんでした!!」
俺の言葉にリリルカは本音で叫ぶ。
「それでさぁ、リリルカ聞きたいことがあるんだけどいい?」
「今のこの状況で聞いてくるのはおかしいと思いますけど、実際無事なので聞いてあげます!!」
「じゃあ聞くね、【ソーマ・ファミリア】潰さない?」
「!?」
俺の言葉にリリルカは驚愕の表情を見せる。
「実はさ、その派閥に前からいちゃもん付けられてるんだよね。目障りだから消えて貰おうかなって持ってるんだけど、リリルカ協力してくれない?ちゃんと報酬は払うよ?」
俺のその言葉にリリルカはこう言ってくる。
「ベル様、本気で言っているのですか?」
「うん、本気」
「リリはベル様の消したい【ソーマ・ファミリア】の団員なんですよ」
リリルカが自ら隠していた
「だから?」
「どうしてリリにそんなことを言ってくるんですか?」
「濁してもアレだし、正直に言うね。リリルカ・アーデ、俺はお前が欲しい」
「ふぁっ!?」
俺の斜め上の返答にリリルカは顔が赤く染まる。
「だから、お前の心を縛る【
そう言い切った俺に対してリリルカはこう言ってくる。
「いきなり何を言ってるんですか、この爆弾発言兎はーーーー!!」
俺に抱えられた状態で暴れ回るも意味はなく只疲労感に襲われるだけだった。
そうして、全ての