ゴリラ、トレーナーになるってよ   作:エヌラス

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いやぁ…みんなが思ってる翔太郎が書けてて良かったです!!

あとUA6万人突破しました!!

こんな疎い文章の小説をよろしくお願いします!!


22.俺の相棒

22.2人で1人の探偵ライダー

「すっごーい!!おじさんも仮面ライダーなんだ!」

 

「だーかーらー!!俺はおじさんじゃねー!!」

 

チケットのおじさん発言に翔太郎がまたツッコミを入れた。この短時間で一体何回このやり取りを繰り返すのだか…

 

「じゃ、お前らも向こう行ってろ」

 

咳き込み再び低い声で忠告する。だがしかし――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

「それなりに距離があるのだが…」

 

「あっ!?」

 

 

あっ!?というと、フォーゼ達が戦う場所へ走っていく翔太郎。なんだかヒーローぽくない背中が遠ざかっていくのを見ながら

 

((あの人…大丈夫なんだろうか…))

 

 

その場の大半が、そう考えてしまった。

 

――――――――

 

〜メジロ家〜

 

「なにっ…!?」

 

あの後再び部屋に戻って各自自由にしていたのだが、トレセン学園に再び財団Xが乗り込んできたことを聞き、不破は驚いた。

 

「クソ!なんで俺のいねぇ時に…!――――ぐっ…!」

 

毒づきながら立ち上がって走ろうとするが、思うように身体が動かず倒れ込む。

 

「おいお前何してんだ!?」

 

倒れた音に呼ばれたのか、ゴルシ達が駆け寄ってきた。

 

「まさか…こんな身体でトレセンに…?」

 

「いかなきゃなんねぇんだ…!アイツらには聞きてぇ事が山ほどあるからなッ…!!」

 

「おい!」

 

「無茶しないでくださいよ〜!」

 

再び立ち上がり、ふらついた不破をフクキタルとマックイーンが支える。こうなったら不破が言うことを聞かないのはチームバルカンの3人なら分かっている。そこでゴルシがとった策は…

 

「おらっ!!」

 

「あっ」

 

素早く不破の後ろに周り、首に向かってチョップを一撃お見舞する。不破は耐えきれずにそのまま項垂れた。

 

「えぇ…」

 

遠目から見ていたドーベルが、ドン引きしていた。横にいたフクキタルもマックイーンも、ドン引きしていた

 

 

――――――――

 

〜トレセン学園〜

 

 

「やっと着いたぜ…!!ぜぇ…!はぁ…!」

 

「あ?仮面ライダーWじゃねぇか!」

 

「ほう、Wがここに来たか…」

 

「W先輩!?」

 

「おう…、弦太郎…はぁ……くそっ!なんで遠いんだよこの運動場…!」

 

「随分バテてんじゃねぇか…大丈夫か?」

 

流石のバテ具合に赤最上が心配の一言を投げる。

 

「翔太郎先輩!大丈夫っすか!?」

 

「あぁ?――すまん弦太郎…!―――んでお前らに心配されるほど落ちぶれちゃいねぇよ!」

 

弦太郎の肩を借りながら相手を指さし、叫ぶ翔太郎。なんという説得力の無さなのだろうか…

 

「はぁ……ふぅ――――――――よし、待たせたな!」

 

「もう大丈夫っすか?」

 

「あぁもう大丈夫だから離せ。さっきから俺なんもいいとこねぇから」

 

相手がいつ動いてもいいように構えながら翔太郎と弦太郎が並んだ。

 

「この2人、手強いっすよ財団Xのコイツら」

 

「なに…?財団Xだと…」

 

「はいっす。色々話したいことがあるんすけど…」

 

そう言いながら見つめる先には、ライトカイザー・レフトカイザーが走りよってきていた。

 

「どうやら2人はせっかちらしいな。俺が青を引き受ける!お前は赤だ!」

 

「はいっす!!」

 

「行くぜ!!」

 

そう言いながら弦太郎が先に走り出し、クローモジュールで赤最上のスチームブレードを迎撃、鍔迫り合いに持ち込みながら押し込んでいく。

 

「うおっ!分離させる気か!?おもしれぇ!一対一だ!!」

 

「おらっ!!タイマンはらせてもらうぜ!!」

 

 

 

 

 

 

 

「ふっ…!はっ!――おらぁ!」

 

青最上のスチームガンの弾を起用に避けながら、接近戦に持ち込み、拳を浴びせていく。

 

「くっ…!!――なかなかやるな…」

 

腕と腕が絡み、鍔迫り合いになりながら2人は小言を飛ばし合う。

 

「はっ!よく言うぜ、まだまだ余裕ありそうだが?」

 

「それはどうかな…!」

 

「なにっ…!?」

 

鍔迫り合いに持ち込んではいたが、青最上から蹴りをくらい、後ろに下がる翔太郎。そして相手はすぐさまスチームガンにガトリングフルボトルを差し込む。

 

『フルボトル!スチームアタック!』

 

「喰らえ…!」

 

「くっ!!ぐわああぁぁっ!!!」

 

無数の銃弾を浴び、後ろに転がって倒れた翔太郎。

 

「くぅ〜…効くねぇ…!」

 

「強がりを…いつまでもつかな?」

 

フラフラになりながら立ち上がった翔太郎に、青最上が容赦ない拳と蹴り、そして銃弾を浴びせていく。最初は何とか防いでいた翔太郎だが――どんどんと防げる攻撃が減っていく。

 

「ぐっ!この!!」

 

何とか腕を掴み、またしても鍔迫り合いに持ち込む。

 

「武器ねぇんだからちったぁ手加減しろっての…!」

 

「何を言うかと思えば…くだらんな…!」

 

「うおっ!?」

 

掴んでいた腕の先、スチームガンが翔太郎の頭を狙う。だが翔太郎はそれを何とか回避する。避けられるとは思っていなかった攻撃が躱され、隙が生まれる。

 

(今だ…!)

 

『ジョーカー!マキシマムドライブ!』

 

「”ライダーパンチ!”――たあぁぁぁっ!!!」

 

「っ!?――――ぐわぁぁぁああッ!!??」

 

一瞬のタイミングにかけ、ジョーカーメモリをマキシマムスロットにセット。黒いオーラが拳に集まり、強烈な必殺技を放つ。

 

その攻撃は見事に青最上の胸部に当たり、耐えきれず後ろに吹き飛び転がる。

 

「今度はこっちの番だぜ…!」

 

 

「それはどうかな?」

 

 

「なに?――――うお…!?」

 

ふらつきながら立ち上がった青最上、スチームガンから煙を放つ。その煙が攻撃かと思い、少し距離をとる翔太郎。だがその煙は攻撃にはならなかった

 

「なんだ?人の形になってんぞ…」

 

その煙はやがて人の影を写し――――――――煙が消えた頃には1人の青年が立っていた。

 

 

「なっ…!?――――なんで!?」

 

立っている青年に対して、翔太郎が動揺を隠せず喘ぐ。1番来て欲しいときに最悪な形で現れてしまった。そう、その正体とは…

 

――――左翔太郎の相棒であり、地球の本棚をもつ変わった青年。

 

「――――フィリップ…!?」

 

今は居ないはずの相棒が、敵となって現れてしまった。

 

――――――

 

「いいねぇいいねぇ!!!」

 

「このっ!おらっ!!ちょこまかと…!」

 

エレキステイツにフォームチェンジした翔太郎だったが、相手の身軽さに翻弄されていた。

 

(なんなんだコイツ…!?全く攻撃してこねぇ!!)

 

躱すだけ、まるで遊んでいるかのようだった。

 

「野郎…!」

 

弦太朗は携帯型のアイテム”NSマグネットフォン”を取り出し、パカッと開けた。そして中央部分を持ち――――

 

「割って!!刺す!!」

 

携帯型を真ん中から分離させると、30.31のアストロスイッチに変わる。

 

『Nマグネット、Sマグネット』

 

「んあ?何見せてくれんだ?」

 

『NSマグネットオン』

 

フォーゼはマグネットステイツに姿を変えた。そこに2つ、追加でスイッチを差し込む。

 

『ガトリングオン・ランチャーオン』

 

「おー!!武装だねぇ!!」

 

「おらぁ!!――――あっ、至近距離すぎた」

 

フォーゼドライバーのレバーを前に押し込む。

 

『リミットブレイク!』

 

 

 

 

「”ライダー超電磁ボンバー”!!!」

 

 

必殺技を高らかと叫び、両肩から外れ1つの砲となったNSマグネットキャノン、そしてガトリング・ランチャーモジュールが一斉に赤最上を捉えた。

 

「あっ、こりゃあやべぇかも……」

 

「…俺も」

 

赤最上がそう言った瞬間、放たれた攻撃が襲った。ガトリングの乱射にランチャーのミサイル、そしてマグネットキャノンから放たれた攻撃。

 

だがその攻撃に翔太郎も呑まれてしまった。

 

 

 

 

 

「うぁ…!?」

 

遠くで眺めていたチケット達にも爆風が届き、ビワハヤヒデの頭が風に持ち上げられ、爆発する。

 

「また随分派手にコース破壊を…」

 

いつの間にかいたたづなの殺気が漂う。

 

((弦太郎…お疲れ様))

 

その場にいるウマ娘の殆どが、そう思ったんだとか…

 

 

――――――――

 

「やぁ、翔太郎」

 

聞き慣れた声、1番見たかった姿だが…

 

「最悪だな…財団Xの趣味は…」

 

翔太郎にとって、今のフィリップは敵にある。

 

「エニグマはほんとに便利だね、最上魁星。」

 

「いいからさっさとやれ」

 

コースのフェンスに軽くもたれつつ、言う。自分は手を出さない。手を出さなくても翔太郎は死ぬという根拠があった。

 

(元相棒…だからな)

 

「分かったよ」

 

そう言いながらフィリップは懐からロストドライバーを取り出す。

 

「…!?」

 

サイクロンメモリをロストドライバーに差し込み

 

「変身」

 

『サイクロン!』

 

翔太郎の時よりも一際強い風が吹く。もはや軽い突風のようなものだった。

 

「さぁ、検証開始だ」

 

”仮面ライダーサイクロン”となったフィリップが翔太郎に襲いかかる。

 

(速ぇ…!)

 

風に乗った手刀を後ろに飛んで回避。そのまま放たれた蹴りを蹴りで受け止める。

 

「やるね、流石は翔太郎だ」

 

(流石は翔太郎…?)

 

「隙だらけだよ?」

 

「なにっ…!?」

 

違和感を感じ――――――一瞬の隙が産まれた。フィリップはそれを見逃さず、蹴りを叩き込む。

 

「ぐっ…!!」

 

蹴りに体勢が崩れ、フィリップはやはりそれを見逃さない。風に乗った手刀に蹴りを正確に叩き込んでいく。

 

(ダメだ…!俺には攻撃ができねぇ…!!)

 

攻撃をしなければ間違いなく死ぬ。やられてしまう。だが翔太郎は今、フィリップとの思い出が頭を支配していた。

 

 

 

 

 

 

『翔太郎!これを見てくれ!』

 

 

 

 

 

 

『翔太郎。落ち着きたまえ』

 

 

 

 

 

 

『僕たちの勝ちだろ?翔太郎』

 

 

 

 

 

 

 

『閉じるよ……翔太郎……』

 

 

 

 

 

『僕の愛した街をよろしく頼むよ。翔太郎』

 

 

 

 

 

 

『ただいま、翔太郎』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ…フィリップ…」

 

フィリップの手刀を受け止め、翔太郎が口を開く。

 

「お前が俺を覚えてなくても…俺はお前が恋しいよ…」

 

みっともない、ハードボイルドとは思えないくらいの弱々しい声。

 

「…何を言ってるのか分からないね」

 

「…っ!!」

 

だが翔太郎の声はフィリップには届かず、蹴りをくらって翔太郎は倒れた。

 

「じゃあね、翔太郎」

 

『サイクロン!マキシマムドライブ!』

 

フラフラと立ち上がった翔太郎に、風の手刀を食らわせた。

 

「っ!!!」

 

防御も回避もない翔太郎に、容赦なく襲いかかり――――――――耐えきれずに変身解除してしまう。

 

「くっ……うぅあ……」

 

変身解除して、ダートの土に倒れながら…翔太郎は涙を流していた。

 

「みっともないね、翔太郎。ハードボイルドはどうしたんだい?」

 

そこに、メモリを外し変身解除したフィリップが歩み寄る。その腰には

 

(…!!??)

 

 

 

 

ロストドライバーではなく――――――ダブルドライバーが巻かれていた。

 




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