今日はニチアサが無いので悲しくて寝坊してました。
前回までのあらすじ
雄英体育祭最終種目の準決勝
その第一試合、轟焦凍と常磐幸村の戦いはグランドジオウに覚醒した仮面ライダージオウ、常磐幸村が勝利を収め、
次は爆豪勝己と仮面ライダーダークディケイド、門矢政宗の戦いが始まろうとしていた。
政宗視点
グランドジオウ覚醒……
待機室から見てたけど中々の迫力だった……
あれが俺の決勝戦の相手、って訳でもないな。
まずは勝己っていう1つの壁を超えないとな。
爆豪視点
いよいよ政宗との戦いか……
アイツは俺の事を色々と変えてくれた。
感謝してる、だからこそッ!
俺の新しいヒーローとしての姿をアイツに見せる!
そして勝つ!!
三人称視点
『準決勝第2試合!個性!爆破!爆豪勝己!!VS!個性!仮面ライダーダークディケイド!!門矢政宗!!』
「勝己、いよいよお前と戦える!楽しみにしてたよ。」
「俺もだ……!」
ダークディケイドの装甲を既に纏っている政宗と彼の青き目を爆豪勝己
「第2試合!開始!」
『キャプテン・アメリカ!ファルコン!ウィンターソルジャー!』
『爆豪!初手でいきなりの大爆破!!』
BOOOOOOM!!
戦いが始まって早々コンボを使おうとするダークディケイドに向けていきなり放たれたのは1回戦第8試合の麗日戦で見せた大爆破
『キャプテンコンボ!』
「あん時の姿か……」
爆破による粉塵と煙幕を振り払うように鋼鉄の羽を着けた星条旗の戦士が羽ばたく。
『煙の中からなんか出てきたぞ!!アメリカ風だ!!』
「地味に爆破相手だったらこれが戦いやすいんだよね。」
空中を飛び回るダークディケイドキャプテンフォーム
そこに爆豪の爆破が届かない。
「はあっ!!」
逆にダークディケイドの投げた盾は爆豪勝己の爆破が何発も当たっても勢いが衰えることなく爆豪勝己の下に届く。
「なんちゅー盾だよ……」
衝撃を受けても威力が落ちないヴィブラニウムの盾をしゃがんで避け、
地面に向かって爆破を放ち飛び上がりダークディケイドを捉える。
『爆豪も飛んだ!!』
「勝己だって、とんでもない跳躍だね!」
地面に当たり跳ね返って戻ってきたヴィブラニウムの盾がダークディケイドの腕に戻り空中で放った爆豪の爆破を防ぐ。
「当たり前だ…俺だって勝ちに来てんだ!」
ニヤッと笑う爆豪は盾にそのまま掴まり翼に向けて爆破を放つ。
「そんな攻撃してたらっ…!落ちちまうぞっ!」
爆風で翼を攻撃されると空中でダークディケイドのバランスが崩れ、空中から落ちそうではあるが爆豪勝己は盾を掴んで離さず、翼への攻撃を止めない。
『おいおい爆豪!自分ごと落とす気か!?』
「落ちるわけねえだろっ!!どんな状況でも勝つ!!」
ダークディケイドのボディに向けて放たれた爆撃で体制を崩し、墜落していく。
「危ないぞ!」
「わかってる!」
盾を離し地面に爆破を撃ち、落下の衝撃を和らげつつ着地
ダークディケイドも受身を取りながら着地し、
「勝己!」
「政宗!」
そして着地してからダークディケイドの機械腕の拳と爆豪の爆発を伴った拳がぶつかり合う。
「硬ってえ!」
だが圧倒的な硬さを誇るヴィブラニウムの腕を前に爆豪勝己の攻撃は効かず、衝撃を跳ね返される。
「おらっ!!」
吹き飛ばされて地面に倒れ伏す爆豪にさらに機械腕の拳を叩きつけようとするがそれは避けられて拳が地面に突き刺さる。
ステージには拳の跡が残り、周囲は割れている。
「その腕と言い盾といいどうなってんだよ!」
「ヴィブラニウムさ。地球上で最も最強の金属……って言ってもこの世界には存在しないか。」
ヴィブラニウムはMARVELの世界にある金属ではあるがこの世界には存在しない未知の金属である。
爆発などもあまり効かないヴィブラニウムは爆発に強く、爆豪相手だと相性も良い。
「そうかよ……けど関係ねえ!俺は勝つ!」
またも爆豪は何発もの爆破をダークディケイドに向けて放ちそれを盾と翼で防がれる。
「流石勝己、すっげえ闘志だよ。」
「当たり前だ!俺はテメエに色々と変えてもらった……力の使い方、ヒーローとしての心得、それを見直させてくれたのはテメエだ。だから俺は勝って示す!俺の答えを!」
「勝己、君の答えってなんなんだい?」
「誰かを救ける為に……勝ち続ける!!オールマイトみてえにな……!」
(なるほど、オールマイトの勝つ姿、それを君は目標にしたんだね。人々のために戦いに勝って命を救うその姿に)
「見事、俺もその心意気に答えさせてもらうぜ!」
新たに3枚のカードがコンボスターガンに入れられる。
(俺が憧れる最高のヒーロー達のカード!)
『マジシャイン!ドクターストレンジ!スカーレット・ウィッチ!』
『マジックコンボ!』
3人の魔法の使い手の力が集まり、深紅と金の究極の魔法戦士が生まれる。その名も仮面ライダーダークディケイドマジックフォーム
『ダークディケイド!!今度は魔法使いか!?』
「新しい形態か……」
再度爆破を放つ爆豪に対し、ダークディケイドは魔法陣を描き盾の様にして爆破を防ぐ。
「2倍返しだ!」
その2つの魔法陣を飛ばし避けた爆豪を追尾する。
「なんだっ……これっ……」
その魔法陣にまた、爆破を放つと魔法陣が大爆発した。
「勝己の爆破を吸収して2倍の威力でお届けさせてもらったよ。」
さらに追撃するように
「マジランプバスター!」
ダークディケイドが魔法のランプ風の銃で勝己の足元を撃つ。
「氷?轟か?」
魔法陣の爆発で怯み、煙で周りが見えていなかった爆豪に魔法弾が当たると、そこから凍り始めた。
「色々な魔法が使えるだけさ、俺の魔法弾は色んな属性持ってるから気を付けろよ。」
次なる魔法弾が襲ってくると、足元の氷を爆破して動けるようになった爆豪は何とか避ける。
弾が当たった地面は水に濡れる。
『ここで門矢!爆豪の身体を冷やそうとしてるのか!?』
「テメエ、俺に汗出させねえようにしようとか考えてるんじゃねえか?」
「正解、相手の攻撃手段を封じて完封する。君と同じやり方だ。」
「おもしれえ…」
ニヤッと笑い爆豪は自分の後ろへの爆破の勢いで飛びながらダークディケイドに近付いていく。
「普通に近づくだけじゃダメだぜ。」
マジランプバスタ―からの銃撃が放たれるが、右に左に爆破を放ち、その反動で体が飛ぶ向きを変えて攻撃を避けていく。
「そうくるか」
ダークディケイドは先程の様に魔法陣を出して構える。
「オラァ!!」
近距離で放たれる爆豪の爆破が魔法陣によって防がれ、その威力が吸収される。
「敵に塩を送るってことか?また吹き飛ばせるぜ!」
また魔法陣を爆豪に向けて放つ。
「そのタイミングを待ってたぜ!」
魔法陣を手放した瞬間を狙うようにまた爆豪は爆破を放つ。
『これは奇策!!大爆発だぜ!』
ダークディケイドの手前で起こる大爆発、二つの魔法陣が爆豪の攻撃で爆発してしまったらしい、
「さっきのが倍返しならこれは4倍返しってやつだ……」
ここまでの激戦の疲れからか、息を切らしつつも爆破で後退
魔法陣による自爆を喰らってしまったダークディケイドの方を見据える。
「だったら俺は……100倍返しだな……!!」
そこにあったのは赤いエネルギーの中に爆破の衝撃をエネルギーの塊の中に封じ込めている。
「テレキネシスって奴だ。味わってみな!」
そのエネルギーを爆豪の方に向けて一気に放つ。
(これがッ!!アイツの!!強さ!!)
戦闘訓練以来二度目の敗北
彼はまたしてもダークディケイドの力を思い知ることになった。
「爆豪君場外!門矢君!決勝進出!」
今回のコンボ
キャプテンコンボ
前回の爆豪戦でも使用した形態
腕と盾がヴィブラニウムだし飛べるので結構爆豪と相性がいい。
マジックコンボ
マジシャイン、ドクスト、スカーレット・ウィッチのコンボ
とにかく魔法を使う
魔法は自分の思い思いの魔法が使える
ぶっちゃけチート