アムロ頼りなんだよ!   作:にわかガンダムだがしかし

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 なんだろ、思い描いたものを文字にするって難しいですね。


余計な電波を受信したアムロは苦戦する

 

 連邦側のコロニーサイド7に怪しい動きを何らかの形で察知したジオン公国軍とある部隊は自軍の保有するMS、頭部のモノアイに左肩の3本のスパイク、右肩には逆L字型のシールド、および各部の動力パイプが特徴的で緑色主体のカラーリングが施された主力量産型ザクⅡの複数機がサイド7に偵察を目的として侵入するも、一人の勝手な行動が偵察から戦いに変わり、サイド7に住まう人々にとって惨劇を作り出すことになる。

 そんな戦火が広がっていくサイド7に住む少年アムロ・レイは、戦火に巻き込まれ目の前で幼馴染のフラウ・ボゥの両親や他の人々の死を直に見てしまいながらもアムロは、フラウ・ボゥに逃げるようにと叱咤し、自身は憎しみや様々な感情が複雑に混ざり、それらをぶつける様にガンダムに乗り込むのだった。アムロは道中偶然拾っていたガンダムのマニュアルを駆使してガンダムを操り、ザク一機を素人ながらではあるが、ガンダムに搭載されている白兵戦用武器、ビームサーベルで破壊するもザクの爆発によりサイド7は多大なる被害を受ける中アムロは、残り一機のザクに苦戦を強いられることになってしまう。

 

 

 

「モビルスーツのエンジンをやれば、サイド7もやられちゃうかもしれない。ど、どうすればいいんだ?」

 

 

 デニム曹長が操るザクは原作同様の動きを見せ、突進してくる。

 

 

「どうする?コックピットだけを狙えるのか?」

 

 

 なお迫りくるザクに身構えるアムロ。

 

 

「こんどザクを爆発させたらサイド7の空気が無くなっちゃう」

 

 

これまた原作の通りなら、ビームサーベルでコックピットを一突きで終わるのだが、とあるあほな子の電波をアムロは否応もなしに受信してしまい原作とは異なる動きをしてしまう。

 

 

「女の子の声?頭から直接聞こえてくる、っ!?今は目の前のザクに集中するんだアムロ!」

 

 

 突然、アムロ、アムロと一定の音色で女性の静かながらも声は頭に響き、それに驚いたアムロは目の前まで迫ってきたザクに攻撃ではなく避ける選択をとってしまう。

 

 

「このままじゃダメだ、冷静に、冷静なるんだ」

 

 

 アムロはそう自分に言い聞かせるように言葉を使い、ガンダムをザクから一旦距離を離す。それを見たザクは先程よりも慎重に詰めてくる。

 

 

「さっきのチャンスを生かせなかったのは痛いな、どうする?」

 

 

 ザクは冷静さを少しは取り戻したのかさっきまでの単調さが無くなり攻めあぐねてしまうアムロ。こんな状態でバグリ散らかしたラジカセのごとくアムロ、アムロと今現在進行形で頭の中で女性の声が響き続けるアムロは、不快感といったものは抱かないが確実に精神に負担が掛かっているのはまず間違いないだろう。

 

 

「今の僕じゃコックピットだけを狙うなんて芸当は無理だ。この声どうにかならないのか?」

 

 

 声が聞こえなくなることは今のところないだろう。彼が気絶から復活するまでは。

 

 

「そうだ!頭か腕か足でもいい、相手の動きを封じれば降参か機体を捨てて逃げてくれるはずだ」

 

 

 素人な発想ながらも覚悟を決めたアムロは、操縦桿を強く握りしめてガンダムをザクに向けて走り出させる。ビームサーベルが届く間合いまで近づいたアムロは手始めに足を狙う為に姿勢を低くしてビームサーベルを振るう。

 

 

「うぉおおおー!」

 

 

 気合いと共に振るったビームサーベルはザクが何かを読み取ってかなのか、数歩後ろに下がってしまい、ザクの左足の部分を若干切る程度に終わってしまう。そしてザクは姿勢が低い状態のガンダムに対して好機ととり、ザクは突進を仕掛ける。ガンダムはザクの突進をあっさりと受けてしまい後ろから倒れてしまい、アムロに強い衝撃が襲う。

 

 

「うわあああー!?」

 

 

 ザク・マシンガンを捨てたザクは、ガンダムを確実に屠るためにヒートホークを取り出し、大きく振りかぶる。

 

 

「もうダメだ…僕はこんなところで死ぬのか…っ」

 

 

 今、アムロの感情は恐怖で埋め尽くされていた。この現状に対して抗うことができずに諦めが頭の大半を埋めてしまい涙を流しながら強く目をつぶる。不思議と頭に響き続けた声は聞こえなくなり、それが恐怖を加速させ体全体が震え、声にならない音だけがコックピットに小さく響き渡る。

 

 

「……なんで?」

 

 

 いつまで経ってもザクのヒートホークに自身のコックピットが切られることもなく数分か数秒かは分からないがしばらく経ってもなにも起きないことに痺れを切らしたアムロは恐る恐る目を開けるとそこには。

 

 

「はっ⁉…君はいったい?」

 

 

 アムロの目の前には半透明な少女が緑の光を漂わせ確かな存在感を放ちながらガンダムのコックピット内に浮きながら存在していたのだ。アムロの声が先程聞こえたからなのか少女は閉じていた目を開きエメラルドグリーンの瞳でアムロを見る。

アムロはこの幻想的な光景に声を発することができずお互いが喋ることはなく静寂に包まれる。

 

 

「……………」

 

「……………」

 

 

 少しの静寂の後少女は、一瞬頭を振った素振りを見せると、顔をアムロに向けてにこやかな笑顔である言葉を口にする。

 

 

「初めまして、アムロ」

 

 

 …と。




主人公の名前を決めてない、どうしましょうかね。
家の犬にポロポロと食べ物をこぼしながら食べることからポロポロと名づけたのですが名前を考えるのは不得意なのでちょっと不安です。
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