勢いで投稿だぁぁぁぁぁあ!!
タマぁぁぁぁぁあ!!
(タマは出ません。書きかけだったものを勢いで完成させました。)
夜遅く材料の確認を倉庫内で行うコック長。
しかし、今夜はいつもと違う。
倉庫内の照明がしばしば点滅をしたり、棚の上の物が目の前で何回か落ちてきた。
最初は蛍光灯替えなきゃと早々に交換したのだが結果は変わらない。
棚も傾いてるのかと思い偶々持っていたパチンコ玉を置いてみたが転がる事は無かった。
(パチンコ玉はゴルシが襲撃したきた際に打ち込まれたもの)
「わからん」
悪戯かとも思ったが寮は閉められている。
そもそも材料なので摘み食いにも適さない。
そして何度目かの落下物。
パシッとキャッチする。
「コーヒー豆・・・」
高価で瓶サイズの取り扱いしかないもの。
ウマ娘よりはトレーナーや教職員が買う物。
瓶を眺めてから棚に戻す。
棚を背にするとコロコロと転がる気配。
振り返りキャッチし棚に置く。
棚を背に少し待つ。
するとコロコロと転がる気配。
キャッチ。
「????、何故コーヒー?」
ラベルを見てみる。
「結構長い間ここにいるやつだな」
瓶は少し埃を被っていた。
賞味期限こそ過ぎていないが半分は過ぎている。
「ふむ」
あることを思い立ち瓶をポケットに入れて作業を再開しようとしたが別の棚に目が止まる。
「これだけじゃ、アイツが騒ぐな」
見えた先の瓶を確認して小さく笑う。そして、もうひと瓶棚から取りポケットに入れる。
パパッと材料の確認と補充品を洗い出す。
レジに2瓶分の金額を懐から入れてレシートを切る。
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静かに本を読むマンハッタンカフェ。
静かに時間が過ぎている。
お友達が此処に居ろと外に出るのを許してくれないのだ。
まぁ、本でも読んでゆっくりしようと今に至る訳である。
おやつ時にコーヒーでも淹れようと思った時に騒がしい音と気配が近づいてきている事に気づいた。
コンコンと扉がノックされた。
「はい、どうぞ」
ノックに返事をするとドアが開かれた。
「ちわー!!出張コック長だー!!」
「コック長にお呼ばれされましたアグネスデジタルです。お願いしますぅ。」
「ハッピーカムカム!!今日はマンハッタンカフェさんの近くに吉と出ました!!コック長に呼ばれたマチカネフクキタルです!!」
個性の濃い面子が扉から入ってきた。
コック長を中心に戦隊ヒーローの様にポーズを決めながらそれぞれが挨拶した。
「えっと、あ、はい」
コック長達の背後に派手な色の爆煙でも焚かれた様な幻視を受け圧倒されるマンハッタンカフェ。
「すまんな、偶々見つけたこれをプレゼントするのと、それに合わせておやつを作ってきたぜ!!」
カフェに見えるように突き出されたのは高級コーヒー豆。
「それは!!」
初めてパッと明るくなるカフェ。
購買で買うことが出来る最高級のブルーマウンテン。
飲みやすく香り高いお気に入りの一つであった。しかし、お値段がそれなりな為自分の為のご褒美としてカフェテリアで数回飲んだ事がある位で1瓶は購入出来なかった。
「売店の倉庫で眠ってたからな、どうせなら美味しく飲んでくれる娘にと思ってな!!」
いつもの暑苦しいサムズアップで瓶を渡すコック長。
「ありがとう・・・今淹れるから是非飲んで」
ニコニコと受け取りコーヒーを淹れるために席を立つ。
「頼むぜ!!こっちも準備しておく!!コーヒーは5つ頼む」
一連のやり取りを見てデジタルは悶えていた。
「あぁ〜いつもは無表情が多いマンハッタンカフェさんがあんなにもニコニコなんてぇ〜あぁ〜しゅきぃ〜」
涎を垂らし今にも天に召されそうな満足した顔で立ち尽くしている。
「ところで呼ばれた理由はなんですか?急に行くぞーって連れて来られてノリできましたが・・・おやつを頂けるのは嬉しいですけど?」
フクキタルは占いで「誘いにのるべし」と出ていたので勢いで来たが理由はちゃんと聞いていなかったのである。
「おう!占って欲しくてな!!同士も惚けてる場合じゃないぞ!!力を貸してくれ!!」
そういうとデジタルの顔の前でパンと掌を合わせた。猫騙しである。
「はっ!!失礼しました!!勿論です!!次はどんな事がデュフフ」
ビシッと姿勢を正すが直ぐにだらしない顔で妄想を膨らませる。
それを置いておいてコック長は高速でフクキタルの周りを回る。
「なっ!!なんですかぁ〜!?」
高速で周りフクキタルに背を向けてデジタルの方を向いてポーズを取る。
顔を掌で隠し腰を捻り状態を逸らし伸ばした足でバランスを取りながら叫ぶ。
「フルアーマーフクキタル改コック長バージョン!!」
目を回すフクキタルの制服にはダルマや招き猫のポーチがかけられ、デフォルメされた富士山や鶴、亀、鯛の缶バッジが邪魔にならない様につけられている。
腕にはパワーストーンの腕輪があり、指にも指輪がはめられている。
耳には可愛くリボンの様に結ばれてもう片方には扇の小物の耳飾りがつけられた。
更に小さな帽子型の招き猫ものっけられている。
「おお!!なという縁起物の山!!力を感じます!!」
デジタルはどこから出したか姿見をスタンバイしておりフクキタルが確認しやすい様にしていた。そして喜ぶフクキタルを見て息を引き取りかけたデジタル。
「さあ!!フクキタル!!俺達の待ち人か探し人?を占ってくれ!!デジタルは願え!!ウマ娘に会いたいと!!」
「はい!!」
「はい!!ハッピーカムカム福きたるー!!」
フクキタルは水晶を出して占う。
コック長はポーズをそのままに力を溜めている。
デジタルは祈る様に目を閉じて願っている。
「出ました!!正面です!!ん?正面??」
占い結果に困惑するフクキタル。
「やはりな!!なんとなく昨日と同じ気配がしてたぜ!!デジタルオラに力を分けてくれ!!」
カッと瞳を開いて目標を捉えようと色んな力を出そうと震えるコック長。
「イヤです!!私もウマ娘ちゃん見たいです!!」
「え!?まぁ・・・そうか!!なら行くぞ!!うぬぬぬんんん!!」
するとコック長の瞳が虹色に光出して目標を捉える。
「そこだぁ!!」
「眩しい?!」
「コック長!!またタキオンさんの薬飲みましたね!!眩しい!!」
2人を無視して腕を伸ばすと確かに何かを捉えた。生き物を触れる感覚とは違い存在を掴んだというような曖昧なものだが。
「?!?!?!」
困惑するのが腕から感じ取れる。
「ウマ娘を前にしてコック長に不可能はないのだぁぁぁぁぁあ!!」
そして引っ張り椅子に座らせた。
「食べれたら食べて欲しい。俺の菓子を・・」
光る目で見つめそれに話しかける。
「・・・・・」
困惑はしてても大人しくしているそれに満足してコック長はテーブルに菓子を並べる。
「え?ウマ娘ちゃんは?」
「?????」
困惑するデジタルとフクキタル。
「まぁ、席についてくれ」
納得しきれないがコック長の圧に押されて席に着く。
コック長は部屋の隅に置いていたバスケットを持ってきた。
そして小皿を人数分置いてドーナツを置いていく。
そして今回の主役がおずおずと戻ってきた。
「騒がしかったけど・・・」
言葉を途中で切り空席を見るカフェ。
何かを感じ取り黙ったまま人数分のコーヒーを置いた。
「コック長も」
「ありがとう」
そして皆で一言。
「「「いただきます」」」
小皿に置いてあるのはプレーンタイプとチョコでコーティングされたもの、そして見た目からふわふわした柔らかそうなものがある。
カフェは最初はコーヒーの香りを確かめる様に鼻元で嗅ぎ、一口含む。
飲みやすい苦味にコーヒー独特の香りが広がる。苦味も仄かな甘味を携えておりスッと飲めてしまう。
「はぅ」と一息つくとプレーンドーナツを手に取り頬張る。
柔らかな硬さを歯で崩していくとふんわりと小麦特有の香りが広がり甘さを感じる。
甘さ控えめな仕上がりだがコーヒーの後だとその優しい甘味も充分感じる事が出来る。
コーヒーのお供に最適とさえ思えてしまう。
プレーンを楽しんだ後はチョコでコーティングされたものに手を伸ばす。
プレーンの下地に主張するカカオの香りに確かな甘味。しっとりと口の中で溶かしたところにコーヒーを含ませる。
先程とは逆にコーヒーの苦味を感じる事が出来る。香もカカオの風味が足され違うコーヒーを飲んだ様に感じる。
正に味覚と嗅覚を楽しむ事が出来る2つである。
そして最後はふっくらしたドーナツ。
齧りつくともちもちの食感で先程のものとは全然違う歯応えだ。しかも中にはクリームが入っており蜂蜜の香りと甘味、滑らかな舌触りが舌を楽しませる。
「はぁ、抹茶チョコときな粉クリーム美味しいです〜」
「このチョコチップの歯応えがモチモチのドーナツにあるなんてやりますねぇ。色もピンク色ですし」
フクキタルは抹茶ドーナツをデジタルはカラフルなドーナツを食べて楽しんでいる。
「楽しいね」
ボソリと呟くカフェは笑顔で空席をみた。
バタンと扉が開くと
「なんだね!!なんだね!!私を差し置いてお茶会かいコック長!!紅茶はあるんだろうね?」
アグネスタキオンが騒がしく入ってきた。
コック長は暑苦しいサムズアップをして
「あるよ」
「では混ぜてもらおうか、カフェ?」
「いいですよ」
「おや?てっきり"好きにしてください"みたいに言われると思ったのだが?上機嫌だねカフェ」
素直に受け入れたカフェと少しは問答すると思っていたタキオンはカフェの上機嫌ぶりに驚いた。
「みんなで食べるのは楽しいですからね」
優しく微笑むカフェにやられる者が2名いた。
タマをお迎えしたい。
クリスマスのネタを思いついたのでこれを投稿したかったんです。
タマ実装
ネタにされては泣かされて
やっと来たよタマモクロス