一般バンドリーマーだったはずの俺がある朝目覚めたら最推しになっていた話 作:小説家やっさん
中々、内容が思い付かなくて時間がかかってしまいました。
今回から最終回に向けて少しシリアスに物語が動きます頑張ればコメディ部分いれるかも
それでは久しぶりの本編お楽しみに
あれ?どこだここ。俺さっきまで自分の部屋にいて寝ていたはずなのに。
「えへへ~やっと会えたね~」
何処からか声が聞こえてくる。しかもこの数か月の間何度も何度も聞いているあの声が。
俺の目の前に現れたのは紛れもない本物のモカちゃんだった。
「何でモカちゃんが....?」
「ん~説明すると難しいんだけど~1話でもう1人のモカちゃんが言ってたこと覚えてる~?」
「中でモカちゃんの魂は眠っている状態だってこと?」
「そ~そ~それでね~もう1人のモカちゃんが言うにはね~もうそろそろ漣くんがモカちゃんから離れなきゃいけない時間がやってくるんだって~」
モカちゃんから離れる?一体どういうことだ?さっぱりわからん
「ま~詳しいことはもう1人のモカちゃんに聞いてみるといいよ~じゃあ待たね~」
「ちょっと!モカちゃん待って!」
遠ざかっていくモカちゃんに手を伸ばそうとした瞬間、俺は漫画でよくある手を伸ばしたような状態で目を覚ました。一体あの夢はなんだったんだ....モカちゃんの言っていたことの意味って....
一体あの夢は何だったのだろう。ただの夢とは思えないし....
「おはよモカ。...どうしたの?」
「おはよ~蘭~。ん~ん~なんでもな~い」
「ならいいんだけど....」
学校から帰ってきてすぐ俺はモカ神様に思いきって聞いてみることにした。
「モカ神様、少し聞きたいことがあるんですが」
「ん~?な~に~?」
「今日、夢の中で俺の中にいるモカちゃんに会ったんです。それでモカちゃんに『もうすぐモカちゃんから離れる時間がやってくる』って言われたんです一体どういうことですか!」
「あちゃ~ついに知られちゃったか~何時かは話さなきゃと思ってたし話してあげよう~」
「話す前に1つ謝りたいことがあるんだ~漣くんがこの世界にきた時漣くんがモカちゃんになったことをご褒美って話したでしょ~?あれ実は嘘なんだ~」
え?嘘ってどういうこと?まさかドッキリ?いやいやないないこんなシリアス場面でそんなギャグ的展開あるわけがないだろ。
「漣くんがこっちに来るちょっと前にね~この世界のモカちゃんにちょっと命の危機があってね~?モカちゃんが死んじゃうとこの世界のバランスが崩れちゃう危険性があってね~どうしたもんかと思った時にこの世界に似た世界がゲームの出来事になっている漣くんの世界を見つけてね~モカちゃんのことを隅から隅まで知ってる漣くんならもしかしてと思ってね~?漣くんを呼んでこの世界のモカちゃんが目を覚ますまでの間モカちゃんとして過ごしてもらったんだ~」
俺が呼ばれた理由がそんなに重いことだったなんて知らなかった...
「まぁ夢の中でこの世界のモカちゃんに会えたってことはもうすぐ漣くんもこの世界とさよならしなくちゃだよね~」
...そうかそうだよな。モカちゃんが目を覚ますならモカちゃんの代わりとしていた俺の存在は必要ないんだもんな。
「ちなみにモカ神様、あなたの見立てでは俺がこの世界にいられるのは後どれくらい何ですか?」
「ん~大体後1週間後位ってとこかな~?」
1週間か...ちょうどモカちゃんの誕生日か...
「なら、お願いがあります。」
「な~に~?」
「今まで俺がモカちゃんとして過ごしたことをAfterglowの皆だけには伝えたいんです。本当のことを伝えて皆に騙していたこと謝りたいんです。それで俺が元の世界に戻ったら俺がいた時の記憶を消して俺がいた時のことはすべてモカちゃん本人のことに記憶を書き換えてください。」
「わかった~じゃああたしは記憶を消すための準備に取りかかるからまたね~」
これでいい。この事さえ済めばもう未練はない。とりあえず皆に明日羽沢珈琲店に来て欲しいことを伝えておくか。
翌日、羽沢珈琲店にAfterglowの皆がやって来た。
「モカから皆を呼ぶなんて珍しいよな~なんかあったのか?」
「モカちゃんなんかあったの?」
「モカ、早く言いなよ話すことがあるんでしょ?」
突然俺が皆を呼び出したことで皆は少し動揺している様子だった。皆が少し落ち着きを見せたところで俺は口を開いた。
「皆に集まって貰ったのには理由があるんだ。あたしは...いや、俺は本当はモカちゃんじゃないんだ。」
「モカがモカじゃないってどういうこと?一体何のことだか説明してよ!」
「黙っててごめん。でも皆を騙すつもりはなかったんだ。
全てを打ち明けることにした漣。衝撃の告白に驚きを隠せないAfterglowのメンバー達。果たして彼らの運命やいかに。
次回に続く。