The・ダークディケイド・アカデミア   作:夢野飛羽真

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ということでこの話から新章突入でございます。

いやーしかし昨日の仮面ライダーセイバー面白かったですね。
フューチャリングセイバーは再登場期待!

そして次週は私の推しのデザスト様が変身!?

ということで本編スタートです。


USJ編
第7話 不穏な空気


前回までのあらすじ

No.1ヒーローオールマイトによるヒーロー基礎学

初回の授業から屋内での戦闘訓練が行われ、政宗は爆豪切島コンビと対峙

2人に勝利した。その後彼は爆豪、緑谷の2人と絆を紡いだのだった。

 

耳郎視点

 

「オールマイトの授業はどんな感じですか!?」

 

ウチは耳郎響香、雄英高校の生徒で今日も普段通り登校してたんだけど今日はちょっといつもと様子が違う。

 

「質問に答えてもらってもいいですか?」

 

校門前でマスコミが質問攻めをしてる。

正直こういうのは苦手かな……

 

「ちょっとやめてもらってもいいですか?彼女困ってるんで。」

 

その質問攻めの矛先がウチの方に向いてきて何人かマスコミが詰寄ろうとしてきた時、聞き馴染んだ声でウチとマスコミの間に彼が割り込んできた。

 

「門矢……」

 

クラスメイトの門矢だ。なんやかんや入試からの縁だけど相変わらずかっこいい。

一瞬で圧をかけてマスコミ達を退かせる。昨日も圧倒的な実力で勝利を掴んだ門矢に最近ウチの心は高鳴っている。

 

「教室行こっか。」

 

ニッコリと微笑みかけてウチの手を引き校舎まで連れてってくれる。

そんな門矢に胸が躍る。

これってもしかして……?

 

門矢視点

さあ、ということで出久と勝己、それに耳郎さんと昼食を食べに食堂に来ているけどちょっと今日はいつもより箸が進まない。

 

「どうしたの?門矢君?」

 

「飯、食わねえなら貰うぞ。」

 

「正直満場一致でクラス委員長に選ばれるなんて、正直驚いてるよ。」

 

出久が心配してくれているけど、勝己、飯盗るのだけはやめてくれ。

まさか今朝相澤先生からクラス委員を決めてくれと言われた後満場一致で(とは言っても女子のスカートの丈を短くしようとしていた峰田だけは自分を委員長にしようとしてたけど)

 

「正直そういうのはそこまで得意じゃないし、中学時代でも経験したことないし。」

 

「大丈夫だって!門矢だったらできるって!」

 

耳郎さんがすごく励ましてくれてるし、そこまで悪い仕事では無いと思う。正直キャプテン・アメリカみたいに皆を率いるのは憧れてたし。

 

「耳郎さんにそう言ってもらえるのは嬉しいな。」

 

「あ、ありがとう……」

 

「顔赤いよ。熱あるんじゃない?」

 

ふと耳郎さんの方を見ると顔を赤らめている。体調が心配で彼女の額に手を当ててみる。

 

「だ、大丈夫だからっ……!!」

 

「そうかな……?」

 

なんかさっきより顔赤いけど本当に大丈夫なのかな?

 

「これってもしかして……?」

 

「ああ、間違いねえ……」

 

と二人も俺達の方を見て何やらニヤついているが。

 

『ゥウーーーーー!!ゥウーーーーー!!』

 

とその時食堂中にサイレンが鳴り響いた。

 

『雄英バリアが突破されました!!』

 

雄英バリアって確かここの校門についてる重厚な扉だったはず。

そうそう簡単には破れないし雄英高校における最強の警備設備ではあると思うんだけどそれが突破されたって結構大変な状況かもしれない。

 

「3人ともっ!動いちゃダメっっ!!」

 

相当大変な事態であるかしれないしすぐ動きたくなるしなんならすぐに避難しようとするだろう。もちろん一緒に飯を食ってた3人もそうしようとしたけど2人の手を掴んですぐに止めた。

 

「門矢君!?」

 

「今食堂中は大混乱だ!変に動いたら押し潰されたりして大変だよ!」

 

「ホントだ……」

 

ちょうど今日は運がいいことにファミレスとかのソファ席みたいに通路に対して横向きの席なので通路に出なければ人が入ってくることは無い。ここにいた方が安全だし、一旦待機することに。

 

「けどこの事態どうしようか……?」

 

さて、次にこの混乱をどうやって収めるかだね。

 

「あれは……飯田君……?」

 

俺達よりも窓側の席で他のメンバーと食べてたと思われる飯田君が麗日さんの助けで身体を宙に浮かせてエンジンで一気に出入口付近の壁まで飛んでいった。

 

「皆さーん!!大丈夫っ!!」

 

ちょうど非常口のマークのようなポーズで壁に張り付いた飯田君が叫ぶ。

 

「ただのますこみです!!皆さん落ち着いて行動してください!!」

 

木霊する飯田君の声、その後訪れたのは静寂

どうやら今ので混乱していた人達が落ち着いてピタッと止まった。

 

「流石飯田君。一瞬で場の空気が変わった……」

 

出久もこの光景に驚いている。

すぐに状況を理解し機転を利かせた飯田君素晴らしい。

そして俺はある決断をした。

 

「クラスの他の委員を決める前に1つ言いたいことがあります。」

 

ホームルームの時間に相澤先生から委員会活動に関することを決めてくれと言われていたのだが。

 

「俺は委員長は飯田君の方がいいと思うので彼に譲ることにします。」

 

「いいのかい!?」

 

と俺の突然の任命に飯田君も少し驚いている。

 

「今日の食堂での行動、素晴らしかったよ。すぐに他を制することが出来たし何より迅速な判断力、天晴れだよ。」

 

「確かに!あれは凄かったよな!」

 

「おう!非常口飯田!」

 

他にも食堂にいたであろうクラスメイトからも賛成の声が飛んでくる。

 

「皆……ありがとう!ではこの俺飯田天哉!全力でクラス委員長の仕事全うさせていただきます!!」

 

ということで委員長が飯田君になりこの日の話し合いも無事に終わった。

しかしあのマスコミの行動は不穏だ。

まさか雄英バリアを破るなんてな……

 

ちょっと不審者に警戒した方が良さそうだ。




如何だったでしょうか。
USJに行く前にまずは非常口編です。

USJ編はまた戦闘パートがあるので早く書きたいです。

では皆様次のお話でお会いしましょう。
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