一般バンドリーマーだったはずの俺がある朝目覚めたら最推しになっていた話 作:小説家やっさん
主人公相原漣はごく普通の高校生。
しかし、ある朝目覚めると彼の大好きなキャラクター「青葉モカ」に変わっていた。
果たして彼の運命はどうなる!
まず状況を整理しよう。俺は確か昨日アニ〇イトで購入したモカちゃんの新作グッズを眺めて布団に入って寝ていたはず.....
「あぁこれ夢か朝起きたらモカちゃんになってましたなんてあり得ない話だもんなきっとそうだよな」と俺はこの状況を納得するために頬をつねった。
「イテテ!マジかよ!?夢じゃないんかよ!?」
あまりにも現実離れした今の状況に俺はただ困惑するしかなかった。すると俺の後ろから声が聞こえてきた。
「ふっふっふっ~あたしからのご褒美は気に入ってくれたかなぁ~?」
後ろを振り向くと俺の目の前にはモカちゃんがいた。いや違う。この姿のモカちゃんはまさか!
「モカ神様ぁ!? 」そう。俺の前に2019年頃のガルパのエイプリルフールイベントに登場したキャラクター 「モカ神様」が立っていたのだ。
「モカ神様!説明してくれ!なんで俺がモカちゃんになっているんだ!」
「それはねぇ~君がモカちゃんのことを心から愛しているからこのあたしが君へのご褒美にモカちゃんとしての人生を与えたからだよ~」
「モカちゃんの人生を与えたってじゃあ本来のモカちゃんはどこに行ったんだよ!?」
「もちろん君の中にいるよ~今は君が活動しているから眠っているけどね~」
「なんだ安心した....ってなるかぁ!なんでご褒美がモカちゃん自身になることなんだよ!モカちゃんが彼女とか羽丘のモブ生徒になってモカちゃんを見守るとか色々あっただろ!」
俺はモカ神様の話を聞いて思っていたことを全部打ち明けた。
「いやぁあたしもそうしようかなぁと思ったんだけどねぇ作者が 『モカちゃんが彼女になるとかありきたりすぎるからモカちゃん自身にさせたほうが面白くない?そのほうが小説の話も作りやすいし』と言ってねぇそれだから仕方なくこうしたんだぁ」
ふざけんな作者ぁ!お前の小説づくりのために俺とモカちゃんの人生を犠牲にすんじゃねぇぇぇぇぇ!
「まぁまぁ落ち着いて~それに早く仕度しないと学校に遅れるんじゃない~?」
モカ神様の一言を聞き、俺は急いで仕度と朝食を済まし、家を出た。朝食を取りながら俺はあることに気が付いた。モカちゃんのお母さん顔から上がぼやけているのだ。まぁ2Dモデルが存在していないからこの世界にも反映されいるのだろう。さて、これからどうしようか。このままモカちゃんとして生きていく以上必然的に「青葉モカ」という一人の人間になりきっていかねばならない。と考え事をしながら歩いているとモカちゃんの記憶の中にある待ち合わせ場所にたどり着いていた。
「おはよ、モカ」
一番乗りで来ていたのだろう蘭ちゃんが声をかけてきた。よーしちょうどいい。蘭ちゃんでモカちゃんなりきりを試してみよう。
「蘭~おはよ~ねぇねぇ~今日も山吹ベーカリー寄っていい~?」
「はいはい」
よし何とか蘭ちゃんにはバレなかった。この調子でやり過ごそう。
「そういえば今日練習何だけどギターは?」
...え?今日練習?しまったー!朝のことでドタバタしてたからスケジュールとかの確認忘れてたー!
「あ、あははモカちゃん朝寝坊しちゃって忘れてきたみたい~」
「じゃあ取ってきなよ今から戻れば間に合うでしょ?」
「あ、あいあいさー...蘭は先に山吹ベーカリー行ってて~」
俺は急いで家に戻り、ギターを取りに行った。幸いパンは蘭ちゃんがモカちゃんがいつも食べているものを選んで買ってくれていたため学校には間に合った。さぁ、ここからが本番だ。俺のモカちゃんとして過ごす1日が始業のチャイムと共に今始まる。
次回予告
「ついに始まったモカちゃんライフ。だが、簡単には済ませてくれないようだ。迫るトイレの試練、そして次々に現れる関係者との会話。
いったいどうなる!?」
第2話をお楽しみ!