それではどうぞ!
「地球のどっかってお前…!!」
「あのなぁ…そんな小さいこと気にしてっと禿げるぞ?」
「なんでそんな落ちついてられんだよ……」
「そらなぁ、お前だってこれ聞いたら落ち着けなくなるだろ!」
「…?」
「この島にはな!最強になれるお宝が眠ってるんだ!見ろよこの紙ィ!」
「何だこの紙…」
「はぁ!?そんなんも知らねーのかよ。たくっ…!」
「いや、知らねーというか…」
「グダグダ言うな!ほらこい!お前も探せ!」
不破「は!?なんでだよ!!」
ゴルシ「見つけるまで帰らねぇかんな!」
「……わかったよ!探せばいいんだろ!?探せば!___おい!お前!」
「なんだフワフワ頭!?」
「フワフワ頭だとォ!?」
「そいやお前名前は?」
「は?」
「名前だよ!__まさか…!無くしたのか…!?」
「あるに決まってんだろ!?__不破諫だ!」
「あーうん、なるほどね…」
「…は?、聞いてきたのそっちだろ…」
「フワフワ頭の不破諫ってか!」
「ぐぶっ…!__ウ”ウ”ン”ッ”!!」
「今笑っただろ?」
「いや…!全然…!___何してんだ探すぞ!」
半場誤魔化してるに近い言動で、不破はそこら辺にあるものを掻き分け始めた。
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「う〜ん♪長靴〜!くんくん…」
「…」
「木の枝!___いらね」
「…」
「ペットボトル!!____中に紙は…!?_____ないか…」
そう言うと片手でペットボトルを握りつぶし、投げ捨てたゴールドシップ。それを不破は眺めていた。
「…なぁ」
「ん?どした?」
「お前結局何者なんだ?人か?変な人か?」
「またお前はこまけぇことを………」
不破「いやいや…大体お前な、突然俺の事”トレーナー”とかで呼んでたよな?」
「おん!だってそれ持ってんじゃん!」
「これは落し物だ、俺のじゃねぇ」
「……」
(これでことは片付くはずだ。あとは落とし主を…)
「いいんじゃね?」
「…は?」
「お前見てるだけで面白いしいいんじゃね!って言ってんだよ。となりゃ早速上と話つけるか!」
「は?おい!?」
「学園長とたづなに話つけた大丈夫のはずだ!行くぞ!!____あへぇ……」
「おい!大丈夫か!?」
不破を担ぎあげ、走ろうとしたゴルシが突如倒れる。顔中の砂を振り払い、不破が起こす
「水分不足、これ以上のカツドウはゲンカイです…」
(こいつ…ロボット…いやヒューマギア…?)
「おい、何ぼーっとみてんだ。水くれ」
考え込むのを嘲笑うかのように、ゴルシが普通に話しかけた。
「海水かけてやろうかテメェ…」
そう言いながら立ち上がり、辺りを見回す。このまま死なれたりでもしたら呪われそうだし目覚めが悪い。
「ヤシの木か…」
しばらくすると、ヤシの木が何故か都合よく生えていた。
「ヤシの木…!_でも高くて取れねーぞ…」
「…」
とりあえず揺さぶってみるが、漫画のようには落ちてこない。
「…仕方ねぇ」
そう言うと、不破はスーツのどこかから銃のようなものを取り出した。それにゴルシがギョッとする。
「お前警官だったのか…!?」
「まぁ、そんな感じだ…離れてろ」
それを言うと同時に銃、”ショットライザー”から銃弾を2発放ち、地面に落とす。
「なら私が割るぞ!」
「いらん。黙って座っとけ」
そう言いながらヤシの実をひとつ、持ち上げて________一気にまっぷたつに叩き割る
「うそ……お前ゴリラかよ……!」
「誰がゴリラだと!?」
そう言いながらもうひとつの実をまっぷたつにする。ゴルシは半ば引いていた。
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「もう夜じゃねぇか…」
気がつけば、辺りは暗くなり始めていた。 静かな風景に、海の波音が聞こえてくる。都会とはまた違った匂いが鼻をくすぐる。
「不破、中々いい目付きになったじゃねぇか__野生のゴリラみたいだ」
「誰がゴリラだ…この馬コスプレ女が…」
「だからコスプレじゃねーっての。私達はこうゆう生き物なんだ」
「はっ、信じらんねぇよ……で、結局宝ってなんなんだ?」
「宝は宝だ」
「は?」
「そら宝ってんだから、こういかにも宝っぽいやつだろ!」
「はぁ…?____お前なぁ…」
もう疲れたし怒る気力すら湧いてこない。
「明日私と一緒にトレセン学園行くぞ!___上と話をつけてお前も明日からトレーナーだ!!」
「そのトレーナーってなんなんだよ!?」
「トレーナーすら知らねぇのか!?___お前ほんとに頭大丈夫か!?」
「お前にだけは言われたくねぇ!!」
「静かにしろ!せっかくの波音が聞こえねぇだろうが!!」
「理不尽だろ!」
「よし!帰るか!」
「聞いてんのかよ…てか帰るって、どうやって帰るんだよ」
「言っただろ?ここは地球のどっかだ!なら歩き続ければいつか着く!!」
「…お前とは二度と会いたくねぇ…」
次回、帰還