一般バンドリーマーだったはずの俺がある朝目覚めたら最推しになっていた話 作:小説家やっさん
今回は料理対決導入編です。
本格的な対決は次回になります。
俺がモカちゃんになって初めての休日がやってきた。もうすぐ中間試験が近い為Afterglowの皆でお泊まり会兼試験勉強会を行うことになり、俺はお泊まり会の会場となった。蘭ちゃんの家に向かっていた。なんでも今日と明日は蘭パパは華道の展覧会があるため長野まで行っており、蘭ママもお泊り会をするならと気をきかせてくれたようで実家に帰っているらしい。
「そういや、蘭ちゃんの家ってバレそうになった時の帰りに家の前まで来たことあったけど、中には入ったことないんだよなーやっぱ華道の家元だしでかいんだろうなー」
途中コンビニで勉強の合間に食べるためのお菓子やジュース類を購入し、蘭ちゃんの家の前までやってきた。
「.....改めて来るとやっぱでけーんだな蘭ちゃんの家。こんなデカさの家元の世界でもほとんど見たことねーよ」
蘭ちゃんの家の大きさに驚いていると正門らしき扉から蘭ちゃんが出てきた。
「モカ、そんな所に立って何してるの?」
「いや~改めて蘭達も家って大きいな~って思ってただけ~」
「ふーん。まぁいいや早く入りなよ巴達来てるから」
「お邪魔します~」
中に入ると立派な池や松の木が植えられており、これぞ屋敷という風景が広がっていた。ガルパもこの風景使って蘭ちゃん家表現してくれねぇかなーまぁ無理な話だけど。
蘭ちゃんに案内され、一緒に部屋に入ると俺より先に来ていた巴達が各々テスト勉強をしていた。
「おっモカ、ようやく来たかぁー!お前が最後なんて珍しいじゃん」
「ふっふっふっ~モカちゃんが最後になったのはちゃんと理由があるのだよ~じゃじゃーんお菓子とジュースだよ~」
「わー!ありがとモカ~!ちょうど頭使いすぎてお腹空いてたんだよ~!」
「ひーちゃんはだめ~」
「もー!なんでー!」
と茶番を挟みつつ俺も机に座り勉強を始めた。教科は数学だ。理由は簡単俺の苦手な教科だからだ。それに苦手な科目をやってわからない所を一緒に勉強している女の子に聞くのって憧れるじゃん?まぁ俺も今は女の子だけど。
そんなこんなで勉強を教えあっていたらあっという間にお昼の時間になっていた。
「そろそろ腹減ってきたなー何か作るか?」
「そうだね。母さんからは『自由に台所使っていいからね』って許可はもらってあるから皆で何か作ろうか」
ふむ皆で1品の料理を作るのも確かに楽しいかもしれない。だが、それじゃあ小説的に面白くない。ならばこうしよう。
「皆で作るのもいいけどさ~ここは1つ皆で1品ずつ作って対決というか食べ比べしてみようよ~誰かが作っている間は勉強も出来るし~」と俺は皆に提案してみた。
「モカ~!冴えてるじゃん!やろうよ!ねぇ蘭もそう思うでしょ?」
「えっう、うんいいんじゃない?」
「そうと決まればくじ引きで順番を決めよ~」
くじ引きの結果、ひーちゃん、蘭ちゃん、俺、巴、つぐの順番になった。そして各自作る料理を決めた後スーパーへ向かった。
こうしてAfterglow料理対決が幕を開けたのだった。
次回につづく。
次回予告
「勉強会の息抜きとして始まったAfterglow料理対決まずはひーちゃんのターンですが、解説のモカ神様どうでしょう?」
「ん~ひーちゃん甘いものばかり食べてるからな~味覚がおかしくなって不利じゃないかなー?」
「ちょっとー!2人ともひどいよー!よーし絶対見返してやるんだから!」
「次回勝つのは私だ!Afterglow料理対決(中編)お楽しみに!」