Magneto Hero Academia(マグニートーのヒーローアカデミア)   作:サイコショッカー

7 / 22
特訓1

俊典おじさんは緑谷出久と2日後、多古場海浜公園で会う約束をしていたため、俺もメガネをかけて一緒に行くことにした。

 

「初めまして、緑谷出久。俺はエリック・レーンシャーだ。よろしく」

「…!」

この緑髪のもじゃもじゃしてヒョロヒョロな少年こそおじさんが後継者と認めた緑谷出久である。

…凄いブツブツ言ってるけどどうした?

「…まさかオールマイトの隠し子…」

なんか凄い誤解されてる

「イヤイヤイヤ、違うから。一緒に住んでるだけだから」

「あ、そーなの!?なんだぁ」

彼オールマイトオタクだから、色んなオールマイトに関する都市伝説的なのとかにも精通してるんだろうなぁ。

「彼は私のことも、個性のことも知っているから着いて来てもらった。緑谷少年と同年代だから何かと話しやすいと思ってね!」

「そうなんですね。よろしくエリック君」

「…」

「どうした?エリック」

緑谷出久が差し伸べた手をエリックは握り返さずただ彼をじっと見ていた。オールマイトも不思議そうにこちらを見ている。

「緑谷出久。一つだけ答えてくれ」

「う、うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オールマイトから個性を受け継いだら、爆豪勝己を見返したりするのかい?」

「「!?」」

意地悪い質問だと思うがこれはこのような場でハッキリさせた方がいいと俺は思った。

J.A.R.V.I.Sが調べに調べつくした結果で分かったものだ。緑谷出久がデクと呼ばれてる事がSNSにて分かり、イジメをしているであろう人間が面白おかしく彼を馬鹿にしたような文章を載せていて腹がたったが、その人物の投稿の中で特に爆豪という名前がよく挙がっていた。調べた結果、爆豪勝己と緑谷出久は幼なじみであるが爆豪勝己は自分の個性が強く、無個性である緑谷出久は弱いからという理由でイジメているという事が分かったのだ。しかもそんな奴がヒーローを目指すとも言ってるから吐き気がした。

すぐにでも警察に突き出そうかとも思ったがJ.A.R.V.I.Sには、これらの情報だけでは警察は動かないといい、おじさんはおじさんで未来ある若者の道を閉ざすことより正して行くこともヒーローには必要だと諭された。

ただ諭されてもこの答えだけは緑谷出久本人から聞きたかったのだ。

「…僕は、確かにかっちゃんにいつも色々されて、この前もその、ワンチャンダイブとか言われたけどでも………」

「でも、なんだ?」

 

 

 

「かっちゃんとはホントに子供の頃から一緒にいて、一緒に遊んでて、同じ人(オールマイト)に憧れて、それをずっとそばで見てたからこそ僕はかっちゃんが個性を発現させた時に身近にいる凄い人って思ったんだ。かっちゃんに追いつきたいとも思った。だから、オールマイトからの話をくれた時嬉しかったんだ。憧れの人(オールマイト)から受け継いで凄い人(かっちゃん)に追いつくんだって。だから僕は見返したりなんかしないよ。僕はオールマイトからの力をそんな風には使わない」

緑谷出久の目はまっすぐとこっちを見ていた。オドオドしているような雰囲気もなくただこちらに真摯に向き合っている目をしていた。

「…すまなかった。試すような真似をして」

「イヤイヤイヤイヤそんなこと……ってなんでかっちゃんのこと知ってるの?」

「オールマイトの個性を受け継ぐにあたって緑谷出久、君の事を色々と調べさせてもらったんだ。すまない」

「ええぇぇぇぇぇぇ!!!」

「緑谷少年。彼も彼で私の事を心配しての行動なんだ私の方からも謝らせてくれ」

「イエイエイエイエそそそんな、2人とも頭をあげてください!!!」

ホント彼はおじさんの個性を受け継ぐ後継者に相応しい人間だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「改めてよろしく()()

「うん、こちらこそよろしく!エリック君!」




下手くそですが温かい目で見ていただけると幸いです。
評価、感想お待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。