そこから初めて彼と出会う
そして、自分のやった事の良さを認めた瞬間
『泣いてもいいよ。思いっきり泣きな』と書き込む私
どうでもいいような一言の文章に首を傾げながら私は、
投稿ボタンをタップした。
【ピコーン……、ピコーン】鳴り止まないアプリからの通知音
「うるさいなぁ……何、さっきからさ。」と呆れながらアプリを起動した私。
【あなたのトークに○○さんがトークを入れたよ】
その通知だけで30件は優に超えていた。
「うわぁ……」私は唖然としてしまった。
確認のため、その機能をタップし聞いてみることにした
耳に入るのは多種多様な人の声。男性の声や女性の声その中から低い声や高い声どれもいいなぁと聞き入ってしまった。
気がつけば、夜も更けていた。
私は、ハッと驚き眠りについた
---翌日
【ピコーン……】と携帯の通知でアプリを確認すると
前日よりも数字が跳ね上がりトータル70件以上の声が入っていた
「なんでこんなに?……ん??……は??」驚くのも当然だ。
その機能には、ランキングがあることも自分の文章が1位であることも知らなかったのだから。
「そんなことあるの??……ビギナーズラック??」不思議と焦りが重なった私はどう反応していいか分からなくなっていた。
その時私は、初めて人のことをフォローすることも知った。
「fanボード……あー、書き込みか。一言挨拶だけしておこう。えーと、【ご参加ありがとうございました。ファンポチさせていただきます。】っと。」書き込む完了ボタンをタップした。
このやり取りから、初めて彼を知るきっかけとなった。
そして配信はスタートした。聞いてくれる人は少なかったけれど、誰かに聞いて欲しくて黙っているつもりもなくて話してしまった。
【よかったじゃん、おめでとう】そうリスナーからコメントを貰った時は嬉しくて自分自身も喜んだ。
そして……ここから沢山の出会いが私を待っていた。
---翌日
私は今日1日何も無いからと、配信をスタートさせた。
人は相変わらず少ないけれど、それでもいつものように話を進めていた。
すると、あるコメントが流れてきた。
【○○さんが入室したよ】
「えーっ!!嘘でしょ?!」って驚きが隠せず声に出してしまった。
前日にfanボードに書き込みをした人が配信に来てくれたのだった。
驚きすぎて、あたふたする私に彼は【大丈夫ですか?】とコメントがきた。
私も何を話していいか分からず「あ、すみません何を話していいか分からなくなってしまいました」と思わず言ってしまった。
来てくれた人に【笑った】っと言われてしまった。