インフィニット・ストラトス 宣教者異聞録   作:魔法科学は浪漫極振り

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第二十一話

 一夏は頭に痛みを感じて意識を取り戻した。

 

 

「俺、意識を失っていたのか……?」

 

 

 閉ざしていた瞼を開くとそこはアリーナでも、学園の救護施設でも無かった。

 

 長時間の着座に配慮された座席の数々と、分厚いガラス張りの窓。窓から外に見える星々、そしてまだら模様の巨大な惑星。木星だ。

 

 

「ここは、ジュピトリス?」

 

 

 二度目ともなればすんなりと状況が飲み込めた一夏は辺りを見回すが、パプテマス・シロッコの姿は無い。少し待ったり、声を出して呼びかけてみたが、反応は無い。自分の領域でない場所を好き勝手に動き回る事に躊躇したが、一夏は意を決して艦橋と通路を繋ぐドアを抜けて通路へと繰り出した。

 

 

「うわ!?」

 

 

 ドアを抜けたところで重力が消え、宇宙遊泳の経験が無い一夏は身動きが取れなくなる。慌てて周囲のモノに掴まろうとバタバタ手を伸ばしひとつのレバーを握りしめた。

 

 そのレバーは宇宙世紀の艦船においてスタンダードな移動用レバーリフトであり、捕まった一夏は引っ張られるように移動を開始する。当然、想定していない挙動は彼を更なる混乱へと導いたが、慌て過ぎて逆に冷静となったのか、自分に明確な目的地などないのだからと流れに身を任せて行けるところまで進んでみる事にした。

 

 いくつかのレバーを乗り継いで到達したのはジュピトリス内でも重要区画とされている工廠だった。中には見た事も無いサイズの巨大人型ロボットが並んでいる。

 

 巨大バーニアを背に乗せたモノ、素人目に見ても明らかに重武装とわかるモノ、鋏のようなパーツが付いた盾を右腕に取り付けたモノ。そして。

 

 

「これは、白式なのか?」

 

 

 色こそ黄色であるが自分が使う白式の姿に酷似した機体を発見した。近くの手摺に掴まり、足を止めて観察する。スラスターの位置や傍に据え置かれているビームライフルの形状など、見れば見るほどにそっくりだ。どうしてここまで似ているのか。その疑念への答えは背後から聞こえてきた。

 

 

「白式に似ているのではない。白式を私のジ・Oへ似せたのだ」

 

 

 声の方向を振り向く。位置は工廠の最奥、白式に色合いは似ているが装飾的な装甲が増えた巨大ロボット、そして他とは趣が異なる細身のツインアイの機体が並ぶ区画から()()()()()が無重力の中を軽やかに進んで一夏の傍までやってきた。

 

 

「目覚めたか、織斑一夏。彼女との会話も終えた、実に良いタイミングだな」

 

「わたくしと致しましては、今しばらく二人だけでお話がしたい気分でございましたわ」

 

 

 白い軍服のパプテマス・シロッコと並んで朗らかに笑うIS学園の制服に身を包んだ少女の姿に一夏は困惑を隠せない。つい先程までアリーナで戦っていた相手なのだから。

 

 

「お前がなんでここにいるんだ、セシリア!?」

 

「パプティマス様からお招きに与りましたの」

 

相互意識干渉(クロッシング・アクセス)だ。私が彼女に預けたジ・Oの一部、()()()()()()()()()()()を経由してブルー・ティアーズに強制介入をかけてみせたのだ。しかしサイコミュの共鳴現象時に発生する発光現象の隠蔽にミサイルの爆炎を使う機転は称賛に値するよ」

 

「ありがとうございます。こうしてパプティマス様のご尊顔を拝謁する機会を得られた事、光栄の至りでございますわ」

 

「だが君には重要な役割が待っている。今後はあまり無理はしないでもらいたいところだ」

 

「はい、気を付けさせていただきます」

 

 

 クロッシング・アクセスは一夏も知っている。IS同士の情報交換ネットワークの影響から、操縦者同士の波長が合うことで起こる現象で両者間の潜在意識下で会話や意思の疎通を図ることができるものだと詰め込んだ知識から引き出した。だがそんな事は今、この時においては重要ではないのだ。

 

 

「パプテマス・シロッコとセシリアが、知り合い……?」

 

 

 白式のコアに宿っているシロッコとセシリアがどのように関係しているのか、一夏には全く分からなかったが、回答はシロッコから返ってきた。

 

 

「お前が眠った後、私が貴様の肉体に乗り移って交流を図っていたのだよ。何度もな」

 

「な、なんだって!?」

 

 

 与り知らない間に自分の身体を好き勝手に利用されていたという事実に一夏は唖然とする。

 

 

「ええ、パプティマス様は代表決定戦の後からわたくしにとても良くしてくださいましたわ。最初は貴方だと思い込んでいましたが……今となっては、どうしてそう思えていたのか不思議なくらいです」

 

「私は上手く演じられていたかな?」

 

「大人びていて、とても同年代とは思えませんでしたわ。そこが魅力的で惹かれた良いところでもあるのですが」

 

「ハハハ、手厳しいな。しかし予定を考えると一度は真っ当な道化を演じてみせねばならんが」

 

「わたくしの力が必要であればいつものように、このクルス越しにお声かけください」

 

「君がいなければ、こうは上手くいっていない。今後も頼らせてもらいたいものだ」

 

「はい!」

 

 

 二人だけで話を進めていく状況に苛立ちを感じて一夏が割り込んだ。

 

 

「お前等は一体なんの話をしているんだ……!」

 

「……まったく、喧しい小僧だ。知りたいのであれば教えてやる。私は貴様に私の思考をトレースさせ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、つまりは影武者に仕立て上げる計画だった。ISを取り外されても自分の判断で自己判断で動ける文字通りの傀儡にな」

 

「なっ!?」

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒの排除によって最終段階を迎えつつあった計画は凰鈴音の横槍による影響力の低下と織斑千冬、更識楯無の警戒心による行動抑制が頓挫させた。セシリアとの戦闘でもう一度私に頼れば仕込み直す事もできただろうが、お前は敗北間際となっても私に靡かなかった。……ああ、素直に認めよう。当初のプランは瓦解した。つまり私は失敗したのだよ」

 

 

 シロッコが淡々と語る経緯は自身の失敗だというのに無念さを感じさせない。彼からすれば試みた策の一つが潰れたに過ぎないからだ。しかし、その余裕さが犠牲になりかけた一夏の癇に障った。

 

 

「今までずっとアンタは俺を騙してたのか!?」

 

「勘違いしてもらっては困るな。貴様の望み通りに運命を変えるだけの力は与えてやった。しかし物事には常に対価が必要となる。今回の場合は私の力への適合力だが、お前が私の力へ依存するに比例して勉学、戦闘技術、勘が伸びていっただろう。それはまさに変化の兆しだ。まさか、己の隠された才能が目覚めたなどと思い込んではいなかっただろうな?」

 

「ふ、ふざけるなっ! お前の魂胆を知れた以上は俺を好き勝手できると思うなよ!」

 

 

 体よく利用されていた事を知った一夏の怒りを目の当たりにしてもシロッコは見下し、冷笑を浮かべる事を止めなかった。

 

 

「愚昧だな。物の道理も分からぬこの小僧が世を変え得る資格を持つ存在だというのだから、やはりこの世界は絶望的だ」

 

 

 シロッコの言葉に合わせて何処からともなく、鎖が現れる。まるで生きているかのように鎖は一夏の身体に巻き付き、身動きを封じた。

 

 

「な、なんだこれ!?」

 

「もはや貴様の自意識などに考慮に値せん。お前には肉体が朽ちるその時まで眠りに付いてもらう。そして空になった器を使い、私自らが貴様に成り代わって人類を導いてやろう」

 

「そんな事、俺は認め──」

 

 

 唐突に一夏の身体がふらつき、鎖によって宙吊りにされる。彼は今、突然訪れた眠気によって抗う力が失われつつあった。

 

 

「な、なんで……急に、眠気、が……?」

 

「強力なサイコウェーブは使い方次第で人を眠るだけの赤子にできる事はフォンセ・カガチという男が悪用したサイコミュ兵器が証明してみせた。ならばその理屈を応用してみせれば貴様一人の精神意識だけを眠らせるなど造作も無いのだよ」

 

 

 シロッコの言っている意味は一夏には分からない。分からないが、このまま睡眠衝動に委ねて眠ってしまえば取り返しが付かなくなる事だけは明らかだった。もはや抵抗できない一夏がこの場で頼れるのはもう一人の人物しかいない。藁にも縋る思いで声をかける。

 

 

「セ、セシリア。どうして君は、こんな、酷い、事に加担するんだ……」

 

「酷い? おかしなことをおっしゃりますのね。人とは古来より何かを犠牲にしてしか次のステップへと踏み出せない愚かな生き物です。そう、貴方はパプティマス様が作り出す新世界の礎に選ばれたのです。その事を誇ってくださいませ」

 

 

 そして当然のように突き放された。絶望を感じながら一夏は思う。セシリアがシロッコにここまで心酔する要素が二ヶ月の間にあったというのだろうか。入学当初のセシリア・オルコットは女尊男卑に傾倒していた。そして差別的思想も持っていた。しかし、何度か優しくされただけでこうも簡単に他者へ従属するほどに変節するものだろうか。沈みゆく意識の中、一夏はあるひとつの解へ辿り着いた。

 

 

(まさ、か……セシリアも──)

 

 

 シロッコは嘲笑う。

 

 

「さぁ、織斑一夏は微睡みに委ねて眠るがいい。安心しろ、肉体を貰い受ける恩返しとして、私に歯向かわない限りは貴様の守りたかった者達に手は出さんでやるよ」

 

 

 一夏は自分がここで終わってしまう事を確信した。

 

 シロッコが自分の身体を使って何をする気なのかは分からない。

 

 だがシロッコは自分の目的の為には他人を平然と犠牲に出来る奴だと知った。

 

 そんな男の企みなど間違いなくロクでもない事だけは確かだ。

 

 こいつの語る保証など、信用できない。

 

 絶対、絶対に認められるものか!

 

 

「う、ぐ……あ、ああああああああああああああッッ!!

 

 

 一夏は絶叫と共に白い光に包まれ、拘束していた鎖が弾け飛ぶ。光が大きくなるにつれて、ジュピトリス全体も揺れ動いている。

 

 

「きゃあっ! な、何事ですの!?」

 

「チッ、往生際の悪い小僧だ。……諸共に自爆する気か!」

 

 

 ここがシロッコの原風景とはいえ、今は一夏と精神部分で密接に繋がりを持っている。シロッコが一夏に影響を及ぼせるならば逆方向へ働きかける事もまた可能なのだ。

 

 シロッコは一夏の目論見を看破し、自身のサイコプレッシャーで拡大を続ける一夏の気迫が生み出した光を押し返すべく叩き付ける。白と黄の輝きがぶつかり合う姿は機械的なジュピトリスの工廠に似合わぬファンタジー的な攻防だ。このまま抑え続ければいずれ決着は付く、しかし、勝者とてただでは済まないだろう。故にシロッコは次の策を打つ。

 

 

「ここは私が抑える。外からの助力を頼むぞ、セシリア」

 

「は、はい! お任せください、パプティマス様!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 試合終了のブザーが鳴る。勝者はセシリア・オルコットと機械が判定を表示したところで異変が起こった。

 

 

ああああああああああああああッッ!!

 

 

 競技用に設定を受けたシールドエネルギーが無くなり、オートで地に降り立った白式から一夏の叫び声が響き渡ったかと思えば白い光を放ちながら再び浮かび上がったのだ。

 

 

「な、なんの光!?」

 

「おりむー!?」

 

 

 近くで試合を見守っていたシャルロットと本音も怪現象に驚きを隠せない。白式の周辺は空間が歪み、周囲の土塊や破片が浮き上がる尋常ならざる様子だ。異常事態の発生に管制室も白式の情報を直接確認できないまでも多角的に情報を集積し、分析する。その結果、白式が放つ光は標準的なISからしてもエネルギー量が桁違いであり、時間の経過と共になお加速度的に増大を続けている事が判明する。

 

 ……この暴走は一夏が意図したものでは無かった。シロッコの呪縛を取り払うべく、自分の精神波を無理矢理に放出した結果、白式の外装に使用されたサイコフレーム装甲がその波動を増幅させるブースターとなってしまったのだ。既に一夏の制御を離れて暴走状態に突入している。このまま放出が続けば遅かれ早かれ織斑一夏の精神は崩壊し、廃人となるだろう。

 

 管制室は緊急事態の発生をアナウンスし、警備および観客への迅速な対応を働きかける。周囲が慌ただしく避難を開始する中、それに従わない生徒達がいた。

 

 

 

 

 

「シャルロットさん! ラファールのエネルギーを寄越しなさい!」

 

 

 精神世界から帰還したセシリアがブルー・ティアーズを駆けてシャルロットに隣接する。彼女はシャルロットのラファールからコアバイパス経由でエネルギーを求めてきた。

 

 

「どうする気!?」

 

「あの光にブルー・ティアーズとラファールのエネルギーをまとめた砲撃をぶつけて相殺します!」

 

「そんな事をして大丈夫なの!? 避難指示だって出ているんだよ!」

 

「放置は最も愚策です! あのままでは時間を置かずに全部が吹き飛びますわ!」

 

 

 アナウンスでは混乱を防ぐ為に明確な危険性は告げられていなかったがラファールの計測する数値が正しければ、数分後には白式が放つエネルギー量は戦略水爆級へ達するだろう。そのまま臨界点に達すればIS学園のある離島どころか、日本本土や沿岸部も甚大な被害を受けかねない規模だ。ISを纏った彼女だけなら十分に範囲外へ逃げられるのだが、シャルロットは短い期間ながらも充実したこの学園での生活を好いていた。セシリアの要請を躊躇したのも最初の極僅かな時間だけだった。

 

 

 

 

 

 先程までの喧騒が嘘のようにガランとした観客席にて白式を見つめる者がいる。初戦の試合で敗退した鈴だ。ISはダメージレベルが基準値を上回った為に修復中であり、一夏の危機を前にしても現場へ飛び出す事さえ出来ないでいた。

 

 

「残念だがISが使えない私達には出来る事は無い。先生達に任せて避難を……おい、どうしたんだ鈴!」

 

 

 その場から動かない鈴を心配して箒が声をかけたが様子がおかしい。身体は震え、白式を見つめながら涙を流す鈴が呟いている。

 

 

「一夏……あれは一夏よ」

 

「なにを当たり前な事を言っているんだ!?」

 

 

 白式に乗っているのは一夏だという事は箒にも分かっている。しかし鈴が言いたいのはそういう意味では無かった。だから鈴は目を離す事ができない。

 

 

「箒には分からないの!? ()()()()()()()()()()!」

 

「くっ、すまん! 謗りは後で受ける!」

 

「あっ……」

 

 

 鈴が錯乱していると判断した箒は彼女を気絶させて背負うと避難経路へ向かう。途中、暴走する白式を一度振り返ったが、すぐに前を向いて、走り出す。

 

 

「あれをやっているのが本当に一夏なら鈴が巻き込まれる事を良しとしないはずだ……。そうだろ、一夏」

 

 

 

 

 

 ラファールのエネルギーを受け取り、フルチャージが完了したスターライトmkⅢが白式に照準を合わせる。この一撃で勢いを衰えさせ、シロッコが一夏を抑えられなければ文字通りに全てが終わる。シロッコに外側からの対処を任されたセシリアも緊張で指先が震えていた。

 

 その時だ。緊急発進してきた教員達のIS十機が現れて白式の周囲を取り囲む。

 

 

「皆さんは何を!?」

 

 

 驚くセシリアの傍に降りてきた一人の教師が応じた。

 

 

「慌てて飛び出てきたけどさ、どうせ他に良い解決策なんて無いんだ! 生徒がやろうとしている事に手を貸すのも一興さね!」

 

 

 そう、教員達はセシリアの行動を理解した教員達はISの持つエネルギーをシールドバリアに全てつぎ込んで爆発の威力を抑え込む位置取りを瞬時に整えてみせたのだ。セシリアの作戦が失敗すれば絶対防御すら突破して塵一つ残らずに消し飛ぶ可能性がある危険な賭けだが、暴走する白式の周りは空間が大きく歪み、通常威力の火器では白式の放つエネルギーを突破できないと計測が出ている。既に身を挺して被害を抑える以外、彼女達に出来る事は無かった。

 

 

「IS学園が駄目になるかならないかの瀬戸際なんです!」

 

「え、ええ! だったらやってみる価値はありますよね!」

 

 

 膨れ上がる光から死の匂いを感じながらも生徒や学園の為、自らを盾とする覚悟を決めた教員達。一夏暴走の原因がセシリアと共犯のシロッコにある事を知らないが故の命懸けの挺身だ。流石にこの事態にはセシリアも困惑を隠せない。

 

 

(織斑一夏。貴方の最後の抵抗はわたくし達の利になりそうですわよ。……最期まで哀れな男)

 

 

 信奉するシロッコの目的を成就させる為とはいえ一人の男が起こした命懸けの覚悟を土足で踏みにじる事に僅かな罪悪感を覚えながら、セシリアは震えを抑え、遂にトリガーを引いた。

 

 ブルー・ティアーズから放たれたIS二機分のエネルギーはレーザーとなり、蒼光を纏って白光と衝突する。特大のエネルギー同士のぶつかり合いによって衝撃波が発生。その強さに周囲のISが吹き飛ばされかけるが僅かに白光の勢いが落ちた直後、白式から黄光が立ち上って白式と白光を丸ごと包み込んだかと思えば、二つの光は互いを押し潰すかのように搔き消えた。

 

 そして光が消えた途端に白式も強制解除されてしまう。当然、一夏は空中に放り出されたが、先程まで呆然と立ち尽くす事しか出来ていなかった本音が飛び出し、打鉄に無理をさせた事で一夏の身体を怪我一つ無く受け止めてみせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結果的に学年別トーナメントの最後に発生した白式の暴走事故は想定以下の規模で終息を迎えた。避難時に軽傷を負ったものはいたが、重傷者や死亡者は一人も出なかった。

 

 ただ一人、当事者たる織斑一夏が意識不明である事を除いて。




こんなはずじゃなかった

今度は俺が守るんだって

ごめん、千冬姉

ごめん、鈴

ごめん、箒

お、れ――は――










イチカ――ネムイ―――?――イッショニ、ネヨウ――オヤスミナサイ、イチカ
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