弱くなってニューゲーム   作:桜油

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れんloop④/たいとfake③/ゆうきbreak⑦/なだめchange⑦

俺が充喜にとどめを刺そうとした、まさにその時。

 

 

 

空から女の子が降ってきた。

 

もう一度言おう。

 

空から女の子が降ってきた。

 

 

 

「「……はい?」」

 

 

 

おかげで決戦の決着はうやむやになった。俺は気がそがれて充喜の胸倉を離し、充喜も呆然としていた。

 

 

 

降ってきた女の子を見ると、ぼさぼさなのにやけに映える青の背中まである髪、右目を隠すくらい長い前髪、空のような澄んだ瞳、黒いローブはしかしボロボロで、中のセーラー服が見えているし傷だらけだ。

 

要するに、俺はこんな状況で夕映との再会を果たしたらしい。

 

 

 

「夕映じゃないか」

 

俺が声をかけると、暫く降ってきたそのままの姿で横たわっていた夕映は起き上がって俺を見て、目を見開いた。

 

「……え、怜!?なんでここに」

 

「ここは国会議事堂跡地。わかるだろ、最終決戦だ」

 

「最終決戦!?噓、もうそんな時期……」

 

と驚いていたが、はっと顔を別の方角に向け、『魔装』を展開する。

 

 

 

「こんな話してる場合じゃなかった、追手が来るよ」

 

「黒守が!?こんなご時世に『軍』本部を開けてるって正気か!?」

 

「ちがう、黒守よりもっとたち悪い!」

 

「……マジで?」

 

 

 

俺の言葉に夕映がうなずく。……きっと、何回も死にかけただろう。黒守ですら割とやばいと話していた彼女は、もっとやばいのに追われて、傷だらけになって。

 

 

 

「……帰ってきてくれて、ありがとな」

 

「約束だからね」

 

 

 

そう夕映が笑ったが、俺は拳骨を軽めに入れた。

 

 

 

「えー、約束守ったじゃん」

 

「無事にとは言わねえよ馬鹿。心配して知人を一人送ったんだぞ全く」

 

「あ、やっぱり」

 

そう話している間に、その追手が夕映が来た穴から落ちてきた。

 

 

 

その追手は、……俺の保護者を名乗る女性、深月命だった。

 

 

 

 

 

>東京某所・ビジネスホテル室内

 

 

 

本郷が倒れた。

 

おれが本郷を揺り起こそうとしたが、一向に目が覚めない。

 

 

 

「……」

 

 

 

どうすればいい。

 

 

 

いまなら自由に動ける。けど、それは作戦指揮がいなくなるという意味だ。成功しても失敗しても『教会』のメンバーはいい奴、悪い奴が混ざって逮捕される。それならまだよくて、まともな目に遭わないかもしれない。

 

どうすれば。

 

 

 

本郷の電話から、音声が鳴る。

 

「火災のため、本隊は撤退指示。本郷から指示を仰げ」

 

おれは余計に焦る。

 

 

 

本郷は今動ける状態じゃない!てか作戦失敗したとか火災とかどういう意味だ!?『水流』を使えば消火なんて余裕……いや、そこは魔術が使えない空間にされてるから……?

 

 

 

混乱していて思考の整理に勤しむ中、電話は鳴り続ける。

 

こうなったらこの電話におれが出るしかない。

 

 

 

「もしもし」

 

『んのくそ野郎!今まで何してやがった!ああん!!??さっさとプログラムをこっちに送れ、状況説明もしろ、あと撤退の指揮!!!』

 

「うるさっ!!」

 

 

 

思わず耳をふさぎながらもそういうと、電話先は

 

『ああ??……あれ、本郷じゃなくて坊主か』

 

と声量を落とし、どこか懐かしむような声になった。おれのことを幼少期から知っている人のようだった。

 

 

 

「まあ。えっと、本郷倒れたんだけど」

 

『はあ?なんでぃ』

 

「多分過労」と異能に関して伏せて話すと、腑に落ちないといいつつ信じた。『欺瞞』は今日も絶好調だ。

 

 

 

でも、もうこれは使わない……かな。

 

 

 

「だから、補佐としてできる仕事はないか?」

 

『……状況をもっと詳しく話せないか』

 

「こちらの手元にはGPSがある。でも送り方がわからない。本郷を起こそうにも、同も反応しない」

 

と話しながらGPSを確認する。建物に一つ反応があるのがわかる。

 

 

 

「あと、ビルが火事なんだっけ?一人取り残されてんだけど」

 

『あーそれリーダーだわ』

 

「……『クリス』のこと?」

 

 

 

と窓からビルを見る。大きく燃えていて、しかるべき対応を取らない場合は長持ちしないだろう。汐宮やゆうきがいるなら魔術が使えずとも消火はできるけど、目立つから控えてるだろうなあとため息をつく。

 

ま、クリスに限って逃げ遅れはないはず。異能者だし。

 

 

 

そう不安を鎮めている間にも状況説明が続いている。

 

『ポリと、『軍』で出張してた連中と、誰が呼んだか知らんけど『院生室』まで出張ってやがる。相当きついぜ?目立つ技は使えねえ、戦闘も極力控えないといけないだろうな。それに駅、都庁、学校、その他公共施設には大勢いる。こっちも近づけねえ』

 

「……ねえ、」

 

 

 

おれは説明を聞き終えて、少し考えた末に口を開く。

 

 

 

「全組員におれから放送をかけることは?」

 

『できるはずだぜ?本郷が本来その役目だったからな。本郷の端末いじればわかる』

 

「……ありがとう。少し考えるから切るね」

 

おれはそう言って通話を終え、倒れた本郷をベッドに寝かせ、目を瞑る。

 

 

 

今おれのやるべきこととは?

 

汐宮やゆうきは『教会』の作戦をつぶしてくれた。

 

ひなたさんも今必死になって高校を守っている。

 

他はわからない。けど、きっと何かがあって戦っている。

 

 

 

じゃあ、おれは何と戦うんだ。

 

おれは今まで何を学んだ。

 

親父から何を聞いてきたんだ。

 

 

 

このままじゃ『教会』組員の大半が捕まる。『教会』はたしかにマフィアだが、だからって全員が悪い奴じゃない。作戦に参加したものの碌に何もやってない人が警察につかまって、逃げ延びたやばい奴のかわりに裁かれるなんて理不尽は見逃せない。よしんばそうだとして、そうでもしなきゃ生きられなかった人までいた。その人に情状酌量くらいあったっていい、おれはそう思う。

 

そして、『神父』は、異能者の扱いやその動機は何であれ、そういうくいっぱぐれた社会的に孤立してるやつを助けてたんだ。ならそれでいいじゃないか。

 

それに、もうこれ以上仲間に無駄な戦いをさせたくない。

 

 

 

魔術師としては憧れた。自分がどうしてもできない部分があっさりできるから。

 

父親としては尊敬した。どんなに苦しくても狂っても、おれはおれで見てたから。

 

『教会』の組員としては……自分の野望のために小物や悪びれただけのやつまで道具にする許せないやつ。……けど、その仲間にも支えられて、おれは好きなことをできる人生を送ってた。

 

 

 

……おれは。

 

 

 

端末をぽち、ぽち、と操作する。

 

確かにわかりやすかった。自分が普段触っているスマホと大差ない。

 

あっという間に全体通話開始のボタンが表示され、おれは深呼吸する。

 

大丈夫。おれならできる。イメージはあくまで、昔の善良だったころの親父。

 

 

 

……よし。

 

 

 

「あー。あー。聞こえてるかな」

 

『問題なしだぜ』

 

おれのことも昔の親父もよく知ってる古株がそう言う。

 

「おーけー。よく聞いて」

 

おれはそこでいったん息をゆっくり吸いこみ、宣言するように、宣誓するように言葉を紡ぐ。

 

 

 

「どうも、君らの上司です。今後おれのことを『神父』と呼ぶように」

 

まあ、代行なんだけどね。心の中で呟き、続ける。

 

 

 

「前提一つ目。本郷は倒れたし、クリスも今は燃えるビルの中。指揮できるものがいない状態でこの状況はやばいからおれが指揮を代わっている。よって現時点では代行だ。しかし、特にしかるべきものからの言及がない限りおれは代表そのままと思ってほしい。従えない者はこの時点でこれを破壊し、金輪際関わるな。どうなっても知らないし『軍』『院生室』『John』が敵に回ると覚悟しておいてね」

 

「前提二つ目。『神父』を名乗る以上、部下は守る。もし今回、この作戦において逮捕、その他将来性や自由が大きく損なわれるような事態に陥った場合、おれが助ける。その場合は最悪、先ほど挙げたおれの後ろ盾の意向に逆らうことも吝かではないと思っているよ。今までの素行にもよるけど」

 

「前提三つ目。さっきからも言ってるけど、おれは今回の作戦が終わった後は正式に『院生室』『John』『軍』と同盟を結び、敵対行為を極力取らない方針でいる。よって実験などは取りやめて、その関係者については情状酌量も考えたうえで極力円満に収まる処分を執り行う。おれは『教会』は嫌いで、この行動の意味はおれが指揮権が欲しかったのと、親父が守りたがったものをおれも守る手伝いくらいしてやりたかったからだ」

 

「前提四つ目。おれは全然才能もやる気もないしょうもない魔術師になったし、生意気でわがままにもなったけど。……でも、おれがこうして成長できたのはお前らのおかげ。おれが『普通』を学んで、それでも軟禁状態のおれにある程度よくしてくれてた皆のおかげ。感謝しかない。だから、こんな無駄な争いしか生まない作戦はさっさと終わらせよう。乗り切ったら給与アップだ。みんなで協力しろ」

 

「それじゃあ、いくぞ。これより、『教会』本隊、撤退作戦指揮を開始する」

 

 

 

 

 

>『軍』本部ビル最上階

 

「……どれだけ改造してるんだよ」

 

「さすがにこれが最後の一体ですよお?」

 

「……」

 

 

 

僕はその『僕の兄弟』を見据える。

 

さっき終わらせた、自我も何もないのと比べれば、こいつには若干の自我と理性を感じる。戦意こそあるが、向かい合ってもなお殺気は感じない。

 

 

 

「……これってクリスと戦っていることには」

 

「なりますねえ。だってぼくの開発品ですしい、それに、ぼくがブーストしますからあ、常人並みの身体能力が大幅に向上しますよお」

 

 

 

そう言うクリスは『昇華』を使用する。本来は記憶を読み解くためだけのそれは、しかし使い方によってはバフなど支援に使える。そうやってバフをかけられたそれは僕に襲い掛かってくる。

 

 

 

「くっ」

 

動きが早い。見えないほどじゃないけど。

 

それが大きく拳を突き出す。受け止めようとした僕は悪寒がして咄嗟に避ける。瞬間、僕のいた床が大きく抜けて、下の階の床まで突き抜けていた。

 

「……はあ……?」

 

なんだこれ。一発でも当たったらアウトだ。短期決戦を狙わないといけない。

 

……でも、勝ちまでのルートも見えた。

 

 

 

僕は立ち上がって、『破壊』弾幕を張る。そして距離を詰めるが、今度は目にもとまらぬスピードで拳が迫る。それを右、左と避けて、弾幕を腹部に叩き込んだが同時に僕の腹部にもそれのパンチが命中してしまった。

 

「かは……っ」

 

血反吐が出る。一撃が重い。内臓がいくつか破裂したのか、すごく痛い。

 

 

 

一撃で沈んだ僕に、彼があくびをしながら

 

「あのお、まだやるんですかねえ」

 

とバカにするように言う。

 

 

 

「負けは、認めない」

 

 

 

痛覚を破壊する。赤と緑の区別がつかなくなって血の色がわからなくなったけど、どうでもいい。

 

そしてまた同じ戦法で突貫したけど、まだダメージが入らず僕だけ重症になる。また臓器が壊れる。流石に死ぬかもしれない。だからこれ以上ダメージが入らないように、『脳のリミット』を破壊する。これで、普通一割しか使っていないのを十割無理やり引き出せる。

 

 

 

「まだでしょうかあ」

 

「……舐めないで」

 

 

 

僕は立ち上がり、また突貫する。

 

動きが遅く見える。拳を大きく振りかぶったそれを、威力を破壊することで無理やり防ぎ、距離の概念を殺して背後に移動。それの行動の概念も壊して動きを止めて、物理法則を破壊して『サイコキネシス』擬きを当てた。

 

いろいろ感覚が消えた。味覚も平衡感覚も嗅覚も怪しいけど、でも、それでも、僕はクリスに勝ちたい。

 

 

 

「……」

 

 

 

さっきまでにやついていただけのクリスがいつの間にか真顔になっていて、

 

「まだ終わりじゃない」

 

と『昇華』を使う。

 

 

 

僅かに残っていた理性の色が消えていく。

 

「……やめて。これ以上すると、理性が」

 

「消えたほうが幸せでしょう?終わらせてもらえますからねえ」

 

 

 

さっきまで真顔だったのに笑顔に戻っている。僕の制止も虚しく、更に理性が失われていく。確かに理性も自我もなくなるなら僕は引導を渡すだけだけど、だからって。

 

 

 

「……馬鹿にしてるの、人間のこと」

 

「よくいいますよねえ、ホムンクルス風情、この人でなしが」

 

とクリスは嗤う。

 

「人は等しくバッドエンドですよお?幸せな人が死のうと、不幸な人が死のうと、それはバッドエンドですう。理性がなければ幸福も不幸もないのでハッピーエンドですよお」

 

「……やめろ」

 

僕は『破壊弾幕』を大量にクリスに飛ばしたけど、やむなく飛ばされる。

 

そして僕の限界も来て、自力で立てなくなった。

 

 

 

クリスは「……まあ、そこまで言うなら壊さないでおいてあげましょう。寿命が近いですけどねえ」とせせら笑い、『昇華』を止めた。

 

「君の弱点、わかった気がしますよお」

 

「……なんだよ」

 

「それはですねえ」

 

とクリスが散々ためて、指を口元にあてた。

 

 

 

「……秘密です♪」

 

「……」

 

「冗談です。本当は、」

 

「……」

 

「異能を複数所持していないことですね」

 

「クリスの異能の内容じゃないかあ!」

 

叫びながら血反吐が出た。

 

 

 

 

 

>『軍』本部前

 

 

 

「大丈夫でしょうか……一応有希は火を消せるはずですし、脱出も困らないはずですが……最上階に戻ったほうがよかったでしょうか」

 

クリスと戦って無事と信じて、一般人の避難や警察の通報、『軍』への協力などをしていたら、かなり燃え広がっていた。有希とはまだ合流できていない。一応これでも『院生室』の協力もあってスムーズに包囲網を作れたけど。

 

 

 

私がそうため息をついてうろついていると、そこにいたのはテロ未遂のジュクジョスキーさんだった。

 

「あ、じゅ―」

 

「おい、黙ってこっち来い」

 

「ええ!?」

 

そして無理やり裏路地に連れ込まれた。

 

 

 

「な、なんですか!」

 

「取引がしたい」

 

「はい?」

 

 

 

構えていた鋏をその言葉でいったんしまった。本当に害意がなさそうだったから。

 

私が落ち着いたのを見たジュクジョスキーさんが、話し始める。

 

 

 

「今回の件はまじで秘密。俺はお前の兄とか言って警察撒くの協力してくんない?」

 

「……」

 

「うん黙って通報しようとするのもやめて?話し終わってないよ?」

 

その言葉にスマホをしまう。仕方ない、最後まで聞きますか。

 

 

 

「俺はこの際に教会抜けることにしたんだわ。まあ新しい代表さんはまともっぽいけど、それ言ったら前の代表も途中までまともだったからさ」

 

「はあ」

 

「教会から抜けないならサポートを受けられるが、抜けたやつはそうじゃねえ。まあ組織が嫌いなガキだったししゃあねえ、むしろちゃんと部下のままなら仲間を裏切ってでも助けてやるってんだからすげーわ」

 

「……はい」

 

有住さんの話だろうか、もしかして。

 

 

 

『神父』の息子で、伊灯高校の元生徒会長で、有希の命の恩人。『教会』を改革するって話、本当だったんだ。

 

戦闘がやけに少ないのも彼の活躍かな。みんな、頑張ってる。

 

 

 

「それで、なんでしょうか」

 

「で、だ。俺は捕まったらテロ未遂だから死刑ほぼ確定なのよ」

 

「はい」

 

「足洗って人生再スタートしてえのに、死んだらやじゃん?」

 

「なら撤退成功した後に抜ければ良かったのでは?」

 

「俺はあのガキが頑張ってるのはどんなに嫌いでも知ってたから、そういう利用はしたくねえの」

 

という言葉に思わず感心したけど、そこからはそういう話じゃなかった。

 

 

 

「話戻すけど。俺が万が一捕まったとするよ?」

 

「はい」

 

「事情聴取は絶対あって、魔術を使うから噓つけねえじゃん?」

 

「そうなんですか」

 

「そう。で、事情全部話そうとするとさ、お前の話をしなきゃいけなくなる」

 

「……まさか」

 

異能者だと世間に露呈する。それも、あまりよろしくないタイミングで……!

 

 

 

理想的なタイミングは、日本にある程度認知されて、『軍』も反対できない立場で、評判が高い状態の時だ。何の条件も満たしていない今は悪目立ちは避けたい。

 

けど、この人の思う最悪の事態は違った。

 

 

 

「そのまさかよ。お前までテロリスト扱いされるぜ」

 

「……」

 

 

 

ジュクジョスキーさんは、『教会』の一員として『軍』本部を襲撃して、更に爆発物を持ち込んで爆破を実行。

 

私、汐宮宥は、学校をサボって『軍』本部に潜入、無許可で戦闘行為を行った挙句、爆発物を利用して火災の原因になった。

 

確かに最悪だった。下手したら私も死ぬねこれ。

 

いや、消火はできなくもないんだけど、最悪記憶をいじればいいから目立つ云々を無視するにしても、もうこれ以上異能を使うと異能リビドーで二次被害が発生しちゃうんだよね。有希と合流しないと厳しいんじゃないかな。有希も同じことができるけど、クリスと戦っているならやっぱり厳しいかもしれない。てか記憶をいじるったってこんな大騒ぎじゃあ現実的でもない。

 

うん、詰んだかなあ?

 

 

 

男が私に再度いう。

 

「そうなりたくなかったら、お前の兄ってことにして脱出を手伝え」

 

「……兄さん、この街をもう出るんですね」

 

 

 

正義感より自分の命が大事だよね。

 

それにほら、この人は変態だけど、割と心入れ替えてるし。うん。大丈夫!

 

正当化するけど冷汗で服はびしょびしょだった。

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