▼『John(Justice Of Hated Nortably/Justice Of Hated Never)』
日本東京を本拠地とする、最近できた秘密結社。『軍』非公認ではあるが、アメリカに本拠地を構える『院生室』と同盟関係にある。
異能者差別解消が目的。主に魔術理論研究、異能者保護、依頼解決の活動を行っている。
>異能者差別解消、異能者の保護や支援、何でも屋などを行う組織。
軍、教会、院生室と同盟を締結。
代表、全権代行の夫婦が内政担当、他二人(夫婦の親友)は外交担当…と言っても、国外の異能者の保護や支援をメインとしているようだ。
・丈凪怜じょうなぎれん…プロローグ初出
主人公。『充喜暁』として推薦任務にあたっていたが、その任務中に逆行憑依を果たす。『逆行者』。目的は『充喜暁を一発ぶん殴ること』『異能差別の解消』。真白夕映の目的も概要しか知らないが手伝うつもりだった。知ってからは、最高のハッピーエンドの中、ずっと大切に思ってきた少女に告白をする(=普通の女の子らしく恋愛結婚をしたいという夢を叶える)と心に決めていた
黒髪に赤の混じった黒い瞳。
仲間思いで、頭の回転がはやい。基本ボケ役が多い。
異能は『循環』『決意(LORD)』、異能リビドーは『感情の噴出』
対象にものを循環させる、ベクトルを変更するなどの効果があり、それを意識循環(無機物に意識を付与して動かす)、魔力循環(魔力を体内で循環させて魔力を無限に使えるようにする)、方向循環(血液や動きのベクトルを変更する)に用いることが多い。
異能リビドーが発動することはあまりないが、発動した際は効果が一部適用範囲が大きくなり、時間循環(時間を循環させて巻き戻す/早送りする)、体力循環(体力を戻すことで治癒力を底上げする)なども行えるようになる上、異能を使用した際の行動の結果がすべて効果が増大するため、本人は異能リビドーを意図的に発動させることもある。
>異能の力が失われた一般人として異能者差別解消に貢献。異能の魔術再現や同盟組織の協力もあり、晩年にはその目標は達成された。
因みに、充喜との決闘の約束は本編終了後10年後に達成されたとか。
また、真白とは結婚し、子宝に恵まれた。
・真白夕映ましろゆえ…1-1初出
ヒロイン。丈凪怜と充喜暁の人格を入れ替えた張本人。『歴史改変者』。目的は『世界滅亡の危機を回避する/打倒すること』。手伝うつもりでいる丈凪怜の目的の詳細を知ったうえで、サポートしたいと思っていた。
青い髪、それより若干濃い空色の瞳。
知的好奇心旺盛で、優しい性格だが目的のためなら冷徹な行動もとる。
異能は『操作』、異能リビドーは『フェティッシュ』。
対象を操る効果があり、それを方向操作(ベクトルを変更する)、確率操作(確立を操作する、主に命中率)、心理操作(相手の感情を増幅、減少させる)、時間操作(時間軸の移動)に用いることが多い。奥の手『運命操作』もあるが、使う気はなかった。あくまで丈凪怜の生存、世界破滅阻止の為だけに使ったが、自分が生存する未来は考えてなかった。叶わない夢のつもりでいたら、一番信じられる人、悪夢を終わらせたヒーローに蘇生された上に告白された。そりゃ受けるしかない。
異能リビドー、異能や世界情勢に詳しいのは知的好奇心と執念…もとい、『必ず世界を救う』という決意の賜物。
>異能を失った丈凪怜の『異能者差別を無くす』夢に協力し、異能魔術を共同開発、発表。子宝に恵まれた彼女は、それはそれはとても幸せそうに、普通の女性の人生を満喫していた。
・汐宮宥しおみやなだめ…2-2初出
真白夕映の中学一年の頃のクラスメイトであり、丈凪怜の仲間。
暗い茶色のストレートを腰まで伸ばしてハーフアップにしている。瞳は灰色。
温和な性格。
異能は『書換』、異能リビドーは『殺人癖』。
対象を書き換える効果があり、主に状態書換(大きさ、傷の状態、異能の効果、魔術式の変更など)、属性書換(鋏からビーム出してたやつ)に用いることが多い。
異能リビドーに関しては、殺人癖を書き換えることで対応している。
>異能を上手く制御できなかったり、異能リビドーや異能の効果で恐れられて孤立している異能者を支援し、上手く社会に馴染めるようにする為に旅をしていたが、ある時期を境に帰国、一条と再会して事実婚。子供も世界を放浪している。
・一条有希いちじょうゆうき…3-2初出
丈凪怜が中学三年の頃に夏祭りで遭遇した少年であり、丈凪怜の仲間。教会が『否定』のDNAから作成したホムンクルス。
白い髪、襟足とメッシュだけ黒く、灰色に近い瞳。
物静かだが、心を開いた相手には(比較的)多弁になる。
現在は『John』のメンバーとして活動している。
異能は『破壊』、異能リビドーは『感覚喪失』。
対象を壊す効果であり、主に概念破壊(物理法則を乱すなど)、破壊弾幕(異能の効果がある弾幕を放つ)などに用いる。異能リビドーは汐宮宥の書換で喪失した感覚を戻している。
>自分の経験を活かして、中途半端な実力だったり陥れられたりで落ちぶれてしまった魔術師への社会福祉支援を行っていたが、充喜暁の法整備を機に落ちぶれる人が極端に少なくなったため、範囲を広げて活動していたところで汐宮と再会、事実婚。子供は自分の事業を継いでくれなかったが孫は継いでくれたのでニッコリ。
▼伊灯高校生徒会
・有住汰絃ありすたいと…幕間④初出
『教会』の『神父』……クリスの息子であり、一条有希と日向咲を逃がした張本人。目的は『教会を立て直すこと』。
緑色の髪、碧眼。
多弁であり、相手をあおるのが好き。異能や魔術について一通りの知識がある。
異能は『欺瞞』。マジシャン、道化師のような能力。
生存意欲、生存能力が高く、戦闘のセンスは全くないが回避、罠作成、武器作成などの能力が高い。イキのいい海パン野郎と称されることもある。
>卒業後は日向咲と『教会』本部にて組織の改革を進めた。『John』にも技術提供をした。魔力がなくても魔術を使えるようにする研究の過程で、ある偉大な発明をして、教科書に乗るレベルの偉人となった。結局日向咲とくっついた。
・充喜暁たかしきとおる…1-5初出
サブ主人公。『丈凪怜』として魔術師の駆逐をしていたが、充喜暁に任務で殺されかけて、逆行憑依を果たす。『逆行者』。目的は『丈凪怜に自分の価値を証明すること』。
茶髪に青色の瞳。
ひねくれた性格ながら、その実まっすぐな一面もある。
異能は『受容(SAVE)』。異能リビドーは『パラノイア』。
異能や異能リビドーで自分に物理的に害が発生するものを無効化する能力だが、その他にも、異能や使用者の記憶、感情を受け入れることで、同じ異能を使用することが出来る。さらに『SAVE』になるとものの状態を『救う』ことができる。まさに『投影』の上位互換。
>深月育と結婚。子供も生まれた。黒守を倒した実力者、黒守と同じ異能を使用する継承者として軍提督に就任し、法整備を進めて異能差別を取りやめた。異能魔術を先天性魔術に改名し、全国に広めた。また、ついでに魔術師が落ちぶれにくい、表での活躍の舞台を増やす意味で『レート戦』を開始。世界魔術連合にその事業は引き継がれたが、好評だ。
・深月育みつきそだち…幕間①初出
サブヒロイン。本名は丈凪育。充喜暁の腐れ縁の相棒。
黒色の髪を後ろで一つにまとめている。赤の混じった黒い瞳。
自己肯定感が低く、自分の不都合を無視するが引きずる。優等生で『物わかりのいい振り』をする。戦うことを厭うが、充喜暁の力になりたいと考えていた。
異能の効果で記憶喪失になっていたが、『受容』で全て取り戻している。
異能は『否定(RESET)』。異能リビドーは『自傷癖』。
対象を打ち消す効果で、異能の無効化、魔術の無効化、存在痕跡の否定、自己否定など。異能リビドーが発動すると自分の記憶、感情を糧にするので効果が跳ね上がる。
>充喜暁への初恋も実り、無事に結婚、出産。出産を機に魔術師は引退したが、子どもも面白い異能を所持していたので少し頭を悩ませ、兄や義姉に相談することも。子供が成人した後、子供の結婚資金を稼ぐ為に魔術師稼業を再開。異能も上手く使いこなし、レート戦では常に上位。全国大会では優勝し、初代チャンプになった。
・日向咲ひゅうがさき…幕間③初出
教会が『否定』のDNAから作成したホムンクルス。
銀に輝く髪がグラデーションのように先だけ黒く染まり、灰色の瞳も銀に輝いて見える。
周囲に気配りを忘れない性格。甘え方を知らない。
異能は『昇華』。異能リビドーは『食人癖』。
対象のDNAを採取した際に、対象の記憶や経験、摂取したDNAそのものを自分のもの、栄養などに転換する効果がある。一番コスパがいいのは人を食べることだが、充喜暁の血液を大量に摂取することで代用している。
因みにその栄養を自分の生命力に変換することも可能だが、やればやるほど言語的に障害が生じる。
>『教会』に戻り、有栖と共に革命を進めた。『食人』に関して懸念があったが、いつか自力で克服していた為に普通の魔術師になった。深月育への失恋を振り切り、有栖と結婚。開発を続ける有栖の裏で、魔術師が輝けるもうひとつの活躍の場として、魔術の華やかさを競う『コンテスト』を主催。世界魔術連合に運営は引き継がれたが、好評。
▼『軍』
日本東京に本拠地を構える、世界最大、最強の魔術組織。日本の政治も牛耳っているほどその権力は強く、一貫して異能者排斥を訴える。世界ランクは1位。
>充喜暁が提督に就任して以降、異能者保護を訴えるようになり、『教会』『院生室』『John』と同盟関係、『評議会』『御伽学院』とは敵対関係になった。
・黒守刹那くろすせつな
『軍』元代表(提督)であり、『歴史改変者』。目的は『世界を救うこと』だが真白夕映とは対立している。
異能は『投影』。異能リビドーは『混迷』。
一度見た異能、魔術をマネできる能力。『書換』『操作』を既に投影済。
汐宮宥には特別な思い入れがあった。
▼『教会』
イタリアに本拠地を構える、世界ランク2位の魔術組織。イタリアの治安が悪い根本の原因。異能者や魔術師で人体実験を行うことが多く、内容も非人道的。幹部は序列が与えられ、『大罪』という特殊な魔術式を使用することがある。
>組織内部の構造に大差ないが、有栖と日向の改革で人体実験は無くなり、『軍』『院生室』『John』と同盟を結んだ。また、科学力が大きく向上した上に、コンテストの聖地にまでなって、イタリアの経済は相当潤った。
・クリス…幕間③初出
『教会』元代表(神父)。一条有希、日向咲を作成した張本人。大罪や序列を持たないが、それに似たようなものとして『背向』を使用する。これについては対象に自分の指示とは逆の行動を強制的にさせる効果があり、異能リビドーは特にない。
それもそのはず。本来の異能は『進化』であり、これを駆使した結果、異能リビドーもなくなっている……のか?ある意味、最後の発狂が最大の異能リビドーかもしれない。発狂せずに主人公の話をまともに聞いていたら、多分和解も可能だったし。
▼第三勢力
・深月命みつきみこと…1-1初出
丈凪怜、深月育の保護者を名乗る人物。『歴史改変者』。目的は不明。真白夕映とは敵対している。
別の世界軸から来た深月育である。
異能は『否定』。
丈凪怜と丈凪育が普通の兄妹として仲良く過ごせる未来が欲しくて、自分の世界軸を『否定』する形で無理やり逆行。最終的に丈凪怜に全てを託し、本郷を道連れに消滅したが、この目的は達成出来ているのである意味、随分と幸せなバッドエンドを迎えた人とも言える。
・本郷拝祢ほんごうはいね…4-2初出
情報屋として活動している青年。
全身ジャージ、完全遮音性のヘッドホンを常に着用しているが人の声はちゃんと聞こえている。金髪に赤のメッシュを入れていてぼさぼさ。老け顔気味。
食えない性格で、相手を常に見下し、量っている。
真白夕映が「世界が滅ぶ根本的原因」と発言したことにより、丈凪怜は警戒している。
異能は『全知』。異能リビドーは『神経過敏』。
対象を一目見れば、その人の思考や感情、記憶、能力やその背景をすべて読み取れる効果である。実力は黒守刹那と同等以上とされていた。
これのせいで『混沌』に覚醒した。ある意味可哀想。
次回作に繋がる話も少ししてますね。ネタバレにならない範囲でですけど。
あとがきは……んにゃぴ……もうちょい待ってください……
やっぱ無理!