スーパーヒーロー戦記見てきましたよー
今日はそれに合わせての投稿です。
前回までのあらすじ
雄英体育祭の最終種目のトーナメントは2回戦までを終え
轟焦凍VS常磐幸村、爆豪勝己VS門矢政宗のカードの準決勝が行われようとしていた
その最中、話の歯車が動き始めていた。
幸村視点
『準決勝!!第一試合!!個性!半冷半燃!!轟焦凍!!VS!個性!仮面ライダージオウ!!常盤幸村!!』
いよいよ準決勝か。相手は遂に炎の力を解放した轟君。
彼と今スタジアム中央のステージ上で向き合っている。
「轟君。さっきの戦いで感じた君の本気、もう1回見させてくれよ。」
「言われなくても分かってる。俺は…俺のなりたいヒーローを目指す!俺の個性で!!」
「準決勝!開始!」
『いきなり大氷結だ!』
ミッドナイトにより戦いの始まりが宣言されたかと思えば俺の目の前には超巨大な氷山が立ちはだかった。
「いきなりこれかよっ……」
一回戦の瀬呂君との戦いで披露した大氷結がいきなり放たれてきる。何とか凍らないように後ろに後退するが、はっきり言ってこれは悪手だ。互いの姿が氷山に邪魔されて見えなくなってしまっている。この隙に俺に出来ることは。
『ディケイド!』
仮面ライダーディケイドのライドウォッチを手に取り、
『アーマータイム!』
『KAMEN RIDE!ワーオ!』
『ディケイド!ディケイド!ディーケーイードー!』
ベルトに付けて一瞬にしてディケイドアーマーを纏う。
さて、この氷壁をまずは打ち破ろう。
「やっぱりそう来るよな……」
『ここで常磐!また新しい形態に変身したぞ!』
どうやら隙を生み出していたのは俺の方だったらしい、
フォームチェンジをしている合間に轟君は今度は炎で一気に氷山を吹き飛ばした。
先程の緑谷君との戦いのように、冷えた空気が一瞬で膨張し、彼の炎と共に俺の身体を吹き飛ばす。
『ファイナルフォームタイム!』
『ブ・ブ・ブ・ブレイド!!』
吹き飛ばされながらもディケイドウォッチのF.F.T.スロットにブレイドウォッチを入れて、ブレイドフォームになる。
『常磐が飛んでるぞー!こんなのもありなのか!!』
ブレイドの中間形態のジャックフォームの羽根を生やして飛行することで場外に出てしまうのを防ぎ、そのままステージ上に復帰、
轟君の間合いにはまだ入らないように周りを飛び回りながら様子見。
「飛んだって!無駄だ!」
飛び続ける俺には彼からの氷結と火炎が交互に繰り出されてそれを空中で避けていく。
まだ炎を使うのが形になっていないのか動きが大雑把だ。
『ファイナルフォームタイム!』
『リュ・リュ・リュ・龍騎!!』
続いて龍騎サバイブフォームになると
『ヘイ!龍騎!』
『デュアルタイムブレーク!!』
ディケイドアーマーの武器であるライドヘイセイバーから炎を飛ばし、彼が放った炎とぶつかり合う。
「これでどうだ!」
『フィニッシュタイム!』
ライドヘイセイバーにディケイドライドウォッチを装填し、針を3周回転させる。
『ヘイ!セイ!仮面ライダーズ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘヘヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!』
「ヘイセイ」の文字とライダーズクレストが描かれた20枚のカード型エネルギーを纏ったヘイセイバーから
『ディディディディケイド!』
そのエネルギーを纏った斬撃を轟君に向けて放つ。
「止めてやるっ!」
炎と氷、それぞれの最大威力を轟君は一気に解き放った。
巨大な氷壁と襲い来る灼熱がライドヘイセイバーによる斬撃を止めて氷が溶けてできた膨張した空気が先程のように熱波となって襲ってくる。
『大技同士のぶつかり合い!!すげえ威力だぜ!!』
「とんでもねえっ……威力だっ……!」
こんな大技を放たれてしまえばこちらのディケイドアーマーへの変身も解けてしまい地面に倒れ伏す。
仮面ライダーですら耐えるのが難しいこの攻撃を放ってもなお、立っている轟君からは大氷結を放ったあとの霜も、灼熱による汗もなかった。
「なるほど、炎と氷を同時に発射して身体の温度を保ってんのか……」
今までの轟君の弱点は氷結を使いすぎた後に体が冷えてしまうこと、騎馬戦や緑谷君との戦いの中盤でもそれは現れていた。
けど、この戦いで彼はそれを完全に克服してみせた。
中々すごい。けど俺だって負けていられねえ……
最高のヒーローになるためにこの壁を超える!
轟君も爆豪君も政宗も越えて、最高最善のヒーローになるんだ!
「まあ、そういうことだ。」
「やるじゃないか、けど俺はまだまだこっからだ!こっからが俺のステージだ!!」
その言葉と同時に光り出す俺のライドウォッチ達
クウガ〜ビルドまでの全てのライダーのウォッチが宙に浮いている。
そして集まって1つの金色の光になる。
そうか、俺は全部のウォッチは持ってたけどまだあの力を使えてなかった……
けど今ここに、現れようとしている。
時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達の力
新たなる王の力
『グランドジオウ!』
黄金のライドウォッチ、グランドジオウウォッチを起動する。
「なんだ、そのウォッチは……」
『(アークル)(オルタリング)アドベント!COMPLETE!ターンアップ!(音角)CHANGE BEETLE!ソードフォーム!ウェイクアップ!カメンライド!サイクロン!ジョーカー!タカ・トラ・バッタ!3・2・1!シャバドゥビタッチヘンシーン!ソイヤッ!ドライブ!カイガン!レベルアップ!ベストマッチ!ライダータイム!』
そしてジクウドライバーにセットして、ドライバーを傾ける。
背後には黄金の時計台と歴代ライダー達の石像が現れている。
『何だこの状況!石像だらけだ!!』
黄金のコインの様なものが降り注ぎ轟君が放つ氷結から俺の身を守ってくれる。
「変身!」
『グランドタイム!』
ドライバーを一回転させる。
『クウガ・アギト・龍騎・ファイズ・ブレイード!響鬼・カブト・電王!キバ・ディケイード!ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武・ドラーイーブ!ゴースト!エグゼイド!ビ・ル・ドー!』
平成仮面ライダー達を取り込んだフレームが次々と身体についていく。
『祝え!仮面ライダー!!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!』
全ての平成仮面ライダーの力を得た最強形態
仮面ライダーグランドジオウ
生誕の瞬間である。
『なんか常磐がすげえ金ピカになってんぞ!!』
「新しい力か……」
まずは轟君の放つ氷結を
『響鬼!フォーゼ!』
響鬼とフォーゼファイアーステイツを召喚し、
響鬼の鬼火とフォーゼファイアーステイツの炎で溶かして防ぐ。
「こっちはどうだ!」
『ウィザード!』
続いてウィザードウォータースタイルを召喚し、水で炎を消化してもらう。
「なんでもありかよ、」
『なんだこれ!なんか色々召喚してんぞ!!』
『龍騎!キバ!』
『ビルド!』
ドラグクローを装備した龍騎、キババッシャーフォームを召喚し、手にはフルボトルバスターを持ち
『フルフルマッチデース!フルフルマッチデース!』
フルボトルバスターからの砲撃、ドラグクロー、バッシャーマグナムからの攻撃が一気に轟君を襲う。
「これじゃ防ぎきれねえ、」
放った攻撃は轟君の作る氷壁を次々と破壊し幾重にも重ねていく防壁を容易く突破する。
『カブト!』
そして、カブトのクロックアップで急接近し、
「これで終わりだ!」
腹部を蹴り上げて一気に場外に吹き飛ばす。
「クッ……!」
場外ギリギリに氷壁を作り場外に出るのを防がれたが、ここまで追い詰めた。
『ゴースト!』
『ドライブ!』
『フィニッシュタイム!』
ゴーストムゲン魂とドライブのトレーラー砲で、
『トライドロン砲!』
『イノチ!ダイカイガン!』
トレーラー砲とムゲン魂のタノシーストライクが轟君に放たれる。
「俺はNo.1になる、そのためにもここで負ける訳にはいかないんだよ!!」
氷山のような氷の塊が俺と轟君の間を阻む。
「その程度じゃ防げないぞ!」
だがそれも全て俺達の技の前にただの氷塊となる。
「はあっ!!」
その氷塊に向け放たれた炎が空気を温めて膨張させるが、
トレーラー砲の弾とタノシ―ストライクが吹き飛ぶことはない。
「と、轟君場外……」
幾重にも重なる氷も、生み出された熱波も全て打ち砕き、俺とゴーストの砲撃は轟君を吹き飛ばした。
「常磐君!決勝戦進出!!」
三人称視点
この観客席にて轟焦凍と常磐幸村の熱き戦いを観戦していた飯田天哉
彼の携帯電話に突如母親からの連絡が入り観客席の裏で会話をしていた。
「なにっ!?天晴兄さんが!?」
母から告げられたのは彼の兄であるインゲニウムこと飯田天晴が腕を怪我したという情報であった。
『ええ、けど大丈夫。他のヒーローの人に助けてもらったから切り傷1つで済んだみたいだけど病院に運ばれて……』
「わかった、僕もすぐ向かうよ。」
彼は電話の後、担任の相澤消太やクラスメイトに伝えて体育祭を早退、すぐに病院に向かった。
「兄さん!兄さん!」
普段規律に厳しい飯田であったが取り乱してしまい病院内で走ってしまっている。それほど焦っているのだろう、病室の扉を開けるとベットに体を預ける飯田天晴と彼らの母、そして見慣れない男が1人居た。
「兄さん!怪我は大丈夫ですか!?」
「ああ、大丈夫だ。軽傷だしすぐに復帰出来るさ。」
彼の目に映っていたのは兄の天晴のみであった。それほど焦っていたが兄の言葉に安堵の表情を見せる。
「この人が助けてくれなかったら殺されていたよ。」
「この人って……?」
飯田天晴が目を向けた男が口を開く。
「初めまして、俺は灘成哉。」
男は握手を求めるように手を差し出し、
「騎士ヒーロー、"ガイソーグ"や」
インゲニウムさんには今後も頑張っていただきます。
そしてガイソーグの正体はナダさんで確定しました。
さて、スーパーヒーロー戦記の方の話ですが私のような作家には結構刺さる話でした。
未だ見てない皆さんも是非お楽しみに