The・ダークディケイド・アカデミア   作:夢野飛羽真

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とりあえずこれでUSJ編締めくくりです。

USJと云えばM-1グランプリ2019でかまいたちさんが披露されていたネタを思い出しますね。


第11話  USJの後

前回までのあらすじ

USJに攻撃を仕掛けてきたヴィラン連合

ウィップラッシュやバリゾーグも召喚し意気揚々と乗り込んだが我らが主人公、門矢政宗と雄英高校1年A組のメンバー達の活躍によって、撃退された。

そして戦いを終えた政宗であったが、戦いのダメージからか倒れてしまった。

 

門矢視点

USJでの戦いの後気絶してしまったところまでは覚えてるけど。

ここはどこだろう?真っ白な空間の中にいる。

 

「よお、お前がダークディケイドか。」

 

「あなたは…門矢士さん!?」

 

真っ白な空間の中に1人だけとある人物がいた。

その名も門矢士、俺が転生する前に見ていた仮面ライダーの一人、仮面ライダーディケイドに変身する男だ。

 

「どうやらここはお前の夢の中みたいだな。多分何らかの影響で今俺たちの精神が繋がってるみたいだな。」

 

「そう…みたいですね…」

 

何らかの影響、推測されるのはアイアンコンプリートフォームに変身したことかな…

 

「まあいい、とりあえず今お前に言っておきたいことがある。」

 

ふと、士さんが呟く、

 

「変な弓矢を持った強魔ってやつに気を付けろ。奴はいろいろな世界の悪を召喚する悪魔だ。」

 

「そいつは今日戦いました。彼は悪魔なんですか?」

 

「ああ、異世界悪魔ってやつだ。色んな平行世界を回って悪事を働くやつだ。気を付けろよ。」

 

強魔、気をつけないといけないみたいだ……

 

「じゃ、俺は行くから早く起きろよ。待ってる奴がいる。」

 

「待ってる人?」

 

そう言いながら士さんは灰色のオーロラカーテンに消えていく。

それと同時に少しずつ意識が浮上していく。

 

耳郎視点

今日の門矢もすごくかっこ良かった。

すごく強そうなヴィラン2人にも勝って、その中でも必死にウチ達のことを守ってくれた。

その後も機転を効かせて新しい力を作って見事皆を助けた。

本当にすごいよ。憧れるし……

それに……うん……

 

けど今はその門矢が倒れてしまった。

近くにいた爆豪達によるとこの事件の後処理が終わった後に緊張の糸が切れたみたいに倒れたみたい。本当に全部終わるまで耐えてたんだ……すごいよ……アイツは……

 

その後はもうずっと門矢のこと考えてて着替えとかが終わった後はすぐに保健室に向かった。

 

このドキドキなんだろう……

門矢のことが心配ってだけじゃない、なんか、

初めての……気持ち……

 

「すいません、門矢の荷物届けに来ました。」

 

心配だったから保健室に行くことにしたけど一応理由があった方がいいから門矢の荷物を届けに来たってことで保健室に来て何とか中に入れてもらえた。

さっき緑谷も戻ってきたけど門矢はまだ寝てるみたい。

 

「……」

 

上半身は包帯が巻かれた状態だったし結構重症だったのかな……

 

「門矢……起きて……」

 

おもむろに手を握ってみる。

優しくて暖かい門矢の手を……

 

「ん……耳郎さん……?」

 

「ゴ、ゴメンっ……!!」

 

ウチ何してたんだろう!?いきなり手なんて握って……

目覚ました門矢もちょっと驚いてるし……

あーなんかもう顔熱くなってきた!!

 

「顔赤いよ。熱あるんじゃない?」

 

門矢が自分の手をウチの頬に置く。

 

「だ、大丈夫だからっ……!!」

 

咄嗟に腕を退けてもらおうと門矢の手首を掴むけど、

 

「そうかな……?」

 

門矢の笑顔が目に入ってくると思わず笑ってしまう。

 

「良かった……無事で……」

 

ただホントに門矢が目を覚ましてくれて良かった。

すごく心配してたから安心感もあって気付いた時にはもう門矢に抱きついていて、頬は濡れてた。

 

「良かった……ホントに……」

 

「耳郎さん……泣かないでよ……」

 

そっと背中を撫でてくれる門矢の手、すごく暖かかった。

 

「俺は耳郎さんに笑顔でいて欲しいから、だから泣かないで」

 

優しい声をかけて頭を撫でてくれた。

ホントにもう優しいしずっとこの優しさに包まれてたい……

 

「門矢……その……」

 

「何……?耳郎さん……?」

 

一瞬水を打ったような静寂が流れるけど今自分の中に溢れてる気持ちを伝えたい!

ウチは門矢のことが好きなんだって……

ここで伝えなきゃ、ロックじゃないでしょ!

 

「門矢ってその色々と強くてカッコイイし、けどそれでも優しいし、ウチはこれからもずっと一緒にいたい……っていうかその……」

 

でもダメ!上手く言葉が出てこない……

 

「耳郎さん、後は俺から言ってもいいかな?」

 

「門矢……」

 

ふと手を握ってくれると心が少し落ち着いた。

 

「俺も耳郎さんのこと大事に思ってるし、魅力的だし可愛いって思ってるよ。だからこれからも守っていきたいって思ってるしそれに……」

 

ウチの手を握ってる門矢の手からも速くなってきた脈拍と緊張の手汗が伝わってくる。

 

「恋人になりたいって思ってる。だからその……」

 

「付き合いたいってこと……?」

 

「そういう……ことだね……」

 

「ウチもそう思ってるよ……」

 

グッと2人の距離が近付いた。

お互い見つめ合い顔が赤くなってる。

 

「好きだよ。」

 

「ウチも。」

 

そこからは自然と唇を合わせてた。

ウチと門矢が恋人同士になったからこそ味わえる唇の味は美味しかった。

 

「ねえ、響香って呼んでも良いかな?」

 

「勿論良いよ。その代わりウチも政宗って呼んで良いかな?」

 

「うん、いいよ。」

 

そろそろリカバリーガールに追い出されそうだったので2人で部屋から出て、職員室に政宗が無事に起きて帰るって報告した後は2人で校舎から出る。

 

「もし良かったら今度ある雄英体育祭の後一緒にデート行こうよ。。」

 

「うん、もちろん行きたい。」

 

次の2人の予定も決まって手を繋いで家まで帰った。

けどこのこと言ったらお父さんがうるさそうだし今はやめとこうかな……

 

 




門矢士さん登場からの〜

政宗&響香カップル誕生!!

次回から体育祭でーす。

皆さんお楽しみに!
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