切り抜きがバズり倒した翌日、二日酔いの姉さんと、姉さん担当のマネージャーさんがボクを交えて話していた
「いやぁ…実は
「
「どーすんのよ、やるの?」
「まあ…何か釈然としませんが…せっかく描いてくださったものを無下に出来ませんから…このキャラクター…宇多田音士朗の声…させていただきます」
「よかった、あー…後キャラクターの名前なんですけど」
「わかってます、名前が士朗な時点でわかってます、しかも設定もなんですかコレ、未来人設定だし、姉を声を変えながら陰ながらサポートする執事の様なものって、狙ってるじゃないですか!」
「いやぁ、流さんの声がロリボイスなせいで余計と設定が似てしまったと」
いや…確かに士朗の義理の姉はロリだけど、別にサポートとかしてないんだけど…まあいいか
「基本ボイスは決まってて、気を抜いた感じの時に素の声にする、他は時と場合によりけり…と」
「そんな感じで大丈夫です、ずっと声真似すると喉が心配ですから」
「それはありがたいです、でしたら配信も声に似せたものをしていく感じでいいですか?」
「そうですね、その方がリスナーもイメージしやすいかと」
「うわぁ…トントン拍子に決まっていく」
「そう言えば、流さんとコラボする時は介護要員でお願いします、先日の一件がありますから」
「わかりました」
「くっ…姉より優れた弟など」
「姉さん…諦めなよ」
多分現時点だと家事スキルも姉さん負けてるけど…大丈夫かな、そうだ
「時期を見て料理配信もしようかな、色々出来そうだ」
「なら初の料理は勿論」
「「オムライス」」
「仲良くなりすぎじゃない? マネージャー」
「気のせいじゃないかな? まあ姉さんがネタ方面で疎いって感じだけど」
「ぬぅ…まあいいわ…頑張んなさい」
「ありがとう…姉さん」
まあそれはさておき、配信日時も決めて、公式アカウント作って、新人として呟いて…いざ!
「待たせてすまない、私は宇多田音士朗、未来に安心して帰る為、不祥の姉をサポートするために過去に来た」
【某猫型ロボットで草】
【最早執事】
【切り抜きで似てる似てると思ってたけど…すげぇな】
【デビューおめでとう!】
「概ね好評で何よりだ、さて…テンプレートですまないが…タグを決めねばならなくてね、配信、ファンアートを決めたいのだが」
【今日の大和男子七変化】
「七変化どころではないのだが、と言うより長いな」
【時を駆ける執事の息抜き】
「サポートはするが執事ではない」
【時を駆ける弟の報告】
「時を駆けるをどうしても使いたいか?」
【うん】
【残当】
【たりめぇよぅ】
【当たり前なんだよなぁ】
【自分の紹介見ろ定期】
「確かに…そこに関して反論は出来ないのだがね」
【今日の鵺】
「鵺…鵺と来たか、確かに日々声の練習はしているが…面白い…配信タグは今日の鵺だ、声を真似るのは日々の練習あるのみだからな、次はファンアートなんだが…既に10件以上要望を送るのをやめないか、追いきれん…だがこれはいいな、今回の鵺をファンアートにする、些かタグが被り気味だとは思うがね」
【まるで鵺の飼育観察なんだが】
【尚飼育されているのは姉な模様】
【姉…飼育…未来から来た弟…ハッ! 閃いた】
【通報した】
【通報した】
【通報した】
「おや…非国民が居るようですね」
【急に声を変えるなビビる】
【犯罪を暴かれた黒タイツみたいになる】
【ブタ箱は嫌だ、ブタ箱は嫌だ、ブタ箱は嫌だ】
「ほう…務所暮らしは嫌か…わかった…アズカバン」
【草】
【草】
【急にネタを混ぜるな】
【日本の刑務所に入れたくないので、まず通常の方法では脱出不可能な所にぶち込む鬼畜の所業】
「後は始まりと終わりの挨拶…か、声によって変えていいかな?」
【あー、面白そう】
【この声だとどんな始まりと終わりになるのか楽しみだからアリ】
【有り有りの有り】
「了解した、回によって変えていれば切り抜きもしやすいだろう」
【寧ろ配信する度に新しいのだからまとめがしんどいのでは?】
「ふむ…なら2…3ヶ月に一度変えるか…まあ元ネタに近付ける形になるが…まあそれなら大丈夫だろう…声が増えなければ…だが」
【今ニヒルな笑みが幻視出来た】
【想像余裕でした】
【本当に似てる】
「おや…もう時間かね…それでは…今日のところはこれまでにしよう」
【おっ…挨拶か】
【ワクワク…ワクワク】
【全裸待機】
「服を着たまえ…服を…まったく、それでは…そうだな、行ってらっしゃいませ…ご主人様」
【アカン…死ぬぅ】
【俺氏…不覚にもドキッとした】
【心臓が持たない】
【こ…これが後2、3ヶ月聞けるのか…録音しなきゃ】
ーーー配信が終了しましたーーー
「こんな感じでいいかな? 姉さん」
「んー、まあまあかな、ちょっと配信に関係無いみたいなタグだったけど…名前に掠りもしてないし」
「まあ…見てくれた人が考えてくれたものだから」
「いい顔してるわよ…アンタ」
「そう…かな?」
「最近つまんなそうにしてたから、いい気分転換になるんじゃない?」
「そう…だね、ありがとう…姉さん」
「それはもう聞いたわよ、頑張んなさい」
「それはもう聞いたよ」
あぁ…そう言えば…最近あんまり…人と笑いながら話してなかったなぁ
「さて…次の配信の予定考えるか」
なんか…楽しいな
うん…下手だとは思います、ただの流れに乗っただけのド素人ですが、お読みくださり…ありがとうございます