ノーマルコック長が、出来ない事をする為に
新キャラを投入しました。
お楽しみいただけたら幸いです。
「よう、姉ちゃん久しぶり」
「ええ、久しぶりね。一段と暑苦しくなったんじゃない?」
「うるへー、姉ちゃんだって一段と目つきがやばくなったんじゃないか?」
鋭い目つきのクールビューティー。コック長の姉である。スラリとした体に女性らしい起伏のあるボディを持つ長身女性だ。
「んで?姉ちゃんは今回誰かを診る為に来たのか?」
医師免許を持ちフリーで病院を転々とする姉は結構有名な医師だったりする。
「いいえ、本業の方よ」
「そっか」
そんな凄腕もおまけと言い放つ姉の本業は、ウマ娘専用の按摩マッサージ指圧師。聞き慣れないと思うが、ようはウマ娘専用のマッサージ師と考えて貰えばこの姉については問題ない。
姉は苦しむウマ娘を助けたいという欲望と、おさわりしたいという欲望を国家資格という後ろ盾を得て実現した人なのだ。
腕が超一流なのがまたタチの悪い話である。
「頼むから逮捕されないでくれよ」
「失礼ね、あくまで施術よ。ウマ娘ちゃんも喜ぶ、私も喜ぶ、最高のサイクルね」
遠い目で告げるコック長とフフっと笑う姉だった。
姉は理事長室に来ていた。
ノックをすると中から「どうぞ」と扉が開けられる。
「歓迎!!まさかあの女医がコック長の姉とは、世の中は狭いな!!是非ウマ娘達を癒やしてやってくれ」
ガハハと笑い告げるが容姿から、そのギャップが可愛らしさをアップさせてる様に思う。
じゅるり
「勿論です。私が来たからには癒やして見せましょう。しかし、理事長、貴方もだいぶ疲れを溜めています。如何でしょう。まずは理事長自らが受けていただくというのは?」
「感謝っ!!しかし、私よりウマ娘達で頼む!!」
ニヤリ
「理事長、ウマ娘のことを思うならそれこそ貴方が率先して受けるべきです。私はポッと出の他人。しかし、理事長自らが私の施術を受けてウマ娘達にお話しいただけたら、彼女達も安心して私の施術を受けてくれるでしょう。それに、貴方ほど彼女達を思う方が疲労で倒れたら優しい彼女達は涙を流すでしょう」
ガシッと両の手を掴み、キスでもするかの様な距離で目を見つめながら口早に捲し立てる女医。
「こっ、困惑、そうだろうか彼女達の為になるだろか?」
(いい匂い)
「勿論です。さぁ、私にお任せ下さい。その疲労癒してあげます」
側で控えていた、たづなは「まぁ理事長の為」と何も言わず苦笑の表情で見守っていた。
医務室のベッドを借りて施術を開始する。
「肩周りをほぐしていきます。ベットにお座り下さい。足はこの容器の中に、ラベンダーで香りづけしたお湯になります。後でリンパマッサージも行いますので温めて足の緊張をとりましょう」
「了解、それでは頼む」
理事長には肌にぴったりとくっつく様なスポーツウェアを着させている。施術しやすいように美しい髪は三つ編みにさせてもらった。
(可愛い)
じゅるり
「失礼します」
首、肩、腕、背中を少し指圧しながら触っていく。
「首と肩周りが凝っていますね。首からいきましょう。少し顔と頭を触ります。」
優しく、顎と頭に手を添えて首をゆっくり横に傾ける。これを左右ゆっくりと行い首の側面の筋肉をほぐす。今度は顎を持ち上げる様にし首の前側の筋肉をほぐす。今度は顔を傾けて顎を持ち上げる。これを左右同じように繰り返す。
(可愛いわぁ、肌もスベスベ、唇もプルプルしてる。安心して瞳を閉じちゃって)
側から見れば施術だが内心はヤベェの一言である。コック長から見ても「ヤベェ奴」と、一目置かれる存在なのだ。
無事、首、肩を行い。足に入る。
「極楽〜」
足湯と上半身をほぐした事でポカポカと気持ち良くなり目を細めて酔いしれる理事長。
「それでは足をほぐしていきます」
(スベスベ、きゃわわのおみ足〜)
表情はまるで変わらないクールビューティだが内心は・・・
「なかなかはってますので少し痛いかもしれませんがご容赦ください。優しくゆっくり行います」
「了解〜」
足を拭きながら理事長に告げる女医はおみ足を楽しみながらキチンと触診も欠かさない。
「それでは、仰向けでお寛ぎください」
足ツボは女医の好きな施術の一つ理由は
「んぅ!?あっ、驚愕!?痛気持ちいい!はっ、んん、んぁ」
絶妙な力加減でつぼとコリをほぐし、[適度に声を上げるように刺激する]もう一度確認しよう。[適度に声を上げるように刺激する]そして効果があるからタチが悪い。
(たまらない、痛みと快楽に身をよじる様、まさに絶景。声も素晴らしいわ)
上気した顔でとろ〜んとなっている理事長。
「うつ伏せでお願いいたします」
コテンっと体をうつ伏せにする理事長はまだボーッとしているようだ。
「オイルを塗りますね」
オレンジの香りがするオイルを塗りながら足先から膝裏までゆっくりとさすり上げる。
丁寧に表側からも同様に、ゆっくりと優しく何度も、ツボを押すのも忘れずに。
ある程度行ったら太もも、膝裏からお尻に向けて、先程と同じようにゆっくりとそして到達する。
(おちり、おちり、可愛いおちり!!)
じゅるり
プリっとした小ぶりのお尻を太ももから背中に向けて擦り上げる。何度も今度は腰からお腹に向けてゆっくりと前へと、同じ容量でお尻も脇へ脇へと手を滑らせる。
(ああ、いい弾力、枕にしたい)
こんなことを考えながら、表情を変えずにひたすら理事長を癒す。
2時間半に及び理事長を堪能、いや、施術した。
「快調!!素晴らしい!!その腕を是非ともウマ娘達に奮ってくれたまえ!!あっはっは!!」
「勿論です」
ツヤツヤと血色が良くなった理事長はいつも以上にパワフルになった。女医も何故か理事長以上の血色の良さになり自信満々で答えるのだった。
まだ見ぬウマ娘に思いをはせる女医であった。
じゅるり