転生オリ主はモモンガさんを救いたい   作:蘇芳裕美

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たっち・みーと姉のらぶ・みーに窮地を救ってもらった。オリ主事ユン・リー・フォックス。

異形種狩りが多い中初心者プレイヤー(異形種)を悪質プレイヤーから救済するため活動を開始する。

オリ主「いや、そんな大層な思考で動こうなんて思ってませんよ。自分が不快なだけだからぶっ飛ばしたいだけ。」

たっち「ユンちゃん、ユンちゃん、ぶっちゃけすぎだよ。でも、助けたいから助けるのは良いことだと思うよ。」

らぶ「たっちが思ってるような事はこの子考えてないよ。」
たっち「えっ!?」

今回も数人のギルドメンバーがでてきます。




PKされてたのを助けたらあの方々でした!(後日談という名の女子ギルメンとのお茶会)

救済活動を開始して数ヶ月後の森林フィールド。

この数週間色々なワールドエリア各地で異形種狩りが多発していた。

ある者はスキルポイントや経験値のため、ある者は相手のアイテム強奪等楽しくプレイするプレイヤーにはリアルのように搾取される状況であった。

 

(見ていて不快、低俗、外道の行いだわ。これじゃあ、リアル世界の1部富裕層だけのやり方と変わらない…。)

 

ヒュンッと装備した鉄扇と鉄線をならしながら、袖にしまう。くるりと今まで人間種パーティーに被害にあっていたプレイヤーに振り返る。

紫銀の長髪に大きな紫銀の狐耳、特徴的な9本の尻尾、白の狩衣姿は平安時代の白拍子の姿見。

 

「助けていただいてありがとうございます。貴方が紫銀の白拍子さんですか?」

 

「…。なんですかその紫銀の白拍子って、私は唯の通りすがりですよ。散策してたら異形種狩りの場面に出会ったら…手を貸したに過ぎません…。」

 

言われた二つ名に狐の少女はアバターゆえ表情は判らないが声色と動作が恥ずかしそうにモジモジしていた。

助けられた半巨人(ネフィリム)のアバターはその狐の少女を見てくすりと笑った。

 

「ふふ、あぁごめんなさい。仕草がとても可愛らしくって、僕は半巨人(ネフィリム)のやまいこって言うの。貴女は?その声からすると同性ぽいから。名前教えてもらってもいいかな?」

 

「ふぁっ、か、可愛いって、確かにこのアバターは可愛いですけど、私はっっっ。」

 

「あー、落ち着こう、ね?」

 

(わあぁぁぁ!やまいこさんだー。後のユリを創造するやまいこさんだー。)

 

相手の言葉に内面も受け答えも慌てる。

何とかやまいこも少女を落ち着かせようと声をかける。

 

そして、数分後…

 

「や、やまいこさんはじめまして、ユン・リー・フォックスって言います。」

 

「えっと、なんて呼べばいいかな?ユンちゃん、それともフルネームかな?」

 

「ユンでもリーでもどちらでもわたしはやまいこさんって呼んだら良いですか?」

 

「あー、ユンちゃんって呼ばせてもらうね。僕のことはやまいこでもまいこでも呼んでいいよ。」

 

「じゃ、じゃあ、まいこさんで。」

 

ニコニコとチャットエフェクトを二人共出し握手をする。

 

「まいこさん、どうして一人だったんです?今はソロで異形種が活動してたらさっきみたいな阿呆パーティーの餌食ですよ。」

 

「あー、他に三人と散策してたんだけどさっきのパーティーに襲撃受けちゃって散り散りになっちゃったんだよ。」

 

「えっ!?じゃあ、早く探さないと!?」

 

「落ち着いてユンちゃん。あの三人は早々負けたりはしないから。」

 

その時向こうの方角から呼び声が聞こえる。

 

 

「あー、まいちゃん此処に居たー。大丈夫だった!?アイツらまいちゃんの所にって誰?この子」

 

「美少女狐さんー!俺、ペロロンチーノって言います。可愛らしい貴女のお名naへぶぁぁ!!」

 

バキャァァア!!

 

「なぁぁあに、いきなり口説いてやがる愚弟!っ!あぁ、ごめんね。いきなり馴れ馴れしくて、貴方がまいちゃんを助けてくれたのかな?」

 

「え、あ、う…」

 

ユンの目の前で種族の判らない異形種が半巨人(ネフィリム)のやまいこに話しかけ、鳥人族(バードマン)の男性が詰め寄って行き、真っ赤なスライムに盾で吹っ飛ばされるという光景を見て、スライムの人は声からして女性で、話しかけられ返答に困るユン。

しかし、脳内では原作の回想に現れるギルドメンバーの三人に出会ったことが嬉しかったのか思っていることは言葉とは裏腹に狂喜乱舞状態だった。

 

(キャーキャー、もしかしなくてもあの人はあんころもっち餅さん、この吹っ飛ばされた男性がペロロンチーノさん、このスライムさんはぶくぶく茶釜さん!今日はなんて素敵な日なのー。)

 

こんな感じである。

 

そうして、一騒動が落ち着いて合流した三人と自己紹介をした。

 

「えっと、ユンちゃんこっちの子があんころもっち餅さん。支援系魔法詠唱者で、こっちの鳥人族(バードマン)は狙撃手のペロロンチーノ君、そしてスライムのぶくぶく茶釜さん。茶釜さんはタンク役なの。そして、茶釜さんとペロロンチーノ君は姉弟なのよ。」

 

「はじめまして、天狐族(てんこ)のユン・リー・フォックスです。一応暗殺者(アサシン)系です。少し剣闘士(ウォリアー)系とかも取ってます。」

 

笑顔のエフェクトを出しながらお辞儀するユンに懲りないのかすぐに距離を詰める鳥人族(バードマン)

 

「ユンちゃんって言うのか、よろしくねー。俺の事はペロロンさんでもペロさんでも好きに呼んでね。それと良ければスリーsaぶファァァ!!」

 

バキャァァア!!

 

「オマエは、少し黙ってろ!!」

 

底冷えするくらいの低音で怒気を含めながら装備の盾でフルスイングして鳥人族(バードマン)を吹っ飛ばすスライムのぶくぶく茶釜。怒気エフェクトがピコンピコンと連発で表示される。

フレンドリーファイヤは無いのでダメージは負っていないが飛ばされた本人は地面に臥している。

 

「あー、あっちは少し放置で大丈夫……かな?」

 

「まいちゃん、まいちゃん、目線が遠くに行ってる。それにユンちゃんでいいかな?私はあんころもっち餅です。あんでももっちでも好きに呼んでね。」

 

「じゃああんさんで。向こうのペロロンチーノさんでしたか?にお説教しているのがぶくぶく茶釜さんですね。」

 

「「茶釜ちゃんの紹介はペロロンさんのお説教が終わってからだね……。」」

 

 

三人とも向こうで行われている光景を遠い目をして見守っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの時は私だけユンちゃんに自己紹介するのが遅れたのよねー。」

 

「あはは、あれはペロロンさんが悪いって。最初のアバター見たときにナンパするから。」

 

「へぇ、そんなことが……。ペロロンチーノ君は家のと一緒に後で闘技場集合だね。」

 

「ら、らぶさん穏便にね。」

 

此処はナザリック大墳墓第六階層闘技場の一室ぶくぶく茶釜のプライベートルームにしている場所。

当時の記憶を振り返り数少ない女性ギルドメンバーのお茶会、其処には聖騎士ことたっち・みーの妻らぶ・みー、彼女の実妹のユン・リー・フォックス、今は変化の術で一世紀前に絶大な人気の執事漫画の登場人物で葬儀屋(アンダーテイカー)になっている。

そしてお馴染みのぶくぶく茶釜、やまいこ、あんころもっち餅がテーブルを囲んでいる。

ぶくぶく茶釜の当時の事を聞いて少し低い声をだしながら答えるらぶ・みーにたいして苦笑いのような声でなだめるやまいこ。

 

「ヒヒヒ、小生の姿の時はテイカーかリーと呼んでおくれよ。そしてお姉さんは血の気が多いねー、余り鳥君を虐めないでおくれよー。ヒヒ」

 

「いやいや、茶釜ちゃんから了解貰ってるし唯の模擬戦という名の制裁よ。それより、ほーんとテイカーは規格外よね。他の姿にもなれるけどナザリックに居るときは徹底してその姿かえっとスライムだっけ、あの姿が多いよね。元の姿には戻るつもりはないの?」

 

「確かにアバター同士の触れ合いにペナルティつかなきゃあの尻尾を存分にモフりたいのに。」

 

「ヒヒッ、あんさんは声色からしてすこーし怖いねー、元の姿になるのは此処ではしないねー。ギルドメンバー達は聖騎士君(お兄ちゃん)と鳥君(ペロロンチーノさん)が口を滑らせなければ大丈夫だと小生は思うよ」

テイカーの言葉に楽しそうに答えながら元の姿に対する質問をするらぶにあんころもっち餅が食い気味に問いかけてくる。慌てるアイコンをピコンと出しながら両手を胸の辺りで振りながら答えるテイカー(ユン)は先程の質問に答えた。

 

「ふふ、たっちに対しては私の方で何とか出来るしペロロンチーノ君は茶釜ちゃんが対処してくれるでしょ。」

 

「ふふふ、らぶさん任せて!愚弟の方は黙らせて言い含めとくよ。」

 

「「「……うわぁ……」」」

 

このスライムと妖精女王(ティターニア)は不気味な笑い声を出しながら今後の対策?をしているのを今後ある不幸にであうであろう聖騎士と鳥人族(バードマン)に心のなかで合掌しながら不憫なこえを上げて二人を遠い目で見つめるのであった。




どうも、蘇芳です。
仕事が急に多忙になり筆がめちゃくちゃ遅くなりました。前回の誤字などの報告ありがとうございました。これからもゆっくりですがアップ出来るようにがんばります。
当時の事を振り返るギルドメンバーでした。

つ、次こそはモモンガさん出したい(震え声)

では次回まで気長にお待ち下さいー。それでは!
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