The・ダークディケイド・アカデミア   作:夢野飛羽真

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ということで後半戦です。

対戦相手は切島君!
CVの増田俊樹さん結構好きなんですよね。



第18話後編 トーナメント一回戦

前回までのあらすじ

雄英高校体育祭の第2種目である騎馬戦の結果

政宗、幸村、緑谷、轟ら計16名が決勝の最終競技に進むこととなった。

轟の過去を知った政宗達は昼休憩とレクリエーションの後決勝戦に挑む。

幸村達が1回戦を突破していく中、待機室に向かおうとしていた政宗は自身の対戦相手である切島に呼び止められていた。

 

政宗視点

待機室で響香と話をして次は俺の出番。

 

「バトルスター、準備はいいかな?」

 

『勿論です。』

 

さあここでようやくコンボスターガンことバトルスターの出番だ。

一応ダークディケイドの力のアップデートしてできた物という扱いなのでいうことなのでサポートアイテムではなく個性の1部として扱われている。

多分俺とか常磐君の強化アイテムの類は全部サポートアイテムには入らないって定義なんだろうか。

 

「さあ、いくぜ!変身!」

 

『カメンライド!ダークディケイド!』

 

ダークディケイドの装甲を身に纏うと同時にスタジアム中央のステージに向けて走り出す。

 

『第6試合!今世代最強!?超多彩!仮面ライダーダークディケイド!門矢政宗!VS!最強の盾で最強の矛!個性硬化!切島鋭児郎!!』

 

そして対戦相手の切島君と向き合う。

 

「門矢!1つお前に頼みてえことがあるんだ……」

 

「頼み事って……?」

 

真剣な眼差しで見つめる様子から唯ならぬ雰囲気を感じる。

 

「1番強い奴で来てくれないか……」

 

「それって1番最強のフォームで戦って欲しいってことかな?」

 

「ああ、そういうことだ……」

 

なるほど、最強フォームか……

 

「お前と俺の実力の差は分かってる!!お前の1番強い力にだって適わねえって思ってる!!けどここで逃げちまったら!男じゃねえ!!」

 

うむ、切島君の考えも分からなくはないけど

 

「言いたいことは分かる、けど只では最強の力は出さないよ。」

 

俺の考え方は少し違う。

 

「まずは俺からその力引き出してみろ!」

 

『試合開始!』

 

試合開始と同時に……

 

『クロビカリ!タンクトップマスター!ぷりぷりプリズナー!』

 

『マッスルコンボ!』

 

かつての戦闘訓練で切島君を打ち破った筋肉形態

仮面ライダーダークディケイドマッスルフォーム

 

俺が切島君にまず打ち破って欲しい壁だ。

 

「さあ、かかってこい!!」

 

『ここで門矢!筋肉ムキムキになったぞ!!』

 

まずはこのマッシブな肉体から

 

「マッスルラッシュ!」

 

何発もの破壊力抜群のパンチを彼にぶち込んでいく。

 

「くっ……まだっまだっ……!!」

 

切島君は何とか硬化して耐えているが容赦なく拳をぶち込んでいく。

 

(ダメだっ…!このままじゃ…負けちまう……)

 

「怯んできてるぜ!」

 

少し切島君の心が揺らいだのだろうか、腹部のガードが甘くなった。なのでそこに容赦なく1発拳を放つ。

 

「……っ!」

 

何とかすぐに硬化してダメージを軽減したようだが結構効いてそうだ。

 

「俺に勝つんじゃなかったのか?」

 

「勝つって……んなこと……」

 

「勝つ気があるなら"自信"を持て!!」

 

いつもクラスのムードメーカー的な存在の切島君だが俺は彼から自信というのを感じたことがなかった。

前にUSJのバスで会話した時も自分の個性の事を卑下していた。

さっきの彼からのお願いも正直引っかかってる。

最強フォームで来てくれというお願いだったが、前提として負けるって思って挑んできたけどそれじゃダメだ。

 

「君の硬化、殴ってて結構痛いよ!前に戦った時だって指は切り傷がいっぱい出来そうだったよ!!だからそこを極めて自信持って戦え!!」

 

自信がない状態で戦うことは大事かも知れない。

何故なら慎重に戦いを運ぶ事ができるからだ。

特に出久なんかはそういう戦い方でここまで上り詰めてきている。

けど本当に大事なのは目の前にいる敵を絶対に倒すという自信

 

「自信がなくて戦っても"妥協"が生まれるだけだ。」

 

負けると分かってる戦いに本気を出すことは難しい。

どこかで心の隙だってできてしまう。

 

「そうかっ、俺っ……」

 

(このままじゃ俺、ダメだった!戦闘訓練でも!USJでも!!アイツの強さ実感して、自信無くしてた!!けどそれで自分のことなんも見えてなかった!!この戦いも負けるつもりで挑んでた!)

 

「俺はっ……!勝つぞっ!!」

 

切島君からは普段以上の気迫が感じ取れる。さっきと目付きも変わった。さっきまでは神妙な面持ちだったが今は勝ちに来る戦士の顔だ。

ヒーローはそうでないとな。

 

「いいぜっ、来い!」

 

切島君と俺の拳がぶつかり合う。

 

「いっ……!」

 

ただ前に拳を交えた時とは違い切れ味が鋭い。

俺の拳の方から血が出てきて痛くて声が出そうだった。

 

(最大限の硬化で迎え撃つ!!)

 

「安無嶺過武瑠(アンブレイカブル)!!」

 

これまで以上に硬いしトゲトゲしている。

 

「くっ……!」

 

しかも全身がそうなっているのだろうか体操服の、特に上半身の一部が破れている。

それもお構いなしに拳と引っ掻きを繰り出してくる。

 

「なっ……中々やるじゃねえか!」

 

「これが俺の個性だ!」

 

その引っ掻きが胸部を抉り火花を散らす。

気圧された、自分の殻を破った切島君は凄いよ。

さて、後は彼のオーダーを聞く番だ。

 

「じゃあこっからはお望み通り、最強フォームでいくぜ!!」

 

地面を強く蹴り後ろに飛び、距離を取る。

 

『キャプテン・マーベル!ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー!リュウコマンダー!』

 

『スペースコンボ!』

 

宇宙をまたにかける最強ヒーロー、キャプテン・マーベル

最高のチームワークを誇る宇宙のヒーローチーム、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

宇宙の平和のために戦うキュウレンジャーの司令官、リュウコマンダー

これらの力が合わさった宇宙最強のコンボ

仮面ライダーダークディケイドスペースフォーム

ドラゴンをモチーフとした鎧と宇宙を象徴する星のマークをこの身に纏う。

 

「これがお前の最強の力か!」

 

「ああ、そうさ。けどこの力を俺に使わせるなんて流石だよ。切島君は」

 

「当たり前だ!その最強フォームだって俺が打ち砕いてやるぜ!!」

 

いいね、切島君。その自信こそ大事だ。

多分本当にさっきのマッスルフォームのままだったらやられてたな。まああの形態だと斬撃系には弱いからな。それに近接だけとなると切島君はかなり強いよ。

まあけどスペースフォームならどんな攻撃をしてこようと防げるしどんな防壁だって突破できる!

 

「ドラゴニック、パワー!!」

 

まずはアンブレイカブル状態で再度攻撃しようと進撃する切島君にキャプテン・マーベルの持つ超パワーをドラゴン型のエネルギー弾にして解き放つ。

 

「おりゃあ!!」

 

それを受けてもなお彼の進撃は止まらない。体はかなり頑丈で、多少ダメージは受けているだろうがこの攻撃に耐えてみせてまだ動じていない。

上半身に着ていた服は全て吹き飛ばされて鍛えられた肉体が顕になっているがそれらも全て固く、棘々した状態になっておりさらなる迫力がある。

 

「じゃあこれでどうだ!!」

 

キャプテン・マーベルの戦艦すらも破壊するパワー、それに加えてスター・ロードの天界人としての力を合わせた超強力なエネルギーを切島君に向けて撃つ。

 

「こ、こんぐれえっ……耐えてやるっ!!」

 

流石はアンブレイカブル。

意味は壊れないって感じかな……?

超頑丈だ。多分普通ならぶっ飛んでてもおかしくない威力を今切島君は耐え抜いている。

 

「まだっ……まだっ……!!」

 

俺もパワーの出力を上げていくと踏ん張っていた切島君の体が少しづつ後退していく。

 

「切島君!!見せてやるぜ!これが俺の最強だ!!」

 

俺は自身の腕を地面に叩きつけて増大したエネルギーをステージにぶつける。

 

「おわっ……!」

 

ステージ上だけで大きな地震が起きて地面に大きなヒビができ、その衝撃で切島君の体が場外に吹き飛ばされる。

 

『切島君場外!門矢君2回戦進出!』

 

「いてて……強すぎんだろ……」

 

「凄かったよ。戦艦すら壊すパワーに耐えるなんて。」

 

場外に倒れる切島君に手を差し出して起き上がるのを手伝う。

 

「凄かったぜ、門矢!この後の試合も頑張れよ!」

 

「もちろん!」

 

握手と言葉を交わし1回戦第6試合は幕を下ろした。

その後の試合は……

第7試合 常闇踏陰VS八百万百

 

「常闇君もなかなか強いですね。」

 

個性ダークシャドウの常闇君の戦いを見ながら先程裂傷を負った指を治療してもらう。

 

「あの子は動きが速いね。」

 

保健医のリカバリーガール先生も常闇君を賞賛している。

八百万さんが武器を創造する前に攻勢を仕掛けて最終的には場外まで追いやった、その動き見事だ。

 

第8試合 麗日お茶子VS爆豪勝己

続いてスタンドに戻り観戦した第8試合は勝己と麗日さんの試合。しかしその戦いの最中

 

「女の子痛ぶって遊ぶなよ!」

 

「さっさと場外にでも投げ飛ばせ!」

 

女子である麗日さんに対して一切手加減しない勝己に対して客席ブーイングが飛び始めていた。

 

『正直俺もそう思イッテ!?ちょ、痛ぇじゃねぇかよイレイザー!!』

 

『オイ今遊んでるって言ったヤツ、プロ何年目だ!本気で言ってんなら今すぐ帰れ!そんで転職サイトでも観てろ!アイツは麗日の根性みて、自分を負かす要素を感じ取ったから、加減も油断も出来ねぇんだよ!』

 

そのブーイングを制した我らが担任相澤先生。

それにこの戦い、勝己が本気を出してくれた方が麗日さん的には有難かったらしい。

 

「ありがとね、爆豪君……油断しないでくれて……」

 

「あ?何言って……!?」

 

麗日さんに向けて放った爆破の影響でできた大量の瓦礫が宙に浮いている。これ全部麗日さんが個性で浮かしてるのか

 

「……解除ッ!」

 

「上かっ!!」

 

その瓦礫が一斉に勝己に向けて降っていく。

中々に素晴らしい戦法だ。

 

「!!」

 

だが勝己も凄い。この瓦礫全てを爆破して防ぎ切った。

その後は体力を使い果たした麗日さんが倒れて、

 

『麗日さん戦闘不能!爆豪君2回戦進出!』

 

勝己が2回戦に進出し、1回戦の幕が降ろされた。




切島君はこのタイミングで安無嶺過武瑠(アンブレイカブル)取得
今後のパワーアップにも期待

今回のダークディケイド解説
マッスルコンボ
戦闘訓練に続き2度目の登場
屋内での戦闘訓練時と同様切島と対決
斬撃とか鋭利な刃物には弱いらしい

スペースコンボ!
MARVELシリーズのキャプテン・マーベルとガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、宇宙戦隊キュウレンジャーのショウロンポー司令が変身するリュウコマンダーの3人のコンボ
宇宙のスーパーパワーを使用し火力は最も高い
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