一般バンドリーマーだったはずの俺がある朝目覚めたら最推しになっていた話 作:小説家やっさん
ついに決着です。
さぁついに俺が料理する番がやってきた。前回言ったように俺が作るのはモカちゃんらしくサンドイッチだ。用意するものは卵、レタス、トマト、ベーコン、そしてサンドイッチになくてならない食パンだ。この材料を見てもらえればわかる通り今回俺が作るのは王道中の王道BLTサンドと卵サンドだ。ついでに耳を使ってラスクでも作ろう。
まずは卵サンドを作っていこう。あ、俺が今回こんな簡単なものにしたのは料理上手そうな娘が多いからってのが本音だからなのと描写が楽だからなそこんところよろしくな。
さぁ気を取り直して卵サンドを作ろう。卵を3個ほど茹でゆで卵にした後、ボウルにゆで卵、マヨネーズを入れ、均等に味が付くように混ぜていく。味見をして味がついていることを確認したらからしを少々入れ、からしマヨネーズ風に仕上げていく。これで具のほうは完成だ。そしてあらかじめ耳を切っておいた食パンに挟み、三角に切って完成だ。BLTサンドはベーコンを塩、コショウで軽く味付けしたものをカリカリに焼きあげておく。ベーコンが焼けたら、レタス、スライストマト、焼いたベーコンの順に乗せ、からしバターの塗られたパンで挟めば完成だ。ラスクの作り方はめんどくさいので省略しておく。
エントリーナンバー3青葉モカ(相原漣)作卵サンド、BLTサンド、ラスク
さて、俺用の物を食べた限りなかなかうまくできた気がするが果たして。
あーなんか皆の表情びみょー!
「うん。美味しいは美味しいんだけど....」
「蘭とひまりの食べたら...なぁ?」
「で、でも!素材の味は活かされてるから気にしなくても大丈夫だよ!」
ありがとうつぐ。そうフォローされるだけでも報われるよ俺の料理が。案の定結果は29点。つぐと巴のどちらかが俺の点数を下回らなければ俺の最下位は確定だろう。
そんなこんなあって巴の番がやってきた。ひーちゃんが料理を始める前に何やら下処理らしきことをしていたようだが.....取り出したのはタレのような物につけられている鶏肉だ。これは....唐揚げか?そろそろ主菜が欲しいところだった為皆期待している様子だった。だが、出てきたものは期待を大きく裏切るものだった。
エントリーナンバー4宇田川巴作鳥の唐揚げ?
机の前に出てきたものは唐揚げのような黒い物体だった。多少焦げが多いならともかく目の前にあるものは完全に炭そのものだった。その見た目に皆も巴も苦笑いするしかなかった。
「ま、まぁ見た目はあれでも美味しい物ってあるしと、とりあえず1つ貰ってみるね~」とひーちゃんが橋を伸ばし口にする。
「やっぱむりー!これ食べられないよー!焦げすぎて苦いー!」
まぁそうなるよねというような顔でつぐも蘭ちゃんもひーちゃんの様子を見ていた。だがこのまま巴に悲しい思いをさせるわけにもいかない。俺は賭けに出ることにした。
「まぁまぁともちんがせっかく作ってくれたんだし皆も食べようよ~苦いだけで割りといけるよこれ~」
半分本当で半分嘘だ。正直トイレで戻したいくらいのひどさだ。
てなわけで巴は察しの通り15点という俺を下回る点数になった。
そしてついにつぐの出番がやってきた。作るのはもちろんデザート。これはかなり期待できるだろう。
エントリーナンバー5羽沢つぐみ作チーズケーキ~フルーツソースを添えて~
で、出来上がったのがこのチーズケーキである。タルト生地にブルーベリーやイチゴなどのソースがケーキにかかっており、彩りが豊かである。それでは食べてみよう。あ、これうまい。ひーちゃんのも蘭ちゃんのも越える美味しさ。やっぱ喫茶店で働いているだけはあるよねつぐ。
「おいしー!つぐ!もう1個ちょうだい!」
あまりの美味しさにひーちゃんもこれである。あぁ太ったな。
結果は蘭ちゃんの時と同様満点だ。つまり、蘭ちゃんとつぐの同率1位というわけだ。
「あー楽しかった。また皆で料理対決しようね!」
「それはテストが終わってからね。」
「もー!蘭ってば嫌なこと思い出させないでよー!」
こうしてお泊まり会から始まった料理対決は幕を閉じたのだった。
次回予告
「ついにやってきた。夏休み!ってつぐが誰かとお出かけらしい。相手は紗夜さん!?よーし暇潰しに尾行してみるか!」
次回「夏だ!さよつぐデート尾行大作戦!」