今年の1月に小説を投稿してから半年近く音沙汰もなく心配をかけてしまい申し訳ありません。
活動報告にも書きましたが仕事の関係とコロナでのストレスで精神的に参ってしまい、何もする気が起きませんでした。
現在は家族と親友達の励ましのおかげで落ち着いて、またこうして筆を取ることができました。
まだまだ本調子ではないですが、無理しない程度に自分が好きな時に小説を投稿していきます。
そして今回はリハビリを兼ねて試しにシンフォギア以外の作品を初めて投稿しました。
久しぶりなので下手になっていると思いますが楽しんでもらえたら嬉しいです。
――三人称視点――
場所は都会から少し離れた山の中で、普通なら家でゲームをしたり、友達と遊んでもおかしくない年頃の少年が慣れた風に山道を登っていた。
「へへっ!今日から夏休みだから朝から秘密基地で遊べるぞ!」
そう言った少年が嬉しそうに笑顔で山道を登り、しばらくして目的地である少年と彼の祖父が一緒に作った秘密基地に辿り着いた。
「来る途中で拾ったお宝もあるし、これでコレクションがまた増えるぞ……ん?」
背中に背負ったリュックに入れたある物を考えながら少年が秘密基地に入ろうと扉代わりにかけてある布から複数の女性の声が少年の耳に入った。
「もう、焔ったら訓練だからって力入れすぎよ……」
「何を言ってる?訓練だろうと加減してたら意味ないだろ?」
「だからと言って!服がぼろぼろになるまでする必要ないじゃない!」
「本当ですよ。只でさえ蛇女を抜けてから資金面が厳しいのに……これじゃ明日のもやしを買えるかわかりません」
「ふふ、そうね。今はアルバイトしてなんとか凌いでいるけど、訓練の度にこれだといつか素っ裸で過ごす事になりそうね?そうなったらあなたは平然と過ごせるかしらねぇ、焔ちゃん?」
「うぐ……わ、分かった。次からは訓練はほどほどにしておく……」
「ん~~……わしは別に構わんけど?」
「「「「いや、それは駄目だろ(でしょ)(よ)(ですよ)!」」」」
「(なんか聞こえにくいけど、やっぱり誰か入ってる。オレの秘密基地なのに勝手に入りやって……追い出してやる!)」
耳を済ませた少年がそう言うと足下にあった木の枝を拾い、ゆっくりと足音を立てないように秘密基地の扉代わりの布に手をかける。
普通なら怖がるところなのだが、少年は自分以外の者が無断で秘密基地を使用している事が許せないという気持ちが強く出ている為、怖がるという気持ちがなくなっていた。
「っ!まて、誰かいるぞ!」
「(気付かれた!?)ええいままよ……!」
見られてないのに自分がいる事に気付かれ驚くも、少年は仕方ないと判断して中に入り込み大声を出した。
「やい!お前らオレの秘密基地を勝手に使ってん……じゃ……」
中に入って自分が抱いていた気持ちを出していたが、目の前の光景を見た途端段々と少年の声が小さくなり顔を赤くしてその光景に目がくぎ付けになってしまった。何故少年の目がくぎ付けになったのか、それは……。
「なっ!?」
「えっ!?」
「嘘でしょ!?」
「あら?」
「ん?」
少年の目の前にいたのは、刀を片手に持つ褐色のポニーテールの女、両手に大剣を持った長い金髪をした女、日傘を持った長い黒髪の左目に眼帯を付けた少女、薬品を片手に持った茶髪のミディアムヘアの女、ナイフを持った緑色のショートヘアの女が、突然現れた少年に驚いて思わず動きを止めてしまった。
何も身に付けてない生まれたままの姿で…………。
「「「キャァァァァァァァッ!?」」」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
「あらあら、大変」
「……?」
二人を除いて裸を見られ両手で身体を隠した三人と彼女達の裸を見てしまった少年の悲鳴が山の中に響き渡った。
◇◇◇
「もう、三人とも相手はまだ子供なのにやり過ぎよ」
ロープで身体を拘束され目を回して大きなたんこぶができた気絶している少年を横にした春花が少年を気絶させた焔、詠、未来の三人に説教をしていた。因みに五人は既に服を着ている。
「い、いや追っての忍かと思ってその……つい」
「それに春花様。こいつあたし達のは、裸を見られたんですよ!いくら子供でも許せるわけないじゃない!」
「うう……初めて男の人に裸を見られましたわ……」
「言い訳しないの!」
「「「はい……」」」
秘密基地に敷いてあるブルーシートの上で正座で説教を受けて言い訳する三人に春花がもう一度叱りつける。
「う、うぅ……」
「みんな子供が起きたで」
少年の頬をツンツンと突いていた日陰が春花達を呼ぶと日影の回りに集まると気絶していた少年が眼を開けた。
「ん……んん!?な、何なんだお前ら!?人の秘密基地で何をしていたんだよ!その……は、裸で」
「「「っ!?」」」
「あら~、随分なおませさんね」
「それがどうしたん?」
眼を開けると自分を見下ろしている五人の少女達の顔を見て驚いて器用に身体を起こすと自身が縛られている事に気付き再び驚きつつも目の前にいる少女達に文句を言いつつも彼女達の顔を見て裸を思い出し、最後は小声で言うと指摘された三人が顔を赤くなり、春花は笑みを浮かべながら頬に手を当て、日影は無表情でコテンと首を傾けて恥ずかしがる所か何故と逆に質問する。
「と、とにかくここはオレの秘密基地だ!さっさと出ていけ!」
「って、ちょっとまて!?秘密基地だと?ここは私達が見つけた隠れ家だ。いきなり出ていけと言われても困るしここしばらく私達以外誰も来ていなかったぞ?」
「それは今日まで学校に行ってたから行こうにも行けなかったからだよ!それにじいちゃんがしばらく山に行くなって言ってたし……というかお前ら誰なんだよ!いきなり刀や剣を振り下ろしてきたり、傘から光る球が出てくるし何なんだよ!?」
褐色の肌と長い黒髪をポニーテールにした焔の質問に少年が答えた後、自分を捕まえた焔達が何者なのか問い詰める。
「う、それは……」
「何者って、わしらは忍やしな」
少年の問いかけに困った表情になる焔。同じようにどう説明すればいいか詠達が悩んでいる中、日影が暴露した。というかぶっちゃけた。
「「「日影(さん)!?」」」
「あら~、日影ちゃんいきなりぶっちゃけたわねぇ」
「下手に誤魔化すよりええと思ってな」
「しの……び?それって忍者ってことか?」
「ええ、そうよ。といっても私達は抜け忍だけどね」
少年の言葉に答えた日影に焔、詠、未来が驚く中、春花はあまり驚く様子を見せず日影に声をかける。
日影が言った言葉の意味を少年が答えると春花は座り込んでいる少年に目線を合わせようと屈むと必然的に春花の豊満な胸が少年の視界いっぱいに広がり、それを見た少年は赤くなって思わず顔を背けてしまう。
「と、とにかく!あんたらが忍者だって言うのは分かったけど、何でここにいるのか教えてくれよ!」
「……はぁ、言ってしまったのは仕方ないな。いいだろうそこまで言うなら教えてやる!よーく聞いておけ!やるぞみんな!私の名は焔!」
少年の言葉を聞いて一度ため息を吐いた焔は開き直り、自分の名を告げるとそれに続くように他の四人も名前を告げた。
「
「日影や」
「未来よ!」
「ふふ、私は春花よ」
「我ら!」
「「「「「焔紅蓮隊!」」」」」
「…………」
「(ふっ、決まったな)」
某戦隊シリーズを彷彿させる決めポーズをした五人を見た少年が言葉が出ない様子に焔は内心ほくそ笑んでいると黙っていた少年がようやく口を開いた。
「ヒーロー番組の中の人?」
「「「違うぞ(わよ)(ます)!?」」」
「まあ、そうなるわよねぇ」
「ヒーロー番組?」
勘違いした少年の言葉に三人の突っ込みを声を上げ、それに春花は苦笑し、日影は少年の言ったヒーロー番組に首を傾けた。
どうでしょうか?クロトダンです。
久しぶりの小説と初めての閃乱カグラの作品です。
どうしてこの作品を書いた理由は閃乱カグラの小説でおねショタ系の話があまり見ないので試しに書いてみました。
これを気にゆっくりと他の作品の続きを書いていこうと頑張っていきます。
それでは!