これが逃げるという事だ   作:福泉

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お待たせしました番外編2話目です。
各種設定等はアプリ版、アニメ版を踏まえたうえで作者個人の解釈や妄想などを混ぜ合わせておりますのでご了承ください。
またこのウマ娘世界は有馬記念ツインターボ(馬)世界の影響を受けております事を改めてご了承願います。
ですので様々な史実世界との違いがあります。


番外編02 ライスシャワー(ウマ娘)

これは有馬記念を逃げ切ったツインターボを見たライスシャワーの物語

 

(すごい・・・ターボさん・・・)

ライスシャワーは何とか3着に入りこめた事を喜びつつもツインターボの走りを思い出していた。

(自分の得意な距離じゃないのに・・・ブライアンさんに勝っちゃうなんて・・・!きっと皆のヒーローになれるね!)

その称賛を自分も受けたいとライスシャワーの心ははっきりと燃えていた。

(ライスも次の天皇賞春!がんばるぞ!おー!)

次の目標に向けてライスシャワーは決意を固めた。

 

「だからねお姉さま!ライス!次の天皇賞春は勝ちたいの!」

控室でライスシャワーを待っていたライスシャワーのトレーナーはその言葉に驚いた。

ライスシャワーとの付き合いは長い。

どんなトレーニングでも真面目に行い、その才能を発揮できる様に努力し続けた。

それが見事に開花したのがミホノブルボンとの菊花賞にメジロマックイーンとの天皇賞春だった。

しかしそれ以降ライスシャワーは覇気が無かった。

練習は変わらず真面目に、タイムだって悪くない。

だが勝てない。

いや、トレーナーも目を逸らしていたが勝ちたいという思いが足りないのだと薄々感じていた。

元々大人しいライスシャワーはあの二回の勝利を祝福されなかった事により勝っても褒めてもらえないからとウマ娘が本来持つ闘争心が完全に無くなってしまったのだ。

さらに不幸な事に目標であったトゥインクルシリーズからのミホノブルボンの早期引退、メジロマックーンの怪我による引退と追いかけていた憧れの存在が消えてしまった喪失感が彼女の足を完全に鈍らせていた。

それでもトゥインクルシリーズに残り続けていたのは残った僅かな闘争心がそうさせていたのだろうか。

いや、優しいライスシャワーの事だ。

自分の事を思って目標が無くなったから引退しますとはとても言い出せなかったのだろうか。

ああ、こんな事なら私からミホノブルボンが所属しているドリームトロフィーリーグへの移行を強く推し進めるべきだったと眠れない日々を過ごした事もある。

だが言い出せなかったのは私がライスシャワー以外を勝利に導けなかったからに他ならない。

ライスシャワーならまだやれる!もっと沢山のGⅠを取れるという思いが私の口を開かせなかった。

それはトレーナーの弱さであり、初めての私のGⅠウマ娘というブランドを手放したくない醜い欲望からだった。

お姉さまお姉さまと慕ってくれるライスシャワーに依存していたと言っても良い。

そんなライスシャワーがあんなに目を輝かせて勝ちたいと言ってくれた。

嬉しさと同時に申し訳なさで涙が止まらない。

「ええ・・・きっと貴女を勝たせて見せるわ。ライス」

(天皇賞春が終わったら私から切り出そう。ミホノブルボンと、メジロマックイーンと戦う為にドリームトロフィーに行きなさいと・・・)

 

「はっ!はっ!はっ!はっ!」

ライスシャワーは懸命にトレーニングを続ける。

(ライスの得意な長距離!GⅠ最長の3200メートル!スピードには自信は無いけれど!スタミナならライス負けない!)

何度も同じ距離を走ってはタイムを計る。

「ライス!前よりタイムが遅れてるわ!もっとコーナーを意識しなさい!長いレースだからこそコーナーの速度はとても重要よ!」

「はい!コーナーの練習いいですか!」

「もちろんよ!」

トレーナーの指示を受けてライスシャワーは走り出した。

 

「いいライス、次の京都記念とその次の日経賞だけれども」

「はい」

トレーナールームでライスシャワーとトレーナーは出走予定のレースについて話し合っている。

「今回は最初から勝たなくていいわ」

「え?でも・・・」

「大丈夫、天皇賞春にはちゃんと出られるから。今の貴女に必要なのは勝つ事じゃないわ」

トレーナーはライスシャワーを安心させるように微笑む。

「今の貴女に必要なのはライバルが居なくても勝ちたいと思う心の強さと、勝負勘よ」

「あ・・・」

ライスシャワーはミホノブルボンとメジロマックイーンに憧れていた。

無敗の二冠ウマ娘のミホノブルボンに天皇賞春2連覇のメジロマックイーン。

その二人と同じ場所に立ちたい、同じ輝きになりたいという強い憧れがライスシャワーの原動力だった。

「今まで貴女は憧れを追い続けるだけだった。恐らく天皇賞春に勝ちたいと思ったのもツインターボの走りに憧れたから。違わない?」

「うん」

ライスシャワーは確かにあの時ツインターボに憧れていた。

ナリタブライアンに勝った事もそうだが勝っても負けてもファンに愛され、輝いているツインターボにミホノブルボンやメジロマックイーンの様な輝きを見たからだ。

「それは構わないわ。でもねライスシャワー。憧れを追い越した先には何があると思う?」

「それは・・・」

ライスシャワーに思い浮かんだのは罵倒された苦い記憶だけだ。

「それはね、新しい憧れになる事よ。ライスシャワー、貴女がね」

「え・・・?ライスが・・・憧れ?」

思わぬ言葉にライスシャワーが顔を上げた。

「そうよ。憧れを超えたチャレンジャーは次のチャレンジャーを待ち受ける憧れになるの。ミホノブルボンが、メジロマックイーンがそうだった様に、貴女も新しい憧れになるの」

「でもライス・・・誰にも・・・」

「そんな事無いわよ。今うちにいるメンバーは一番の古手が貴女ってのは知ってるでしょ?ほかの子達は皆貴女に憧れて入ってきたのよ」

「え・・・?」

「貴女みたいなステイヤーになりたいって。お蔭でメンバー全員ステイヤーばっかりでレース考えるの大変なんだから」

ライスシャワーが所属しているチームはまだまだ有名チームとは言えない。

トレーナーもライスシャワー以外のGⅠウマ娘は出していない新人だ。

「誇りなさい。ライスシャワーのこれまでの軌跡を。ヒーローってのは勝つからヒーローじゃないの。チャレンジを諦めずに戦い続け、そして皆の憧れになるからヒーローなのよ」

「うん!ライス、皆の憧れ(ヒーロー)になる為に!頑張るね!」

ライスシャワーの久々の心からの笑顔にトレーナーは安堵すると共に今まで笑わせてあげる余裕すら失わせていた自分を殴りたくなった。

(大丈夫!まだ間に合う!天皇賞春が終わったら!絶対に言うのよ!)

これ以上ライスシャワーに依存してはいけない。

ライスシャワーは偶然自分の手元にやってきた金の卵を産むガチョウだったのだ。

そのガチョウはもう十分卵を産んでくれたではないか。

もっと卵が欲しいと強欲者が腹を切り裂く前に手放すべきだ。

(自由にしてあげるべきなんだ!彼女を!)

ライスシャワーが退室した後、トレーナーはそう自分に言い聞かせた。

 

「今日は攻めたレースをしたライスシャワー。しかし後半は精彩を欠き6着です」

(勝てなかった・・・やっぱりお姉さまの言う通り、ライス、自分から動くのが下手なんだ)

トレーナーに言われたとおりライスシャワーは如何に自分の勝負勘が悪いのかを自覚した。

今まではずっとライバルが前にいた。

ライバルの動きに合わせて動いてきた。

それがライスシャワーの必勝パターンだったが、勝ちたいと願うライバルがいない今はその戦法は使えない。

有馬記念の時はブライアンさんとターボさんが居たから・・・あとレースは1回ある。それまでに掴まなくちゃ!)

ライスシャワーは決意を固めるとターフを後にした。

 

「今日はライスシャワー仕掛け遅れました。残念ながら6着です」

(・・・今度は遅すぎた、早すぎず・・・遅すぎず・・・難しいなぁ・・・)

ライスシャワーは足の速さは決して遅くはないが速度自慢のウマ娘ではない。

ゆえに早く仕掛けすぎれば追い付かれ、逆に仕掛け遅れれば追い付けない。

(もう次は天皇賞春・・・どうしたら・・・あ!)

ライスシャワーは何かを思いつくと急いでターフを後にした。

 

「それでライスさん、私達に頼みたいこととは一体何ですの?」

「ライスの頼みであれば吝かではありませんが」

ライスシャワーはメジロマックイーンとミホノブルボンを呼んで話し合っていた。

「あのね、今度の天皇賞春ライスと一緒に走ってほしいの」

「それはどういう事ですの?」

「既に我々はドリームシリーズに移っています。そのオーダーは不可能かと」

「あ、えっとそういう意味じゃなくて・・・その・・・」

元々喋るのが得意ではないライスシャワーは中々言葉が出てこずあわあわする。

「・・・もしかして私達に練習に付き合ってほしいって事ですの?」

ライスシャワーの言いたい事をメジロマックイーンが察した。

「あ!うん!ライスの練習を手伝ってください!お願いします!」

「そのオーダーであれば可能です。流石に毎日と言うわけにはいきませんが」

「そうですわね。私も時間がある時ならばお手伝いできますわ」

「ありがとう!よろしくお願いします!」

ライスシャワーは何度も頭を下げた。

 

「天皇賞春を目標の練習ですから3200走ると言うのは分かりますがどの様なお手伝いをすればよろしいのですか?」

「はい、私たちが併走する事に何の意味があるのでしょうか?」

「えっと・・・何ていうか・・・」

「そこからは私が説明させてもらうわね」

ライスシャワーのトレーナーが言葉に詰まるライスシャワーを手助けする。

「ライスが調子を落としているのは二人も知っていると思うけどそれは貴女達というライスの絶対的ライバルがいない事が原因なの。今までライバルを徹底マークする事で勝利してきたライスは自分でレースをする事がとても苦手だわ。先のレースでそれを克服しようと頑張ったんだけどうまくいかなかったの。だからライスは名案を思い付いたのよ。ね?ライス」

「お姉さまありがとう!あのね、ライスは自分でレースを作るのが苦手だから、その・・・幻のマックイーンさんやブルボンさんをマークしたいと思うの」

トレーナーに促されてライスシャワーは伝えたいことを言葉にできた。

「なるほど、幻影の我々をマークする事で苦手であるレースメイキングを意識しないようにしたいのですね」

「それはライスさんらしい作戦ですわね」

二人とも笑顔でライスシャワーの作戦を受け入れた。

 

「流石に以前のライスさんと競り合った時ほどの速度は出せませんが簡単には抜かせませんわ」

「はい、私も長期のリハビリを終えて調整中ではありますが問題ありません」

「マックイーンさん、ブルボンさん、ライス、がんばってついてくね!」

「準備はいいかしら?それじゃあ行くわよ。よーい、スタート!」

三人はトレーナーの声に合わせて走り出した。

 

(ついてく!ついてく!)

「ライスシャワーがズーッと良い所へ上がっていきます」

ライスシャワーは幻影のメジロマックイーンとミホノブルボンを追いかけ続ける。

(マックイーンさんが上がっていく。ブルボンさんは変わらず先頭にいる)

極限まで集中するライスシャワーには明確に二人の姿が見えている。

他のウマ娘たちは意識しない。

自分の中にしっかりと焼き付けた二人の姿を懸命に追い続ける。

レースは丁度半分を過ぎた所だ。

「ライスシャワーが行く!ライスシャワーが行く!まもなく先頭を捉えようというところ!」

(いける!ライスなら!)

得意の上り坂でライスシャワーはついに先頭へと立った。

だがライスシャワーの目にはさらにその前を走るメジロマックイーンとミホノブルボンが映っている。

(第3コーナー!ここで!)

先を行くメジロマックイーンとミホノブルボンの幻影を抜き去るべくライスシャワーは力強くコーナーを回る。

(ッ!足が!?)

ライスシャワーの左足に僅かに痛みが走った。

(ああ!?追いつけない!)

幻影の二人がどんどん離れていく。

「ライスさん!あと少しですわ!」

(マックイーンさん!)

「ライス!がんばりなさい!」

(ブルボンさん!)

二人の応援が聞こえたライスシャワーは懸命に前を向いて走り出した。

そして幻影を追い抜いた。

「さあ、ライスシャワーが先頭だ!やはりこのウマ娘は強いのか!ライスシャワー先頭だ!ライスシャワー先頭!ライスシャワー先頭!」

(ライスが!次の憧れ(ヒーロー)に!なるんだ!)

「ライスシャワー完全に先頭だ!ライスシャワー先頭!ライスシャワー先頭!外からコテージキャンプが来る!コテージキャンプ二番手に上がった!ライスシャワー!やぁやったやった!ライスシャワーです!見事二年ぶり!天皇賞春を制しました!漆黒のステイヤー復活です!」

「はぁ!はぁ!やった・・・ライス!やったよ!」

ライスシャワーは笑顔でメジロマックイーンとミホノブルボンが居るスタンドを見る。

笑顔で拍手をする二人を見てライスシャワーは嬉しくなった。

(二人が褒めてくれるなら・・・)

ライスシャワーは以前の事を思い出しまたブーイングが来るのだろうと身構えた。

「ラーイース!ラーイース!]

「え?」

ライスシャワーが顔を上げるとそこには自分の名前を呼ぶ観客の姿があった。

「「「「「ラーイース!ラーイース!ラーイース!ラーイース!」」」」」

その声は次第に大きくなり、やがて競馬場全体を包み込む。

「「「「「ラーイース!ラーイース!ラーイース!ラーイース!」」」」」

それはライスシャワーが初めて受ける祝福だった。

「皆・・・ライス!やったよ!ありがとう!」

ライスシャワーは手を振ってその祝福に答えた。

その様子をメジロマックイーンとミホノブルボンは嬉しそうに見つめていた。

しかし二人は控室に戻ろうと歩き出したライスシャワーの歩きがおかしい事に気が付いた。

「マックイーンさん、ライスは」

「ええ・・・」

二人は急いでライスシャワーの控室へと向かった。

 

「ライス!おめでとう!」

「ありがとうお姉さま!」

トレーナーはライスシャワーをハグした。

ライスシャワーも嬉しそうにハグし返した。

「ライス・・・皆の憧れ(ヒーロー)になれたかな?」

「あの声を聴いたでしょ!?当り前よ!」

まだ少し信じ切れていないライスシャワーにトレーナーが満面の笑みで答える。

「失礼しますわ。ライスさん優勝おめでとうございます」

「ライス、がんばりましたね」

「マックイーンさん!ブルボンさん!ライス!ライスやったよ!」

嬉しそうに笑うライスシャワーに二人も笑顔を見せる。

しかしメジロマックイーンはすぐに真剣な表情をする。

「ライスさん、レース中、左足を怪我されましたね?」

「え!?ライス怪我をしてたの!?」

トレーナーは慌ててライスシャワーを椅子に座らせた。

「大丈夫だよお姉さま。ちょっと左足が痛かっただけだから」

「ライス、貴女の動きには明らかに異常が見られます」

「それは・・・」

ミホノブルボンに言われてライスシャワーは何も言えなくなってしまった。

「ここで無理をしては後に差し支えますわ。テイオーの様に」

トウカイテイオーはダービーで骨折を隠したままライブを行った。

もしそれが無かったとしても菊花賞までに治ったかどうかは分からないが少なくとも影響があった事は間違いないだろう。

「でもライブが!」

「ライブはまたいつでも行えます。今は体を労ってあげてください」

「いいえ、ライブには出なさい。ライス」

トレーナーがミホノブルボンの言葉を遮った。

「貴女は何を!」

「ライス。貴女はもう十分戦ったわ。私にも夢を見せてくれた。こんな終わり方は不本意かもしれないけれど、今日をもって引退しなさい」

「お姉さま!?」

「もっと早くに貴女に伝えるべきだったわ」

「お姉さま・・・」

「トゥインクルシリーズだけがウマ娘の生きる場所ではないわ。メジロマックイーンやミホノブルボンの様に、ドリームトロフィーに行きなさい」

ドリームトロフィーリーグはトゥインクルシリーズを引退したウマ娘たちが走るレースである。

トゥインクルシリーズの様に前提条件を満たさなければレースに出られないという事は無く、ある程度ではあるがウマ娘達の望むようにレースを走る事ができる。

「でも!そうしたらお姉さまのチームからは!」

「ええ、外れる事になるわね」

ドリームトロフィーのトレーナーになるには一定以上のGⅠウマ娘を出した事があるトレーナーと定められている。

ライスシャワーしかGⅠウマ娘を出せていないトレーナーではライスシャワーを指導することができない。

「貴女は私に与えられた幸運の女神。願いを叶えたのなら次の人の元へ行くのが貴女の役目。私はもう十分幸せになったわ」

「お姉さま!」

ライスシャワーはトレーナーを抱きしめた。

「ライスも!ライスもお姉さまに会えて幸せだったよ!ライスみたいなダメダメを!ずっとずっと支えてくれて!」

「私こそありがとう・・・碌な実績もない私の指導にずっとついてきてくれて」

その後、トレーナーはURAにライスシャワーのトゥインクルシリーズの引退とドリームトロフィーリーグへの移行を連絡。

優勝ライブは同時にライスシャワーの引退ライブとなった。

 

「皆、ライスは今日初めて皆のヒーローになれたけど・・・ごめんね、ライス今日で引退します」

ライブが行われるまでの準備の時間に医者に応急処置を行ってもらった左足には簡易の固定具が取り付けてある。

幸い骨折まではしていなかったが大きく罅が入っており、もし折れていたら走るどころか日常の生活にすら支障が出るレベルだったと伝えられた。

「ライスこれからドリームトロフィーで走るから!もしライスの事!まだ応援してくれるなら!ライス!ライス!」

「ライスー!俺は菊花賞からずっとお前がヒーローだったぞー!」

「ふぇ!?」

突然の観客の声にライスシャワーは戸惑いの声を上げた。

「その小さい体で良く頑張ったー!ありがとー!」

「「「「「ラーイース!ラーイース!ラーイース!ラーイース!」」」」」

「ライス!がんばるね!」

その日のライブはライスコールが中々止む事は無く、ライスシャワーは感激の涙を流しながらライブを歌った。

それは、ライスシャワーが望んでも中々手に入らなかった、祝福に満ちたウィニングライブだった。

 




次回予告

あたしはここで良い、ここが良い
あたしは2番星でいい
あたしは・・・

「それは本当に貴女の願いですか?」

番外編03 ナイスネイチャ
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