魔剣騎士物語 月光剣白夜   作:ヤマト・ゼロ

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今回が最初の投稿ですが
途中で終わらせずに最後まで描き切ります

ファンタジーで仮面ライダーセイバーを書きました
オリジナルのライダーでオリジナルフォームも沢山出します
ライダー好きなら分かる小ネタなんかもいれて行きたいと考えています



序章 夢の世界

それはまるでやがて訪れる波乱を思わせる

かのようにわき上がる。

 

漆黑の雷雲に満たされた不思議な暗い空間を、

ツルギはひとり目を閉じて、流されるように漂う

 

―俺にはよく分からない

 

この世界が、本当に本物なのか

 

そんなの考えたことも無かった―

 

下へ、更に下へと深く沈む

・・・どれくらい沈んでいたのだろうか、

⻑い時を漂い続けるうちに 肌の感覚も無くなり

水の感触や冷たいのかも分からない。

 

廻りの音も消え去り意識も薄れていき

このまま自分は消えてなくなるのでないかとさえ

思えてきたその時ついに水底へたどり着いた。

 

体の感覚が急に戻り暑い日差しで肌が焼ける感覚を覚え目を覚ますと俺は見知らぬ浜辺に立っていた。

別の場所に転移したかのような不思議な感覚があり。何故か体は全く濡れていなかった。

 

「夢...だったのか」

 

あまりにも非現実的な事態に

思わず思っていた言葉が口からこぼれる 照りつける太陽のまぶしい光に手をかざしながら、俺はふと視線を動かす 見れば、目の前の海のなかに、赤髪の少女、 幼馴染の燈火がこちらに背中を向けて立っていた

 

「燈火!!」

 

親友を見つけて思わず笑顔になり、俺は、燈火のほうへ駆け出そうとする

その矢先に、足元の海水が見る間に引いていく。驚き、燈火のほうを見ると 先ほど引いた海水がとてつもない高波となって、燈火のほうへ押し寄せてきた 背丈を超える壁の様な波が迫りくるのも気にとめず、燈火は俺のほうを振り返る まるでどこかへ誘うように、俺に手を差し伸べる燈火。

俺は燈火へと駆け寄るが......

 

「燈火! 危ない!!」

 

勢いよく押し寄せてきた高波にさらわれ、燈火ともども海中に引きこまれてしまう 海のなかでも顔色ひとつ変えず、なおも俺に向かって手を差し出す燈火 俺は燈火の手を取ろうと必死に泳ぐが、あと一歩のところでつかめない またしても波に流された俺は、息をしようと海上に出ると周りは夕焼けに変わっており水も腰の高さまでしか無く、明らかに別の場所だった

 

「また場所が変わったのか?」

 

すっかり朱に染まった海。浜辺では燈火が、こちらに明るく手を振っている

 

「お〜い!ツルギ〜!」

 

俺も燈火にほほえみ返し、彼女の待つ浜辺へ、水をかきわけながら近づく

浜辺にたどり着いた俺と笑い合う燈火だが、その顔からふいに笑みが消え

空に向かい指を指す

 

「あれ!」

 

燈火が指を指した先を見上げると、夕暮れにも関わらず流れ星が降り

そのなかをもうひとりの俺が、まっさかさまに落ちてくる 驚きながらも自分が落下してくる様子を見つめる。 みるみるうちにもうひとりの俺は、

浜辺いる自分のほうへと迫ってくる ふたりがぶつかる!――思わずツルギに向かって手を差し出す燈火

 

「ツルギ!!」

 

衝突の衝撃でのけぞった俺の身体は、下へと吸い込まれていき・・・ 気がついたら俺は空から落下していた 浜辺のツルギと落ちてきた剣ツルギはひとつになって、夕焼けの海へ投げ出される最初に漂った⻘く暗い水中へと舞台が移り、俺はふたたび沈んでいく 光に照らされ、ゆっくりと目を開ける。そこは、闇の広がる水底だった ツルギが一歩踏み出すと、底に広がっていた闇が純白の鳩となって飛び立っていく 無数の鳩が、闇を切り開くがごとくいっせいに飛び去るのを、静かに見守ると あとには、漆黑の剣と赤い龍が描かれた巨大なステンドガラスの床が、やわらかな光を放っていた

 

『残された時間は少ない 君はもう 戻れない

 けれど急がないで 恐れないで扉はまだ閉ざされている』

 

何処からか女性の声で語りかけてくる

 

「誰だ!」

 

『光に近づけば近づくほどキミ自身の影は大きくなる』

 

ステンドガラスの中央へ進もうとすると、自分の影が盛り上がり形を変えてゆきやがて影は巨大な魔獣に姿を変えた。魔獣は鋭い牙と爪を持ち、背中には大きな翼、丸太程の尻尾があり影だがその姿は正にドラゴンだった。

 

『恐れないで、君の力なら負けはしない 忘れないで

覚悟を超えた先に希望はある』

 

その言葉と共に目の前に漆黑の剣が現れた。

 

『君ならその剣「月光剣白夜」を扱える 覚悟を決めて』

 

「覚悟なら とうに出来ている」

 

ステンドグラスの床は宙に浮いておりドラゴンが居ても落ちず戦うには十分な広さがあった

 

「先ずは間合いにはいらなければ」

 

俺は剣を手に取り影龍の懐に飛び込み

剣を振り降ろす。

剣は龍の体を容易く切り裂いた

しかし影龍は苦悶の声を上げず、

爪を振り下ろしてきた。

ツルギは後ろに下がり爪を躱すが、

影龍はもう一方の爪を横に薙ぎ払った。

 

「――つ!!」

 

一撃を食らったがそこまでの痛みはなかった

 

「姿を似せているだけのハリボテかよ」

 

影龍の正体に気が付いたツルギだが

攻撃した時の手ごたえに違和感があった。

攻撃した際に剣に抵抗がなかった

すり抜けて影龍にはダメージが入っていないのだ。

 

「どうする あの声を信じるなら俺は負けないと言っていた

もしかしてこの剣の力を俺は引き出せていないのか」

 

その時ツルギのポケットが赤く光った

 

「ポケットに何か入っている」

 

取り出すと入っていたのは赤い表紙に「ラース・ドラゴン」

という文字と 赤い龍が描かれた手のひらサイズの小さな本と

3 つのスロットがある白いベルトだった

 

「分かるこいつの使い方が!」

 

ツルギはベルトに剣を差し腰に当てた

 

『魔剣ソードライバー』

 

そして本の表紙を開いた

 

『ラース・ドラゴン』

 

『かつて 怒りにのまれ

     国を滅ぼした 魔王がいた』

 

表紙を開いたら自動で内容を読み上げた、

その後表紙を閉じて

ベルトの一番右のスロットに

装填し、剣を引き抜いた

 

『白夜抜刀 』

   『ラース・ドラゴン』

 

剣を引き抜くと同時に背後に巨大な本が現れ本の中から

赤黑いドラゴンが飛び出した。

ツルギは V 字に剣を振るい一言。

 

「変身!!」

 

ドラゴンは黑い炎と共にツルギの廻りを旋回し

炎がツルギの姿を覆い隠すそして炎が消えると

ツルギの姿は右半身が先ほどのドラゴンを

模した赤い鎧で覆われた黑騎士が現れて

先ほどの斬撃が仮面に刻まれた

そして魔剣から最後の一説が読み上げられる。

 

 『白夜一冊 憤怒の魔王と月光剣白夜が交わる時

       漆黑の剣が敵を切り裂く』

 

「これがこの剣の本来の力かこれなら

一気にけりをつけてやる」

 

剣をベルトに差して剣のトリガーを押し 剣を抜刀した。

 

『必殺読破 白夜抜刀 一冊斬り ラース』

 

ツルギは剣を振り上げた

それと同時に影龍はツルギへと

口を向けて炎の息吹を吐き出した。

「ゴアァァァァ」

 

「フルカウンター!!」

 

ツルギが剣を振り下ろすと

影龍からのブレスを相手に跳ね返した。

 

「グァァァァアアアアアアア」

自分の攻撃をまともに受け影龍体は光となり消滅した

 

「やったのか」

 

影龍を倒したことを確認すると

ツルギはベルトからブックを抜き取り変身解除するのであった

 

「剣が...」

 

変身を解除すると剣と本は光となり消滅した

 

その時足元に闇が広がりツルギは吞み込んでゆく

闇に飲まれてゆく途中にまた声が聞こえた

 

『この先には災い待ち受けているだけど 恐れないで キミは

   世界で一番強い武器をもっている だから忘れないで

          その先の扉を開くのは キミだ』

 

俺が覚えているのはそこまでだった

 

そして意識は闇に飲まれてゆく

 

 

To the next story

 




今回はここまで

今回の話で何をモデルにしたか分かる人もいるかもしれませんが
元ネタ分かっても今後の展開は違いますので乞うご期待

誤字脱字など指摘でも良いので感想お待ちしております
作者のハートはゴム毬なので凹みますがそれをバネに作品をよくしていければと思いますので
罵倒でなければ辛口のコメントでも大丈夫です
では早めに次の話も出します

原作のライダー達の性格は変えて良いか?

  • 変えて良い
  • 変えない方が良い
  • 俺に質問をするな!
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