The・ダークディケイド・アカデミア   作:夢野飛羽真

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トーナメント2回戦といえばあの名勝負!

ですが今回はオリキャラ達の戦いのピックアップに重点を置いてるため緑谷VS轟戦は是非アニメを見返してご覧下さい!


第19話前編 トーナメント二回戦

前回までのあらすじ

雄英体育祭最終種目のトーナメント1回戦を終え2回戦に進出した政宗達8人

ステージ修復を挟んでいよいよ2回戦が行われようとしたいたがその第一試合のカードは……

 

政宗視点

2回戦第1試合は出久と轟君の試合。

ここまで出久は自身の指を1本ずつ犠牲にし超パワーデコピンで轟君の氷結を防いでいた。

けど身を削る戦い方に危機感を感じる。それは轟君の方もだ……

炎を使わないせいで体が完全に冷えきってしまってる……

霜が降っているようにも見える。

 

「君の!!個性じゃないか!!!」

 

「!!!!!!」

 

「皆全力でやってるんだ!なのに半分の力で勝つ?ふざけるなよ!!君の力なのに!」

 

だがボロボロになりながらも出久は轟君の心を救おうとしている。

エンデヴァーに囚われた彼の心の氷を溶かすように

 

「敵に塩を送るなんて、どっちがふざけてるって話だ。」

 

そして遂に轟君が制約を打ち破った。

左から出す炎が周囲の氷を溶かしていく。

 

「焦凍おおおぉぉぉ!!やっと己を受け入れたか!そうだ、良いぞ!ここからがお前の始まりだ!」

 

なんか客席にとんでもない親バカがいるんやけど大丈夫かな?

 

「スマッーーシュ!!!」

 

そして2人の最大火力がぶつかり合いステージ上の空気が一気に暴発する。

 

そして最後まで立っていたのは……

 

「緑谷君場外……轟君!準決勝進出!」

 

轟君の方であった、重症を負った緑谷君はそのまま保健室に運ばれていき第1試合は轟君の勝利で締めくくられた。

 

幸村視点

緑谷君と轟君の戦い、迫力が凄かった……

今はスタジアム修復中で次の試合まで時間があるけどその試合に勝てば戦う相手は轟君か。

 

「あ、轟君……」

 

ちょうど待機室で待っていたらその轟君が入ってきた。

 

「よう、常磐か……」

 

先程の戦いで出した炎のせいで服の左側が無くなっている。

確か待機室には予備の体操服があるからそれに着替えに来たんだろうか。

 

「さっきの試合で殻破ったな。」

 

「まあな……緑谷の言葉で目え覚めた……俺のなりてえもんを、ちゃんと見れてなかった……」

 

破れた服を脱ぎ捨てて新しい体操服を手に取る轟君を見つめるとその表情は先程よりも穏やかだった。

 

「いい顔するようになったね。準決勝で会おうよ。」

 

ちょうどステージの修復も終わり俺達の試合が始まろうとしていた。

 

「ああ、待ってるぞ」

 

次のステージでの対戦を約束し俺はスタジアムへ駆けて行く。

 

『2回戦第2試合!B組の魔王!常磐幸村!VS!常にエンジンフルスロットル!飯田天哉!!』

 

「A組の委員長くんが相手だね。」

 

「A組委員長として、ここは勝たせてもらうよ。」

 

ジオウの鎧を身にまとい飯田君と互いを見合う。

飯田君は確か個性がエンジン、足がめっちゃ早いし蹴りも加速してるから普通の人より強そうだ。

それに加速してくるってことならあのウォッチかな……

 

『試合開始!』

 

『ギンガ!』

 

宇宙の果から突如として現れた仮面ライダーギンガのウォッチを起動。

 

『ライダータイム!』

 

『ギンギンギラギラギャラクシー!宇宙の彼方のファンタジー!

ジオウギンガ!ファイナリー!』

 

仮面ライダーウォズの最強形態でもあり、疑似惑星弾「エナジープラネット」等の超能力を駆使して闘うウォズギンガファイナリーのジオウバージョンに姿を変える。

 

「一気に決める!レシプロバースト!」

 

フォームチェンジを終えた俺に対して飯田君は足のエンジンから青白い炎を出しながら一気に駆けてくる。

やはり加速できたか、

 

『水金地火木土天海!宇宙にゃこんなにあるんかい!ギンガワクセイ!』

 

本来のギンガミライドウォッチと同様に、俺のギンガライドウォッチにもモードチェンジの機能が付いており、ワクセイモードに姿を変える。

 

「これでどうだ!流星群!」

 

9種類にも及ぶエネルギープラネットの弾が加速する飯田君に降り注ぎ

 

「よ、避けきれないっ……」

 

何発ものエネルギー弾が飯田君に襲いかかり、ぶつかった衝撃で身体が吹っ飛ぶ。

 

「まだまだだ!」

 

宙に舞う体の体制をしっかりと整えてエンジンを噴射。

それで何とか場外を免れた飯田君のレシプロは止まらない。

 

「うおおおおおおお!!」

 

噴射の勢いそのままにこちらまで再度突進してくる。

 

「すっごい加速だね!けど無駄だよ!」

 

何発ものエネルギープラネットの弾を飯田君に向けて放つ。

 

「このまま負ける気はないぞ!!」

 

弾数をいくら増やそうがそれを見切って回避しながら接近してくる。

徐々に俺との距離も近づいている。

 

(レシプロが使えるのは後10秒ッ……!最後!ここで決める!!)

 

「レシプロ!フルバースト!」

 

エンジンでの加速とそれにより威力の増えた蹴りをこちらに向けて放ってくる。

 

『フィニッシュタイム!』

 

それに対抗するために俺も広範囲にエネルギープラネットの雨を降らせる必殺技

水金地火木土天海エクスプロージョンを使う。

 

「俺だって!門矢君のように!!」

 

「門矢君を倒すのは……俺だッ!!」

 

2人に一撃がぶつかり合うが流石は仮面ライダーギンガの力

 

「飯田君戦闘不能、常磐君!準決勝進出!!」

 

大量のエネルギープラネットの前に飯田君は蹴り1発も入れることができず倒れ伏している。

さて、約束は果たしたよ、轟君。

 

三人称視点

戦い後保健室に運ばれていく飯田と入れ替わるようにリカバリーガールからの治癒を受けた緑谷出久は保健室から退室し客席に向かっていた。

 

「貴様が緑谷出久か…」

 

「あ、あなたは…?」

 

その通路で、彼の前に立つ謎の男、黒いジャケットを着ている大体40代ぐらいの男性である。

 

「いずれわかる、それよりお前の戦いは見事だった。」

 

「あ、ありがとうございます…」

 

雄英の職員でもなければプロヒーローでもない謎の男。

出久は”普段から素顔や声を隠して戦っているヒーローだろうか?”と思いながらも彼からの賞賛の言葉を受け取る。

 

「だがパワーに頼りすぎている。もっと速さがあれば避けれた攻撃はあるはずだ。先ほどのジオウや飯田の様に速くなれ、自分のパワーで加速しろ。」

 

「た、確かに…」

 

現在の緑谷出久のワンフォーオールの使い方は超パワーの必殺技のような扱いであり、彼はそのことを指摘しつつ、それを機動力に活かすように助言を送る。

 

「最強最速の戦士を目指せ。」

 

「あ、ありがとうございます!!」

 

緑谷出久は彼のアドバイスに感謝し深々と頭を下げて、顔を上げたが

 

「あ、あれ?いなくなってる…」

 

いつの間にか男の姿は無かった。

 

「けど、あの人のアドバイス通りにするにはまずは制御からやらないと…そのためにはまず……」

 

男に言われたことを考えながらブツブツと独り言を言いながら廊下を歩む。

 

「彼にならこの力を渡せる。」

 

それを後ろからじっと先ほどの男が見つめていた。

 

「最強最速のライダーの力を…」

 

彼の名は”黒井響一郎”またの名を”仮面ライダー3号”




対飯田戦はジオウカブト編を元に考えてみました。

そして最後はまさかの黒井響一郎さん登場!!

歴史の闇に消えたあのライダーがまさかの登場です!
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