まぁいいか…()
というかホント毎回感想や評価やお気に入りありがとうございます!めちゃくちゃ励みになるし自信がつきます!ありがとうございます()
そしてウマ娘って結構時間軸うやむやなんだなぁ……
時間軸考えなくても良くね?()
「あぁ〜痛てぇ…」
頭と右腕に少しの怪我をし、包帯を巻いた不破諫。
「いてえいてえうるせぇなお前、ちったァ我慢しろよ!」
「うるせぇ!てかだいたいテメェの治療が雑すぎんだよ誰が消毒液2L全身にぶちまけんだよ!?」
「はぁぁっ!?__なら唾でもつけて舐めて治せよ!ゴルシちゃんスペシャルヒールは特別なんだかんな!!」
「逆に悪化するわ馬鹿野郎!」
保健室で騒ぐ2人、それは”誰もいない校舎”での出来事だった。
「失礼する」
ノックと一言、そして保健室の扉が開かれた音。そこには手頃な紙袋を持ったシンボリルドルフがいた。
「で、今学校は休校と…」
「ああ、全員には練習以外は寮待機を命じてある、練習時にはトレーナーたちの見守りが絶対でな。すぐに解きたいところではあるがな…近々レースがあるウマ娘たちも多い…ゴールドシップもそうだろう?」
「は?そうなのかお前、俺なんも聞いてねぇぞ」
「てへっ☆」
「お前マジで殴り倒してやろう___ッ!」
舌ペロしたゴールドシップに、呆れつつ叱りに行こうとする不破。だが体が痛く思うようには行かなかった。
頭から地面に落下した時の衝撃、ライダーシステムがカバーできなかった部分が今こうして、体に来てしまっているのだ。
「無理しない方がいい!君も怪我人だろう…!」
ルドルフが慌てて止め、だが不破は仰向けから、座る体制になるまで動いた。
「そうだぞ、お前は自分の体の心配だけしてりゃあいいんだよ!アタシはアタシのやりたいようにやるからな!」
「はっ…!そうかよ…」
「この短い間に2人とも随分仲良くなったようだな、感心するよ」
「コイツがうぜぇくらいに絡んでくんだよ…」
呆れたようにつぶやく不破にすかさずゴルシがツッコミを入れる
「担当ウマ娘だろーが」
「はははっ!____ところで不破諫」
少し笑ったあと、不意にルドルフから笑みが消えた。
「…?」
「君が使ってる”それ”は一体なんなんだ?」
シンボリルドルフが指を指したのは何気なく置いてあるショットライザーとプログライズキーだった。
「これか?ショットライザーとプログライズキーだ」
特に疑う素振りも見せず、不破は答えた。それにルドルフが少し目をぱちぱちさせた後、再び聞いた。
「そ、そんな簡単に話しても良かったのかい?」
「あ?別に大丈夫だろ。俺以外に使える奴いねーし」
視界の端で「驚いたな…」と呟くルドルフ。別に聞かれたから答えただけでなぜそんなに驚くのだろうか、疑問に思うこともあるが今はそれよりだ
(ウルフのキーが盗られた…アイツらは一体何が目的なんだ…?)
自分がこの訳の分からん世界に来た理由も今は掴めてないのにさらに分からないことだらけだ。
「君もまだ体が疲れてるだろう、ゆっくり休むといい」
「そういう訳にもいかねぇんだよ…」
宥めるように言うルドルフを遮り、ふらつきながらも立ち上がる不破諫。立ち上がり、よろめき近くの壁にもたれる。
「俺以外にこの場所を守れるやつはいねぇんだ…!__それに…俺はトレーナーになってんだ…コイツのデビューがあっただろ…!」
「お前…」
覚えてたのかと言わんばかりに驚くゴールドシップ。ルドルフはまだ何か言いたげな表情を醸している。
「お前…、それあと1週間だぞ」
続けて放ったゴルシの一言に、今までにないくらいに保健室の空気が冷たくなった
「なんでお前はいつも早く言わねぇんだこのウマァ!!!」
「紙来てただろーがさっさと見ろよこのゴリラァ!!」
「しるか!!」
「逆ギレじゃねーか!?」
「はぁ…やれやれ」
再び言い合いを始めた不破とゴールドシップに、シンボリルドルフが呟いて……でも微笑ましそうに見る。
___次回!不破諫!満身創痍になる!!