ゴリラ、トレーナーになるってよ   作:エヌラス

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お久しぶりです…

前回からなんと2年も経ってるんですよね。その間に仮面ライダーはギーツがおわってガッチャードも終わって、ガヴも終わってしまいました……

ウマ娘もめちゃくちゃ実装されて、俺もこの作品読み返した瞬間になんかジェネレーション感じましたよ。

ウマ娘はずっとプレイしてたんですけど、この作品は書いては消してを繰り返して色々悩みまくって更新出来ずでした…申し訳ない。

二次創作なんで気楽にやろうぜって言われて、書いていくこととなりました。またよろしくお願いいたします!

スティルインラブはいいですね(唐突)


37.新たな1歩

 

「この脚力、聴力、反応速度…何とか活かせないものか」

 

とある廃屋、その一室で最上魁星が唸る。盗んだパソコンに無理矢理電力を送り、様々なデータを閲覧する。

 

「ゾディアーツスイッチも、コアメダルも複製に成功したこの俺だぞ!なのになんでウマ娘の身体能力の高さは複製できないんだぁ!!!」

 

散らかった部屋が更に散らかる。ここ数日というもの何もかもが気に食わない。数時間前なんて夕立から繰り出された雷が、漸くまとめあげたデータを木っ端微塵にした。

 

その時ばかりは世界を恨み、今すぐぶっ壊してやろうかとも思ったが何とか踏みとどまった。拾った命、大切にせねばなるまい。

 

「冷静になれ、最上魁星」

 

「うるせえ!最上魁星!」

 

片方の最上魁星は、癇癪を起こして暴れようとするもう1人の自分を宥める。

 

「ここでいい知らせだ、修復と改良が終わった」

 

「本当か!!そりゃファンキーな知らせだ!!」

 

そう言いながら最上がネビュラスチームガンとギアリモコンフルボトルを渡す。もう1人の最上が受け取ると、さっきまでの不機嫌さとは売って代わり上機嫌になった。

 

「なぁ、これの性能……試してぇよな?」

 

ふと、最上魁星がもう1人の自分に声を掛ける。最上はそれに頷いた。

 

「ちょうど俺も試したいんだよ、”コイツ”をよ」

 

そう言いながら、布が掛けられた何か……その布を剥がす。

 

「…これは」

 

目の前に突如出てきたそれに、もう1人の最上魁星は驚くことしか出来なかった。

 

 

 

_________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ……!!っ____!!!」

 

 

同日、トレセン学園のトレーナー室である男がパソコンという精密機器と睨みっこしていた。

 

 

「トレーナーさん…すごい顔してますね」

 

カタカタというよりバチバチと音を立てるキーボードを聴きながら、マチカネフクキタルが机の上に置かれたお菓子に手を伸ばす。

 

「まーなー、昨日あいつのパソコン、夕立の雷あったろ?あれで逝っちまったんだってさ。笑える」

 

ゴールドシップはフクキタルが手を伸ばしていた先にあるお菓子を、自分が細工を仕掛けたものにすりかえる。

 

「あの人……ああいう精密機器には弱いお方だと思ってたのですけれど…意外と使いこなしているのですね」

 

ゴールドシップのイタズラを華麗に躱しながら、甘いお菓子をつまむのはメジロマックイーン。パソコンと奮闘するトレーナーを見守る。

 

「チッ、マックちゃんは引っ掛からねえか____フクキタル、それゴルシちゃんの激辛デスソース入のやつだぞ」

 

「むぐ……??__________!!!!!」

 

言われた時には時既に遅し、甘いはずのお菓子から繰り出される凄まじい感覚。辛いというかもはや痛いの領域の痛みに襲われフクキタルが絶叫する。

 

声にならない声というのはこの為にあるのかもしれない。

 

「何してんだ!!」

 

直後、ソファから立ち上がったフクキタルが絶叫しながらのたうち回る。そしてそのまま手をコードに引っ掛けた。

 

ブツンと抜けるコード、突如ブラックアウトする画面。それとは真反対の、真っ白な顔になる男。

 

「…………」

 

「あわわわわわわわ……」

 

コードを握りしめ立ち上がったフクキタルが、足をガクブルと震わせてコードとトレーナーの顔を交互に見やる。その顔は先程の辛さにのたうち回るよりも今後の自分の展開が不安だったのか、真っ青にしていた。

 

「あひゅう」

 

「…へ?」

 

だが、トレーナーから発せられたのは、いつもの彼からは想像もつかないほど間抜けな声だけだった。立ち上がった男は周りに何も無いことを確認すると

 

 

____バタリ……と綺麗な姿勢で倒れてしまった。

 

 

「とととと!!トレーナーさん!?」

 

「おぉい!!」

 

「不破諌!!」

 

 

彼の名前は不破諌、かつて仮面ライダーバルカンとして戦っていた男である、今は何故かやってきたこの世界で、仮面ライダー兼トレセン学園のトレーナーとして紛争していた。

 

今はそのトレーナー業を全うしようとしていた。周りに積み上げられた様々な教本などがその証拠である。

 

 

だが、トレーナー業を全うする前に、天寿をまっとうしそうになっていたのだ

 

 

 

____________

 

 

 

 

 

「これを使ってどうするつもりだ」

 

最上魁星が目の前にある装置のような物を見ながら、もう1人の自分に問い掛ける。

 

「まどろっこしいやり方にはもう飽き飽きしたんだよ、だからデータ採取に一番効率のいいやり方をやる」

 

「だが…彼女達には謎のガイドラインがあるんだぞ…?」

 

「はっ、それは怖ぇが向こうが合意ならそれでいいんだよ。」

 

「…?」

 

「あれだ、ほら、アルバイト!みたいな感じで募集すんだよ。そうすれば向こうはお金欲しさにやって、俺らはデータが得られる!」

 

「だが私達は…」

 

「そうだな…じゃあこうしようぜ。俺とお前はウマ娘を研究する施設の職員で、ウマ娘のデータを採取したい。これなら不自然じゃねぇはずだ。今迄も似たような企業を見た事がある」

 

「…試す価値はあるか」

 

「仮面ライダーもそこから潰していけばいい、焦れば前回の二の舞だ。ほらどうだ最上!俺は至って冷静だろ!」

 

「……そういうことにしておくか」

 

 




いいのか…最上魁星ってこんなキャラなのか…!?!?
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