七色向日葵   作:ブランチランチ

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評価頂き有難うございます!!

お気に入りの増加スピードも上がり泣きそうです。
感謝の12時投稿が間に合わずすみません。
間に合わないと諦めたら文書が想定の倍位になりました。

お楽しみ頂けたら幸いです。

勘違いしないでください。
アリスも大好きです!!



無印しないシンフォギア②

緒川は風見幽香と対峙していた。

 

「ここまでのものをお持ちとは!?」

 

驚愕する緒川、その光景にニヤリと口角が上がる幽香。

 

「後はこれよ、どう?」

 

ほぼ勝ちを確信した幽香はダメ出しを行う。

 

「ここまで出来ているとは・・・是非ともやりましょう」

 

現代を生きる忍びでエージェントとして装者達を裏からサポートする緒川を唸らせるもの、それは!?

 

ツヴァイウィングのノイズ被災者への慰問ライブ企画である。

 

アリス達を連れて人形劇を避難所で何回か行っていたのだが、何回か行うと幼児たちは毎回喜んでくれるが青年層や成人層の食いつきが悪くなる。例外として幽香達の容姿に惹かれるファンは熱心にいるのだが・・・

 

そんなこんなで何となくクリスがテレビが好きらしく一緒に見ていた。その時にツヴァイウィングの特集がやっており熱狂する観客の多さに驚いた。

 

そこで緒川にこんな事出来ない?(拒否権は無い)と衣装デザイン、演出、グッズと見よう見真似の思いつきをアリスに企画書として作らせて今に至る。

 

「踊りについては正直分からないからそっちでお願い。グッズはこっちの伝手で作らせたいけど良い?」

 

「了解しました。ちなみに伝手について教えて貰えますか?もう日にちも有りませんが間に合うのでしょか?」

 

「良いわ、そこは間に合わせて貰うのよ」

 

「あはは、余り無理はさせない様にしてください」

 

ふふんと上機嫌の幽香を刺激しないように苦笑する緒川だった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ライブ当日

 

「幽香さん!!緊張します!!」

 

元気良く報告する響。

 

「まさか私たちにも出番があるなんて・・・」

 

進行台本を渡される3人。

 

「あんまり人前に出たく無いんだけどなぁ」

 

頭を掻きながら台本を確認するクリス。

 

「でもクリスちゃんって幽香さんのお願い断らないよね?」

 

「うっ、そりゃなぁ、なんだかんだ本当に嫌な事はやらせないし。喜んでくれるし・・・」

 

尻窄みにゴニョゴニョとした声になる。

 

「幽香さん優しく撫でてくれるもんね。クリス」

 

クスッと笑う未来。

 

「それは、その」

 

未来相手では響程強く出れないし押し切れる自信もないので顔を赤らめて口を尖らせるにとどめるクリス。

 

「あれ、響じゃないか!?それに未来ちゃんも」

 

クリスの後ろから現れたのは響の父だった。

 

「お父さん!?何で?」

 

びっくりする響。

 

「いやぁ、幽香さんにこっちにコレを届けてと頼まれてね。今日の売店もウチが商品を卸してるんだ」

 

そういうと、ダンボールを見せる様に持ち上げる響パパ。

 

「そうなんだ。そうだ!この子はクリスちゃん!!こっちで出来た友達なんだ!!」

 

響と未来の後ろに隠れる様にしていたクリスの腕を引っ張って抱きつく響。

 

「急に引っ張るなよ!!えっと、雪音クリスです。ども・・」

 

引っ張られた事に反射的に声を上げるが、響パパの前に出されてしまい自己紹介してぺこりと頭を下げる。

 

「うぷぷ、クリスちゃんの敬語似合わなーい」

 

「なんだとぉ!!」

 

響は敬語を揶揄い、拳をつくりツインテールを逆立てて怒るクリス。

 

そのやり取りを見て笑う未来。

 

仲良しな3人に笑みが溢れる響パパ。

 

「いやあ、響と仲良くしてくれてありがとう。これからもよろしくね」

 

「あの、えと、はい。よろしくお願いします」

 

改めて挨拶されて拳を引っ込めて俯きながら返事をするクリス。

 

横では響が目を輝かせてウズウズしている。

 

「クリスちゃんかわいい!!」

 

「私も!?」

 

背後に周り未来ごと引き寄せて抱きつく響。

響を中心に3人が笑いながらくっついていた。その光景を間近で見れて響パパは改めて今の状況が幸福であると感じる。

 

「俺も歳とったなぁ、涙が出そうだ」

 

ボソリと呟く声は誰にも聞かれていなかっただろう。

 

「あっ、それで中身はなんなの?」

 

わちゃわちゃしてたが我にかえる響。

 

「お前、自由すぎだろ」

 

「あはは・・・」

 

ジト目で睨むクリスと苦笑する未来を他所に響はダンボールに食いつく。

 

「知らないのか?舞台で使うって言ってたぞ?」

 

ダンボールを開けて中を覗き込む3人。

 

3人は驚いた。

 

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「やれやれ、こんなに短い間にレッスンを積み込んだのは初めてじゃないか?」

 

「いいじゃないか翼。このくらいの無茶なら問題ないだろ?」

 

「まぁ、そうだが」

 

心底楽しそうにする奏と練習量に不安を覚える翼。

 

部屋の扉がノックされて了承するとアリスが入ってきた。

 

「はい、これがリハーサルで要望貰った箇所を直した衣装よ。着て確認して」

 

本番前というのに衣装の直しをするアリスは今回の騒動・・・いや、幽香の被害者筆頭である。

 

「おう!!いい感じだな。これなら派手に動いても大丈夫そうだ」

 

衣装を来て軽くダンスのステップを取る。

翼も各部の稼働域を確認する様に大きく体を動かす。

 

「私も大丈夫だ。それにしても私はあんまりこういう衣装は得意ではないな」

 

改めて鏡の前で自分の姿を確認する。

 

「良いじゃんか。可愛いぜぇ翼ぁ」

 

「ちょっと!!くすぐらないで!!奏はいじわるだ!!」

 

鏡を確認する翼を羽交い締めの様にしてくすぐる奏。

 

「そんなんで壊さないでよ?」

 

呆れながら口にするアリス。

 

「あっはっはっは、すまんアリス、翼が可愛くて」

 

「もう!!」

 

顔を赤らめながら服を正す翼と仁王立ちで大笑いする奏。

 

そこにノックをしてから幽香が入ってきた。

 

「何を騒いでるのよ。騒ぐならステージの上でね。行くわよ」

 

「わかった」

「おう!!」

「はいはい」

 

静かに頷く翼と元気良く挨拶する奏ため息混じりのアリスが続く。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

避難所の大広場には人が詰めかけていた。

幽香達の人形劇団が特別ゲストを招くと告知してたからだ。誰を呼ぶかは告知されていなかったがトラックの出入り等があり簡易ながらステージも設置された事から見物客は多い。人形劇団のこれまでの実績も大きい。

 

大型スピーカーから音楽が流れるとお馴染みの3人が現れた。

 

「「「こんにちわー」」」

 

マイクで挨拶する響、未来、クリス。

 

ステージに上がった3人を見ると観客は盛り上がった。

 

「今回は皆んな衣装着てるのね可愛い」

 

「お母さん!!私もあの人形欲しい!!」

 

「あの俯いてるツインテールの娘めちゃくちゃ可愛いぞ!!」

 

「いやいや!!あの元気いっぱいの娘だろう!!」

 

「何を言っている!!黒髪の娘だろう!!」

 

「ふっ、わかってないな。ステージには立って無いが・・あの日傘をさしてる御方こそ至高!!」

 

広場は大盛り上がりだ。

 

会場を盛り上げた3人は、響と未来が青のエプロンドレスに大きな頭のリボンが特徴の上海を模した衣装を身につけている。

 

クリスは赤のエプロンドレスで大きな頭のリボン、差別化を図る為腰のエプロン紐の結び目が大きく蝶の羽根のようになっている。

こちらは、蓬莱を模している衣装を身につけている。

 

そして3人の手は上海と蓬莱を模したパペットを身につけており。マイクを持つと上海や蓬莱がマイクを向けてる様な可愛さが見られる。

 

「会場は大盛り上がりですねー!!」

 

手を大きく上げて全身で手を振る響に会場も歓声で答える。

 

「お、おねいさん。きっ、今日は素敵なゲストが来てるんだよね?」

 

あがってしまったのか棒読みで両手のパペットを響に話しかける様に動かす。

 

「誰かな?誰かな?」

 

未来も同様にパペットを動かしながら響に聞くように動かす。

 

「ふふーん、それは見てのお楽しみだよー!!」

 

ドヤ顔で話す響。

 

「それでは」

 

「「「どうぞ!!」」」

 

3人がステージ中央を指すとBGMが変わる。

 

「こ、この曲は!!」

 

「間違いない!!」

 

聞き覚えのあるBGMに会場の緊張が高まる。

 

すると一瞬会場に影が横切り巨大な何かがステージに降ってくる。

 

スモークが焚かれ大きな音と衝撃の後にスモークから現れるゴリアテ。

 

静寂に包まれるなかゴリアテが両手を突き出し掌を開くと歌が始まる。

 

「「「「ツヴァイウィングだーーー!!」」」」

 

会場の熱気は爆発した。

 

歌う2人の衣装も上海と蓬莱を模したものである。

 

翼は青のエプロンドレスにリボンが散りばめられておりドレス全体もふんわりと柔らかさを出している。頭のリボンも大きめでキュートさを前面に出した仕様でマイクもリボンが巻かれている。

 

奏は赤のエプロンドレスに鉄の胸当てに胸元のリボン、コルセットと体に張り付くドレスで攻撃的になっている。頭のリボンでキュートさも出しつつ戦闘的な様相でありマイクも小さな円錐型の西洋槍にマイクを取り付けた武器チックなものになっている。

 

そして踊る2人の後ろや横には、それぞれ上海と蓬莱が2人の様に飛びながら踊っている。

 

ゴリアテも背中に光球を出して七色様々な光で会場に華をそえる。

 

曲もクライマックスになる。

 

すると翼と奏はゴリアテの掌から跳ぶ。

 

それに合わせて上海と蓬莱も追従すると2人は観客の頭上を駆ける。

 

手を繋ぎ駆ける姿は翼のようである。

 

2人の周りには光る花びらが舞い更に2人を映させる。

 

一通り会場を周りゴリアテに戻る。

 

「みんなー盛り上がってるかー!!」

 

奏の問いかけに会場も歓声で応える。

 

「今は大変な時だけど明るい明日は絶対に来る!!」

 

「いつもみんなから元気を貰ってる私たちは皆んなに少しでも元気になって欲しい!!」

 

「「歌が世界を良くできるように私たちは頑張るから!!いっしょに頑張ろう!!」

 

2人の呼びかけに会場は今日1番の歓声で応えた。

 

その後は奏の無茶振りにより響達も一緒にステージで踊らされたりとハプニングはあったが大盛況でライブは幕を閉じた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「「「「お疲れ様ーー!!」」」」

 

幽香達は幽香宅で打ち上げを行っていた。

ようやく修復と改装が済んだ店は空き地となった周辺の土地を新たに買い取って大きくなり、独立した自宅も隣の土地に新たに建てる事が出来た。

 

「いや〜恥ずかしかったですよ奏さん!!」

 

笑いながら言う響は楽しそうに抗議した。

 

「いいじゃないか。ちゃんと踊れてたぞ」

 

ケラケラと悪びれない奏。

 

「というかあんなにゴリアテを動かして大丈夫だったのか?」

 

燃費が悪いと聞いていたゴリアテが動くだけではなくフルバーストの一部まで舞台用に使用してたのに驚いた。

 

「いや、あんだけ無駄に動かしてやったのに幽香ったらピンピンしてるのよ!!」

 

実は今回のゴリアテや上海、蓬莱の動力を幽香が肩代わりしていたのだ。日頃の腹いせにステージが崩壊しない程度にしこたま力を使ってやろうとしたがそよ風の吹くが如く余裕の幽香に腹を立てている。まぁ、そのおかげで演出が更に派手になったのだが・・・

 

「何?じゃあもっと派手に出来たの?全く手抜きはダメじゃない」

 

やれやれと肩をすくめる幽香に絶句するアリス。

 

「これは触れない方がいいな」

 

「私もそう思う」

 

「あはは・・・」

 

何かを察知した翼は呟き、クリスは同意し未来は苦笑する。

 

「いやあ、素晴らしい盛り上がりでしたよ幽香さん。今度コラボ企画があるんですけどアイディアが無いか聞かせて貰えませんか」

 

緒川は確かな手応えに少し興奮している。

それもそのはず、会場こそツヴァイウィングが行うステージでは最小だったがSNSを通じて話題となり同時にネット配信していた中継はパンク寸前迄追い込まれる盛況ぶりだった。

 

「そういうことなら、ウチも一枚噛ませてください。協力させて貰いますよ」

 

響パパも申し出る。

 

幽香の伝手で職を移ることが出来た。更に、家族へのバッシング迄押さえつけてくれた事に感謝している身としては幽香には是が非でも恩を返したいのだ。

 

「面白そうね。また考えて見ようかしら?ね?アリス?」

 

「今日は飲むわよー!!チクショウ!!」

 

アリスの叫びに周りは笑った。

 

 

 




ちょっとこんな妄想が出たので見てみてください。

女神
「貴方が堕としたのはオレっ娘ですか?」
「それともこのボクっ娘ですか?」

猫の様に首根っこを掴まれるキャロル
「貴様!!なんだ!!はなせ!!」

猫の様に首根っこを掴まれるエルフナイン
「はわわ!?はなしてくださーい」

幽香
「両方」

女神
「え!?それはちょっと・・・」

幽香(暗黒微笑)
「ん?」

女神
「ヒッ」

幽香ウキウキでキャロルとエルフナインお持ち帰り。

女神
「メソメソ」

優しく女神の肩に手を添えるアリス。

以上です。
キャロルちゃんを幽香りん大好きっ娘にしたい。

言うだけならタダかなぁと思い厚かましいですが聞いて下さい。
こんな絵が見てみたい!!

笑顔の幽香の膝の上で
キレるキャロルちゃんとアワアワしてるエルフナイン
それを後ろから羨ましそうに見てるクリス。

クリスに気づいて2人を持ち上げてまとめて抱きつき床に押し倒す幽香りん。暴れるキャロルとクリス、アワアワするエルフナイン。

疲れて皆んな仲良く昼寝。

以上です!!

こんな思いつきが急に出ましたので・・・。
病気ですね。







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